COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.12.07注文住宅
沖縄の注文住宅に住んでみて失敗!便利に暮らす5つのポイント
沖縄の注文住宅は、価値観が変わったとされる現代においても、家族の夢を叶える存在ですよね。なかには、沖縄で個性的な注文住宅を海沿いに建て、別荘とすることで「優雅な人生」を満喫すると言う声も見受けられます。
それぞれの想いを形にしながら、住まいを作っていくことはとても幸せなことです。出来上がっていく図面を見ながらワクワクし、実際に建っていく工程を見ながら夢を膨らませていく時間はとても幸せな時間ですよね。
そんな夢を形にする沖縄の注文住宅ですが、ちょっとしたところでここは失敗したな、と思ってしまうことがあります。
そこで今回は、先輩たちのちょっとした失敗を参考に、沖縄の注文住宅で便利に暮らすためのポイントをお伝えします。
沖縄の注文住宅に住んでみて失敗!
便利に暮らす5つのポイント
コンセントは多いくらいがちょうどいい
沖縄で注文住宅を建てた方から意外と多く聞くのがコンセント問題です。
様々な便利家電が出てきており、家のいたるところでコンセントが必要になるケースが増えてきています。
特に最近はテレワークのためのPCや周辺機器のためにコンセントが必要になったが、近くにコンセントがないので、延長コードをつないでいるという方も多いのではないでしょうか。
【 沖縄の注文住宅☆コンセント 】
★ 便利に暮らすコンセントの配置ポイントとして、「快適に(ケーブル付きの)掃除機を掛けることができるかどうか」をイメージしてください。一般的な目安としては…、
・6畳以下 → 3つのコンセント口
・6畳から8畳以下 → 4つのコンセント口
・8畳から10畳 → 5つのコンセント口
※ 多くはひとつのコンセント口に2~3個の差し込み口を備えていますよね。ですから、6畳から8畳以下のスペースには(4つのコンセント口×2つの差し込み口として)8つ以上の差し込み口が備えられていることになります。
さらに意外に多い失敗例として、コンセント口はあらゆる箇所に設置したものの、家具の配置を計算していないケースです。「せっかく設置したコンセント口が家具の裏になってしまった!」などの失敗例も見受けられます。
このように、ついつい忘れがちなコンセントの計画ですが、どのように家で過ごすかをイメージしながら計画するようにしてください。
そして、「もしかしたらいるかな?」と思うところには設置しておくことをおすすめします。
収納も多くて困ることはない
沖縄の注文住宅では、スッキリとした広い空間を求める家庭も多いため、収納が二の次になりがちですが、「スッキリと暮らす」ためには、収納力こそこだわって、片づけやすい空間を作ることが先決です。
何十年も住むことになる沖縄注文住宅ですから、今の暮らしだけを想定せず、未来まで見据えた収納計画がポイントとなります。
特に子どもが産まれたことをきっかけにした沖縄での注文住宅建設の場合、家族の成長や変化によって大きく荷物の量が変化することを意識してプランニングを進めてください。
子どものいるご家庭では、どんどん物が増えていく傾向にあります。
【 沖縄の注文住宅☆収納計画 】
★ 未就学児~小学生までは、家族と一緒の空間で過ごすことに安心感を覚える子どもが多く、何かとテレビの前やリビングに物が散らかりやすいです。
→ 設計時点では子ども部屋に子どもの収納をまとめる傾向にありますが、大人と違い子どもは少しの手間が入ると、なかなかスムーズに片づけをしてくれません。
※ そこでおすすめの収納計画として、リビングスペースに見た目にもスッキリと見えるような、内蔵型の収納スペースを設けるプランニングです。
…例えば、リビングの壁際に組み込まれたような収納庫を設けることで、子ども達はひとつのアクションで片づけができますし、両親としても、見た目にもスッキリとしてストレスが掛かりません。
断捨離が得意な方でも、子ども関連の道具は思い出が詰まっており、なかなか処分ができないものではないでしょうか。
家を建てる時を基準にするのではなく、将来を基準にして収納を考えるようにしてみてください。
トイレの場所は意外と大切
沖縄の注文住宅におけるトイレは、とても特別な役割を担っています。家の中あって、さらにプライベートな空間であるトイレは、その位置にも気を遣うべきです。
ポイントは義理の両親や親せきなど、寝泊りしたり長居する可能性も高いようなお客様がいる空間でも、気兼ねなくトイレができるかどうか…、をイメージしながらプランニングを進めてみてください。
【 沖縄の注文住宅☆トイレの位置 】
★ 特にリビングやダイニングなど、人の集まる空間のすぐ近くに設置されたトイレではプライバシーが確保されにくいので、せっかくのプライベート空間が落ち着かない空間になってしまいがちです。
→ 女性には音を気にする声も多いですよね。
※ 洗面台空間に扉を設け、さらにそのなかにトイレを設置して、ここにも扉を設けるなど…、二重の扉を閉めることができるような設計をすると、女性からの評価が高い傾向にあるので検討してみてはいかがでしょうか。
このように、特に思春期を迎える子どもがいる家庭などでは、意外にもトイレの位置が重要な要素になります。
人の集まる場所から少し離れた位置に設置して、安心できる空間にしてあげることが大切です。
外で水を使える場所を確保する
沖縄の戸建て注文住宅のメリットは、外で自由に水を使えることではないでしょうか。
車をお持ちの方は洗車に使ったり、草花を育てるのが好きな方は毎日の水やりを行ったりと、意外と外で水を使う場面は多いものです。しかし、いざ使おうとすると駐車してある車が邪魔になったりもしますよね。
【 沖縄の注文住宅☆外の水場 】
★ 沖縄で注文住宅を建てる際には、駐車場ともう1か所、庭やバルコニーといった外で水を使える場所を確保しておくことをおすすめします。
→ そうすることによって、車を移動させなければならないようなストレスなく、汚れ物を洗ったりできるので日々の生活が便利になるでしょう。
2020年の新型コロナ到来により、庭や玄関口にシンクを設ける設計も急増しました。今後、新型コロナ感染予防対策として、ポイントが付加されるとの情報も発表されましたので、屋外の水場を検討してみてはいかがでしょうか。
窓の位置は周りを見てから決める
沖縄の注文住宅では窓の位置にも気を付けなければなりません。
建物の外観を図面だけでチェックしていると、窓を開けたらお隣さんの窓が目の前だったということが残念ながら頻繁に起こっています。
間取り上ある程度重なってしまうことはありますが、お隣さんの窓が目の前に来てしまうと自分がその窓を使えないどころか、お隣さんにも迷惑がかかってしまいますので、意外にも注意すべきポイントです。
【 沖縄の注文住宅☆窓 】
★ 沖縄の注文住宅を計画する際は敷地だけではなく、周囲の建物がどのような形状をしているか・どこに窓があるかをしっかりと確認してから、間取りを落とし込むと使いやすい窓を設計することができるでしょう。
→ どうしても人目に付きやすい方向に窓を設置しなければならない場合には、目隠しになるようなサッシを設けるなどの方法もあります。
また、沖縄の場合には夏場の西日にも注意をしてください。せっかく広く解放感のある窓でも、沖縄の強い西日が入るような窓では、部屋中が一気に暑くなるために、毎日閉め切らなければなりません。
また、壁一面の大きな窓も憧れの沖縄注文住宅ではあるのですが、窓が大きくなればそれだけコストが掛かりやすくなりますので、この点も意識して進めることをおすすめします。
せっかく大きな窓を設置しても、今度はカーテンがオーダーメイドになるなど、意外にも何かとコストが掛かりやすくなるのが、大きな窓です。
いかがでしたでしょうか、今回は生活に便利な沖縄の注文住宅を建てるポイントをお伝えしました。
せっかく建てる沖縄の注文住宅ですから、夢を叶えながらも、便利な暮らしが両立する家を建てたいですよね。
設計士さんや住宅業者の担当者の方々と相談をすることはもちろんなのですが、彼らは実際に自分達が建てた家に暮らしているとは限りません。
ですから、イメージしているような家に住んでいる隣人や知人の他、ホームページなどを活用して、実際に沖縄で注文住宅を建てた人々の経験談を聞きながら、イメージするとより安心ではないでしょうか。
★この他の失敗談などについては、別記事「沖縄で注文住宅を建てる☆実はデメリットが多い間取りとは」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
便利に過ごせる注文住宅を建てるポイント
・最近の住宅はコンセントを多用する
・便利な暮らしは収納から
・トイレのプライバシーは家族であっても大切
・戸建て住宅のメリットは外で水が使えること
・実用的な窓を設計する
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