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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.10.25注文住宅

【沖縄の注文住宅】海辺にラフライフ☆ウエストコーストスタイル

【沖縄の注文住宅】海辺にラフライフ☆ウエストコーストスタイル
沖縄の注文住宅で人気のスタイルと言えば、海沿いに似合うウエストコーストスタイルですよね。カリフォルニアスタイル、サーファーズスタイルとも言われるように、サーフカルチャーが発祥です。
 
本場カリフォルニアのウエストコーストスタイルでは、大きな開口からウッドデッキが繋がり、海と一体化したような造りが多いのですが、島国で海沿いも多い沖縄の注文住宅では、このようなカリフォルニアを彷彿とさせた家づくりも充分にできます。
 
今回は、沖縄の注文住宅で最も人気が高いスタイルとも言える、海と一体化した暮らしを実現するサーファーズカルチャー、ウエストコーストスタイルを演出するポイントをお伝えします。どうぞ参考にしてください。
 

【沖縄の注文住宅】海辺にラフライフ☆
ウエストコーストスタイル

 

 

ウエストコーストスタイルを演出するポイント


ウエストコーストスタイルは、サーファーズスタイル、カリフォルニアスタイルとも言われる、アメリカ西海岸のライフスタイルをイメージしたスタイルです。
 
サーフィンなどマリンスポーツを愛する人々のライフスタイルが根っこにあるため、沖縄の注文住宅では設計段階から、海辺が見える大きな開口にウッドデッキを設けたり、沖縄注文住宅の外回りにシャワースペースを設置する事例も多い傾向です。
 
実際にマリンスポーツを愛する人々が多いため、実用的でもあります。
 
例えば、広いウッドデッキや土間玄関で、気軽にサーフボードを置くことができる、裏口から直接バスルーム(シャワールーム)へ繋がる、などの工夫です。
 
屋内のコーディネートとしては、下記のような特徴があります。
 

【 沖縄の注文住宅☆ウエストコーストスタイルのポイント 】
 
★ 海辺で暮らす、明るいヴィンテージテイストナチュラル志向の室内で、壁はDIYペイントで擦れた風合いを演出するなど、クラフト性も高い傾向です。
 
(1) アウトドア/サーフカルチャー 
 
… 室内や土間玄関など、沖縄注文住宅では一角にホビースペースを設けることも多く、ロングボードやスケートボードなどが、ラフに置かれている家が多くあります。
 
(2) 軽やかなヴィンテージ感
 
… 潮風にさらされて擦れたブリキやスチールのザラザラ感や、経年劣化で擦れたようなペイント、明るいヴィンテージデニムなど、軽やかで明るめのこなれ感が魅力です。
 
(3) マリンスタイルとの違い
 
… ウエストコーストスタイルはしばしばマリンスタイルと混同されますが、よりヴィンテージの多様によるこなれ感や、ラフさ、リラックス感が違います。
 
※ 具体的にはマリンスタイルはよりビビットなネイビーなどのモチーフを用いて、ダイニングテーブルなど暮らしの背丈が高い傾向ですが、ウエストコーストスタイルではソファー&サイドボードが多く、座高が低いインテリアを多用します。

 

沖縄の注文住宅では海岸沿いに多いため、大きな開口でビーチの風景を楽しむプランが人気です。そのため、リビング+ダイニングを、ぶち抜きの広い一部屋にして、ウッドデッキまで一直線に目線が届くような、伸びやかな空間演出が人気傾向にあります。
 

 

ウエストコーストスタイルを演出する素材


沖縄の注文住宅でウエストコーストスタイルを演出するなら、「軽やかなこなれ感(ラフさ)」をイメージして、明るい色のヴィンテージ素材を多く取り入れてください。
 
また、海沿いに建てる沖縄の注文住宅ですので、自然素材はもちろん相性が良いです。
 

【 沖縄の注文住宅☆ウエストコーストスタイルの素材 】
 
(1) 自然素材 … 天然木材や木綿、石などの他、革製品も似合います。
 
(2) スチール … 潮風にさらされてザラザラした質感のスチールは、よりラフさ、カジュアルさを演出してくれるうえ実用的ですので、スチールロッカーなど、アクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
 
(3) 古木 … 古材の床板やヘリンボーンのタフな床材、壁や天井の板張りにDIYでペイントをすると、擦れたペイントがカジュアルさを演出してくれます。
 
(4) ヴィンテージデニム … 明るいブルーのヴィンテージデニムソファーは、経年劣化のくったりとした良い味が魅力です。一気にこなれ感を演出してくれます。
 
(5) 植物(グリーン) … 観葉植物をソファー横などにアクセントとして差し込むと、南国ビーチらしくおすすめです。また、スパニッシュモスなどのエアプランツもラフさが引き立ち似合います。

 

ヴィンテージ家具ショップが多い沖縄では、注文住宅でもヴィンテージ家具を活用した、経年劣化を楽しむスタイルが人気です。
 
例えば、沖縄注文住宅に多いアメリカンヴィンテージブルックリンスタイルなどがあります。
 
ただ同じヴィンテージでも、例えばブルックリンスタイル(※)のような、深みのある風合いはあまり取り入れません。解放的でリラックス感のあるくったりとしたこなれ感(ラフさ、リラックス感)です。
 

(※)ブルックリンスタイルとは、マンハッタン近くの若いアーティストが集まる街、ブルックリンで産まれたアーティストカルチャーで、中古品(ヴィンテージ)を賢くオシャレに生活に取り入れる点では同じですが、赤レンガや黒スチールなど、より骨太でハードになります。

 

詳しくは別記事「【沖縄の注文住宅】中部で人気!ヴィンテージ風ブルックリンスタイル」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 

 

ウエストコーストスタイルを演出する色やフォルム


特に沖縄の注文住宅で好まれるウエストコーストスタイルでは、1960年代1970年代頃の「アメリカンミッドセンチュリーモダン」で見受ける、単純で素朴な曲線やラインが良く似合います。
 

【 沖縄の注文住宅☆ウエストコーストスタイルの色やフォルム 】
 
(1) 色(カラー) … 沖縄の注文住宅で人気の色は、色むらのある明るいブルーのヴィンテージデニム、薄めの経年劣化によりくたびれて濃淡があるキャラメル色ほどのブラウンなど、ヴィンテージ色です。
 
※ この他、自然素材に基づく色としてグリーンや海のブルー、石のグレイ、古木の茶なども似合います。
 
(2) フォルム(ライン) … 前述したような複雑な装飾のない、アメリカンミッドセンチュリーモダンで見られる、素朴でシンプルなフォルムと相性◎です。
 
※ 海など自然と一体化した、近代化されていない昔ながらの暮らしに基づいたスタイルなので、素朴なフォークアートで見受けるような、プリミティブなモチーフやラインもマッチします。

 

フォークアートは18世紀に多い民衆から産まれたアート作品で、民衆らしい素朴さやラフさ、親近感が魅力です。
 
同じように沖縄の注文住宅でも、エッジは少なく丸くて使いこなされたラフさ、カジュアルさが残るフォルムやライン、濃淡のある未完成な色目で、少し外してみてください。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の海辺で建てる注文住宅で要望の多い、ウエストコーストスタイルの住まいについて、演出のポイントをいくつかお伝えしました。
 
沖縄の注文住宅では「サーファーズハウス」と呼ばれるウッドデッキスペースの広い木の家も見受けますが、特に海沿いは台風や塩害も多く、現代に暮らすには少しの工夫が必要です。
 
そのため沖縄注文住宅で近年増えている、暮らしやすいシンプルなローコスト住宅の設計を基本にして、ウッドデッキや庭側のシャワールームなどを付加した、暮らしやすさを兼ね備えたウエストコーストスタイルのニーズが高くなっています。
 
実際にアウトドアスポーツを楽しむ人々に好まれる傾向ですので、沖縄注文住宅では家を小さくして広い庭を設けたり、趣味をメインとした設計が好まれる傾向です。
 

 
まとめ

ウエストコーストスタイルを演出するポイント

・アウトドア/サーフカルチャー 
・軽やかなヴィンテージ感
・ラフさとこなれ感がマリンスタイルとは違う
・自然素材
・ザラザラしたスチール
・古木
・ヴィンテージデニム
・植物(グリーン)
・シンプルで素朴な装飾のないフォルム

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