COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.10.04注文住宅
沖縄注文住宅での平屋人気はなぜ?住人が教える3つの魅力
多くの人が沖縄の注文住宅で「平屋」と聞くと、赤瓦屋根と漆喰の昔ながらの沖縄の家をイメージする方も多いですよね。沖縄では今も、注文住宅において平屋は人気です。
特にお家兼、カフェや沖縄そば屋さんなどの飲食店を営む、もしくは民泊事業などの宿泊施設を伴う沖縄の注文住宅においては、平屋で沖縄風の家屋を設計するケースが多く見受けられます。
一方、一般的な沖縄の注文住宅において平屋は、あまり物を置かないスタイリッシュなデザインに長けていたり、その住み心地の良さが再び評価されている側面があります。
そこで今回は、沖縄の注文住宅において平屋がなぜ今人気なのか、平屋に住む住人が3つ魅力をお伝えします。
沖縄注文住宅での平屋人気はなぜ?
住人が教える3つの魅力
開放感あふれる家になる
沖縄の注文住宅では平屋は階段が必要なく、また二階建てなどより構造的に必要な柱や壁が少ないため、広々とした開放感あふれる家になります。
このリビングを広く取ることができるなどの解放感、間取りの広さが沖縄の注文住宅において平屋の大きな魅力です。特に親族に一同が集まる沖縄で、大勢の親族が収まる家を求めている場合には、平屋は便利かもしれません。
【 沖縄注文住宅での平屋の魅力☆解放感 】
★ 二階部分がない分自由度も高く、天井を高くしたり、大きな窓を複数つけたりすることも可能です。平屋に個性があったり、スタイリッシュな家が多いのは、このためではないでしょうか。
→ また、沖縄の注文住宅のなかでも平屋造りは風通しがよく、新鮮な空気を循環させることができるため、夏場などの環境の良さも魅力です。
親族が一同に集まりやすいことが、沖縄の注文住宅での平屋の魅力とお伝えしましたが、それは家族に対しても同じことが言えます。沖縄の注文住宅で平屋を選ぶことで、開放された空間は家族のコミュニケーションの場を増やすことにも繋がります。
二階建ての場合、間取りによっては帰宅後も家族と顔を合わせずに、二階の自室に戻るお子さんもいるのではないでしょうか。
お子様とのコミュニケーションや日々の変化に素早く察知する環境を求めるのであれば、沖縄の注文住宅で平屋を選ぶことで、家族同士が顔を合わせて話す機会が自然と増えます。
バリアフリーを考えた設計にできる
沖縄の注文住宅で平屋を選ぶ方々には、定年退職を終えたシニア世代夫婦の家も多いです。これは、沖縄注文住宅において、平屋の階段のない水平移動のみの住宅が、バリアフリーなデザインに適しているからです。
また、シニア世代に便利なバリアフリーの家と言うことは、未就学児のお子様にも適していると言えます。ですから子育て世代が選ぶ沖縄の注文住宅でも平屋人気が高いです。
【 沖縄注文住宅での平屋の魅力☆バリアフリー 】
★ 沖縄の注文住宅で平屋を選ぶなら、階段を設ける必要がありません。階段の上り下りはシニア世代にとっても足腰の負担が軽くなるばかりではなく、階段は事故に繋がりがちですよね。
→ 狭小住宅などでよく見られる段差の大きい階段は、小さなお子さんのいる家庭では心配な場所です。また、腰痛持ちのお年寄りにとっても、上の階への移動は苦痛を伴うものになります。
その点、沖縄の注文住宅において平屋では危険な階段はなく、他の段差を取り除くことで、バリアフリーの設計にできます。
これは障害を持った方や、要介護者、車いすでの移動が不可欠な人にとっても、大変便利な作りです。
【 沖縄注文住宅での平屋の魅力☆将来まで想定 】
★ また、現在子育て真っただ中でない方々、働き盛りの世代においても、30年から35年・45年…と、各金融機関で利用できる住宅ローン商品の条件において、支払い可能期間が延長するに伴い、将来まで見据えた家・間取りが選ばれるようになりました。
→ そのため将来まで考え、身体に不調をきたすことを想定して、終の住まいを考える若い世代が、ぴったりな沖縄の注文住宅として、平屋を選ぶ流れが起きています。
災害に強い家になる
沖縄の注文住宅において平屋は、二階建ての住宅より災害に強いという利点もあります。建物の高さが高いほど、地震や台風による揺れの影響を受けやすいです。
これはもともと、昔ながらの沖縄の家屋にも表れていますよね。低い重心の平屋で台風から家を守る風習がありましたので、沖縄では「低い屋根の平屋の家」は、ある意味馴染みが深いです。
【 沖縄注文住宅での平屋の魅力☆災害に強い家 】
★ 沖縄の注文住宅において平屋と言えば「災害対策」ではないでしょうか。平屋のなかでも高さがあまり無い、建物全体の重心が低い家屋が特徴です。台風の多い沖縄において注文住宅の平屋は、安定性が高く災害に強い家と言えます。
→ 一方、沖縄でも注文住宅で平屋を選ぶ弱点として、洪水などによる浸水がありましたが、最近の家は建物を地面から浮かせて作られる設計が増えました。そのため、浸水の危険性も改善されつつあります。
海に囲まれた島の県、沖縄においては、浸水・洪水による被害を懸念するのならば、まずは家屋を建てる場所に注意を払った土地選びが何よりです。盆地を避け、水の排水環境をチェックしてから土地を選んでください。
台風の多い沖縄では、どのエリアでも「ここはいつも浸水する!」と言う場所があるのではないでしょうか。地元密着型の業者や、地元の人々に確認をすると分かりやすいですので、確認をしてみてください。
それでも、近年の異常気象による大雨や、毎年勢力を大きくしている台風は、日本全国に災害級の被害をもたらしています。
近い将来更なる災害が発生する危険性も考え、災害に強い安心な家を建てる配慮は大切です。
沖縄の昔ながらの家を再現
実は、近年沖縄の注文住宅で敢えて平屋を選ぶ人々のなかには、昔ながらの赤瓦&漆喰の壁を施した、さらには屋根にはシーサーと言う、昔ながらの家の再現を望む声も増えました。
これは温故知新・原点回帰とも取れますが、人生100年時代や副業が推進される現代において、現役世代の副業の促進による、仕事場兼住まいとしての要望が大きいです。
沖縄に住んでいるからには、沖縄を売りにして副業をしたい人々が多い為、後々仕事場としても利用することを考えて、訪れる人々に沖縄ブランドを提供する意味合いがあります。
【 沖縄の注文住宅での平屋の魅力☆沖縄家屋 】
★ 家の一部をお店にして商品などを販売する、事務所を設ける、もしくは定年退職後を見据えて、後々のスペースとして検討する場合も増えました。
→ ただし、沖縄注文住宅の中でも赤瓦+漆喰の家はより特別です。赤瓦も漆喰の壁も、その資材は通常利用するものよりも割高なので、コストも掛かる点は理解しておいてください。
ただし、沖縄風の家屋も拘りによって価格帯は幅が広くなりますので、まずは予算を決めて検討してみるのも、良いのかもしれません。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅で平屋を選ぶ魅力について、住んでいる人々からの評価が特に高い3つの項目をお伝えしました。
沖縄の注文住宅で平屋となれば、ついつい昔ながらの赤瓦の家屋を想定しますが、今では昔に比べ、家族構成や生活様式が大きく変わったため、コンパクトで無駄のない平屋が人気です。実際に、現代の生活に合わせた魅力的な空間ではないでしょうか。
また、沖縄の注文住宅で平屋を選ぶ場合、割と設計の自由度が高い点が特徴です。別荘が多いため、遊び心が加わることが多いためかもしれません。ですから、沖縄の注文住宅では平屋を選んで自由度を増し、オリジナリティあふれる自宅を作る人々も多いです。
おうちを建てる際には、ご家族と理想の住宅を考えながら、沖縄の注文住宅であれば、平屋という選択肢も加えてみてはいかがでしょうか。
★ 平屋は家族のコミュニケーションを促進することをお伝えしましたが、より家族の絆を深める間取りについて、「スマホ時代の沖縄注文住宅☆家族の会話が弾む間取り」でもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
沖縄で平屋を選ぶ魅力とは
・開放感のあふれる家になる
・バリアフリーを考える上でもぴったり
・地震や台風に強い家になる
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