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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2020.08.10注文住宅

コロナ時代の沖縄に急務の書斎☆実態調査!隣の家はどうしてる?

コロナ時代の沖縄に急務の書斎☆実態調査!隣の家はどうしてる?
ウィズコロナ時代の今、沖縄では書斎スペースへのニーズが急増しています。新築注文住宅はもちろん、リフォームやリノベーションによる、書斎コーナーの設置が求められるようになりました。
 
第一波のコロナ自粛期間の沖縄で書斎スペースを求める人々の職種は、企画・マーケティング業種が第一位、続いてweb・クリエィティブ系が第二位に続きました。これは企業のリモートワーク実施傾向と比例しています。
 
ただその一方第二波の今では、電話営業へシフトしつつある営業職、エンジニア、経理総務・事務・人事まで、コロナ禍の沖縄では多職種に渡り書斎スペースを準備し始めました。
 
そこで今日は、ウィズコロナ時代に突入した沖縄で、今後不可欠な書斎スペースについて、その流れと傾向をお伝えします。
 

 

コロナ時代の沖縄に急務の書斎☆
実態調査!隣の家はどうしてる?

 

新しい働き方・暮らし方の転換期


新しい働き方・暮らし方の転換期
実は全国的には、コロナ以前から東京オリンピックに向け、リモートワークへの移行が進んできました。
 
2019年時点で日本政府では、働く人々の42%は潜在的にリモートワークへの移行を可能とし、働く人々の約16%のリモートワークへの移行が進めます。
 
そこへ2020年2月以降のコロナショックが起きたため、現在では東京を中心に、リモートワークへの移行が急速に加速している状況です。
 
コロナきっかけでリモートワーク実施に踏み切ったものの、経費も削減され、メリットも大きいため、コロナの行方がどうであろうと、リモートワークへの移行を進めるとする企業も増えてきています。
 

【 コロナ時代の沖縄に書斎スペース☆働き方の変化 】
 
★ そして企業だけではなく個人でも、リモートワークの実施によって、よりストレスフリーな働き方を実感し、「良かった」「このままリモートで働きたい」との声が多いです。
 
《 リモートワーク実施によるメリットとは(上位5件) 》
 
(1) 通勤時間がなくなった(減った) … 45%
(2) ストレスがなくなった(減った) … 22%
(3) 作業能率が向上した、アウトプットの質が上がった … 21%
(3) 夫婦や子ども、家族との時間の増加 … 21%
(5) 体調が改善した … 20%
 
(出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」)

 

沖縄では人付き合いが上手な人々が多いものの、なかには作業の遂行は得意でも、上司や同僚とのコミュニケーションを苦手とする人々も少なくありません。
 
「タスクをこなす」ことに集中できるリモートワーク環境は、企業側にとっても経費を削減し作業効率を上げることにも繋がり、職種と環境によっては、お互いに効果的な環境です。
 

 

リモートワーカー急増、三つの流れ


リモートワーカー急増、三つの流れ2
リモートワーカーの急増に伴い、コロナ禍の沖縄では書斎スペースの設置が急務になっています。コロナ禍でもDIYが盛んな沖縄らしく、書斎スペースを自分達で造る家庭も少なくありません。
 
全体的には建築・リフォーム業者不動産業者を中心にして、新しいリモートワーク時代(職住融合時代)に向け、住まい環境の三つの流れが起きつつあります。
 

【 コロナ時代の沖縄に書斎スペース☆DIY 】
 
① DIYで書斎スペースを設ける
 
… 急な到来だった第一波コロナを受け、沖縄では書斎スペースをDIYで造る家庭が急増しました。
 
→ リビングダイニングの一角に書斎コーナーを設けるよう、、パーティションや板で区切るケース、窓際や壁面にシンプルな幅の細いワークデスクを設けるケースなどがありました。

 

ホームセンターでテーブル板をカットし、脚を付けて窓際や壁際スペースに置くことで、デッドスペースを効率良く書斎スペースへと利用できます。
 
また、最近では収納スペースに机を設置し、来客時には扉を閉めることができるような、隠れ家的「ミニ書斎」へのDIYも人気です。
 

【 コロナ時代の沖縄に書斎スペース☆業者プラン 】
 
② リフォーム・建築業者による提案
 
… コロナを受け、沖縄では書斎スペース設置のリフォームプランを打ち出す業者も出ています。
 
→ 戸建て注文住宅で注目されるプランは、ベッドルーム(など)にあるウォークインクローゼットの奥に設けた書斎スペースです。

 

DIYでお伝えした何度の書斎スペース化リフォームプランも、多くの業者が提案していますし、団地でも、個室をオープンにしてより広く利用できる多目的スペースを設けるプランが提案されています。
 

【 コロナ時代の沖縄に書斎スペース☆共同住宅 】
 
★ マンションや賃貸住宅では、共有ワークスペースを設けた物件が検討されるようになりました。
 
→ 共有のシェアオフィスを棟内に用意した賃貸住宅、住民以外も鍵を持つことで出入りができるフロアも準備した共用フロアやシェアオフィスを設ける新築マンションも注目されています。

 

リモートワークが進む以前は、特に独身世帯になると「帰って寝るだけ」と考える人々も多くいました。
 
けれども、リモートワークの促進により、より効率の良い集中できる職場環境としての「家」を求めるようになっています。
 

 

リモートワーク環境はどうなってる?


リモートワーク環境はどうなってる?
コロナショック以前から進んでいた、リモートワークへの移行による職住融合化により、住まい環境を変えてきた人々は、全国的にどれ位いるのでしょうか。
 
コロナをきっかけにしてリモートワークへ移行した人々のなかには、「コロナが落ち着いたら職場環境も元に戻るから…」として、特に住まい環境は変えずに、リビングやダイニングで仕事を続けるケースは少なくありません。
 
けれども2019年から、職場を持たない「ノマド族」など、職住融合化の時代を意識し始めていた人々は、「快適に仕事ができる環境」を工夫し始めています。
 

【 コロナ時代の沖縄に書斎スペース☆自宅の仕事環境整備の割合 】
 
《 自宅の仕事環境整備の割合(検討含む) 》
 
(1) 仕事環境を整えた … 70%
 
・ 収納スペースを増やした(資料やPC置き場など) … 28%
・ リモートワークスペースを準備した … 26%
・ 部屋の一部を書斎スペースにした … 24%
・ ホワイトボード、モニター、プロジェクターを準備した … 23%
・ 仕事用のデスクとイスを用意した … 23%
 
(2) リモートワークへの移行が進んだら(日数や頻度)準備をする … 9%
 
(3) 自宅の仕事環境を整える気持ちはない … 21%
 
(出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」)

 

全国的には「自宅の仕事環境を整えた」との割合が70%と高かったものの、今の段階では机やイスを用意したり、収納を増やすなど、大掛かりなものではありません。
 
ただ、リモートワークの比率が高くなれば、ウィズコロナ時代に向け、沖縄では書斎スペースを本格的に設置したい家庭も多く見受けます。
 

 

リモートワークによる引っ越しはアリ?


リモートワークによる引っ越しはアリ?
リモートワークの加速化により、より顕著になってきたのが居住場所です。毎日通う必要がなくなったため、職場よりも遠い場所で、安いうえに広く快適で、自然にも近い場所に住まいを移す人々が増えました。
 
コロナ後の沖縄では、書斎スペースだけではなく、アウターリビングを充分に取った間取りを実現するため、那覇市内から離れて、南部や中部、通勤頻度によっては北部への引っ越しも検討している家庭が増加中です。
 

【 コロナ時代の沖縄に書斎スペース☆引っ越し 】
 
★ 全国的な調査ではリモートワーク加速化をきっかけに、引っ越しまで検討をしている人々は、全体の53%にも上りました。
 
・ 引っ越しを検討している … 27%
・ 漠然と引っ越しをしてみたい … 15%
・ 引っ越しは考えていない … 47%
・ 引っ越し済み … 10%
 
★ リモートワークが進むため、長い通勤時間でもストレスが少なくなりますが、引っ越し先を検討する際、全体的には30分~60分の通勤時間を理想としています。
 
・ 60分以上まで許容範囲 … 13%
・ 30分~60分以内まで … 30%
・ 10分~30分以内まで … 6%
 
(出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」)

 

那覇・浦添近郊だと物件価格も高いばかりではなく、コロナ禍の沖縄で書斎スペースを作るほどの広さは見込みにくく、通勤時間を長くしても、自宅の仕事環境を整えて、中心部から離れたエリアを選ぶ人々が増えています。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日はコロナ禍の沖縄でニーズが高い書斎スペースについて、リモートワークが進む時代のなか、住まいへの人々の意識や実態についてお伝えしました。
 
今までは会社からの距離が近いことや、商業施設が近郊にある物件が人気でしたが、主にリモートワークに移行した家庭では物件価格が安い(家賃が安い)ことや、徒歩や自転車での移動がしやすいことが、選ぶ条件の上位に上がっています。
 
全国的には防災対策ができる町も優先順位が高い一方、沖縄では戸建ての場合、空き巣が多いため、犯罪が少ない町や物件の空き巣対策も優先順位の上位です。
 
 

まとめ

リモートワークと住まいの意識の変化とは

・リモートワークでストレスフリーになった人々は多い
・リモートワークで住まいの職場環境を整えた家庭は多い
・書斎コーナーを用意する人々が多数
・業者でも書斎コーナープランを提案し始めている
・賃貸や分譲マンションでは共有シェアスペースが提案されている
・快適な環境へ引っ越すことを検討する人々も増えている
・郊外へ引っ越す場合、30分~60分の通勤時間帯を望む声が多い

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