琉球アーバンホーム沖縄から木造住宅の設計・建築をご提案。琉球アーバンホーム

0120-504-552

  • 【営業時間】9:00~18:00
  • 【定休日】日曜日
来店予約お問い合わせ 資料請求

COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2020.08.22注文住宅

コロナ禍沖縄で注目!アウターリビングのポイントと注意点

コロナ禍沖縄で注目!アウターリビングのポイントと注意点
新型コロナをきっかけに沖縄では、アウターリビングのニーズが高まっています。ステイホームで室内に閉じこもっていると、少しでも太陽の当る場所で、リラックスしたくなりますよね。
 
コロナ禍の沖縄で注目される「アウターリビング」とは、屋外に設けたリビングを指し、室内から屋外まで続くように広がる空間が特徴です。
 
開口部は大きな窓を利用するなど、境界線を感じさせないプランが多いため、カーテンやブラインドを開けただけでも、広く開放的な空間を感じることができます。
 
そこで今回は、コロナ禍の沖縄で、快適なアウターリビングを実現するための、設備やメンテナンスなど、いくつかのポイントをお伝えします。
 

 

コロナ禍沖縄で注目!
アウターリビングのポイントと注意点

 

アウターリビングを快適にするアイテム


アウターリビングを快適にするアイテム
室内から繋がるような解放感が魅力のアウターリビングですが、広いひさしや囲いのあるプランが多いものの、基本的には屋外です。埃も付きやすいですし汚れやすいため、基本的には抵抗なく買い替えができるような価格帯がおすすめです。
 
沖縄の民泊物件などで見受けられる、フォトジェニックなアウターリビングは、ソファーや机がセッティングされ、ラグジュアリーでオシャレな世界が広がりますが、基本的には暮らしやすさ、メンテナンスのしやすさを基準に選びます。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆家具類 】
 
家具類
★ 実際の暮らしでは、ある時は家族でアウトドアバーベキュー、ある時はラグジュアリーなお茶会、ある時はカフェ風のテラス…、と気分によって雰囲気を変えたい人々が多いです。
 
→ そのため、アウターリビングスペースにセッティングする家具類は、シンプルなものを選ぶと、後々便利で、ガーデンセットがおすすめです。

 

ラグジュアリーなソファーや机を用意して、フォトジェニックな空間を演出したい時には、その時だけセッティングすることをおすすめします。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆ガーデンセット 】
 
木製ガーデンセット
★ ガーデンセットはもともと屋外用の家具なので、雨風にも対応できます。「あまり選べない!」と言う方もいますが、ポリエチレンやアルミニウム製だけではなく、雨に強い木製まで見つけることができるので、探してみてください。
 
→ 台風や梅雨時期に収納しやすく、持ち運びやすいものが沖縄では便利ではないでしょうか。

 

コロナ禍ながら沖縄のアウターリビングでは、大型台風や暴風、スコールにも備える必要はあります。
 
特に暴風・台風時には、暴風で吹き飛んで窓に当たり割れてしまわないよう、こまめに片づけができるものを選ばなければなりません。
 
仮に窓が割れても、自分の家であれば問題ありませんが、アウターリビングは屋外です。家の外に飛んでしまい、隣家や他者を巻き込む事故にもなり兼ねません。
 
そしてもうひとつ、コロナ禍でも南国沖縄ならではの、アウターリビングで注意したいポイントがあります。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆直射日光を避ける 】
 
★ 直射日光が厳しい沖縄の屋外では、日よけは必須です。注文住宅でアウターリビングを取り入れる場合には、しっかりとした長いひさしを取り入れる家庭が増えました。
 
サンシェード
・ 後付けでアウターリビングを設置する場合、短いひさしであれば、サンシェードをかぶせて「屋根」にしてしまう方法もあります。布製のシェードをその都度使うと、ふんわりとしておしゃれです。

 

またオーニングテントは、巻き込むだけで簡単に収納できる便利さが、アウターリビングのひさしとして人気があります。店舗用ではなく家庭用の手動巻き込みタイプを選ぶと、コストも割安です。
 
ハンモック
ちなみに、アウターリビングの家具類で人気のアイテムはハンモックです!スペースをぐるりと屋根がある縁側タイプのアウターリビングでは、天井から手作りのブランコを吊り下げて、子ども達の遊び場にする家庭も多く見受けます。
 

 

アウターリビングの注意点


ウッドデッキ
コロナ禍の沖縄でアウターリビングの中点を挙げるとすれば、沖縄特有の湿気、雨風対策です。台風やスコールの多い沖縄では、防腐対策・メンテナンスが欠かせません。
 
全国的には木製のウッドデッキ型アウターリビングも多いのですが、湿気が多くカビもでやすい、スコールの多い沖縄では、より雨風に強い樹脂製の素材や、タイルフロアのニーズが高い傾向にあります。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆湿気対策 】
 
濡れたウッドデッキ
★ 雨風・湿気・シロアリ対策 
 
… 高温多湿の沖縄ではシロアリ被害が多いです。アウターリビングスペースばかりか、家の木材も食いつぶすことにもなり兼ねません。
 
→ 設置時に防腐処理・防水加工は必須ですが、最初に防腐処理を行ったから言って安心は禁物です。定期的なメンテナンスを行ってください。

 

メンテナンスのタイミングは毎年だと安心ですが、難しくても2年に1度は定期的な点検と防水塗装を行ってください。
 
どうしてもウッドデッキなど木材を床材にしたい場合には、南洋材など、雨に強い材質を選ぶだけではなく、防腐剤を施すようにすると、より安心です。
 
樹脂製の床も湿気には強いのですが、時間が経つとささくれ立って、裸足では歩きにくくなることはあります。沖縄では子どもがアウターリビングを裸足で駆け回ることも多いので、経年劣化まで見据えた床材選びをしてください。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆虫対策 】
 
蚊取り線香
★ 沖縄では特に夏場は、虫対策が欠かせません。特に夏場の夜に電気を付けて楽しむのであれば、虫よけがないと虫が集まってしまいます。
 
→ 蚊取り線香はもちろん、リビングへの虫の侵入を防ぐため、窓際にはドアや網戸タイプの虫よけも人気アイテムです。

 

室内への開口部を閉めていても、アウターリビングでは開口部を広く取っている家が多いため、出入りの時に虫が侵入しやすいことを考えても、ドアに吊り下げるタイプの虫よけは役立ちます。
 

 

電気と水道設備でより快適に


扇風機
そんなコロナ禍沖縄のアウターリビングで欠かせない虫対策ですが、効果的な方法が、虫が人間の体温を感じにくくなる扇風機です。
 
ただ、窓を開けて室内から扇風機で屋外へ風を送る方法は効果的な一方、室内に虫が入りやすくなるために、出入口の窓を開けることに抵抗がある人は多いのではないでしょうか。
 
そもそもベランダの壁に扇風機を備え付ける方法もありますが、この他にも、アウトドアの食事など、あらゆるシーンで役立つ屋外用電気コンセントを設置する方法も一案です。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆コンセント 】
 
屋外用電気コンセント
★ アウターリビングスペースに屋外用電気コンセントを設置しておくことで、外で扇風機を回すことができるので、虫対策にも暑さ対策にも役立ちます。
 
※ ただし、屋外のコンセントは、水にさらされると危険なので、カバーコンセントが必須ですので、注意をしてください。

 

電気プレートや電気タコ焼き機も屋外で利用できるため、簡単焼肉やタコパーティーも可能です。
 
間接照明を施して、ラグジュアリーな空間も演出できるため、若い世代のインスタ映え空間にも役立ちます。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆水道設備 】
 
水道
★ 見落としがちですが、アウターリビングスペースに水道設備があると、掃除や手洗いに、何かと便利です。
 
→ 外付けシンクタンクを設置して、脇に消毒液を備えることで、室内に入る前にコロナ対策もできますし、バーベキューや焼き肉などを楽しむ時にも、屋外でそのまま野菜を切るなどの調理ができます。

 

また、沖縄で人気のバーベキューでは、水道設備があることでバーベキューセットを手軽に洗うことができる点も人気ポイントです。
 
さらに、アウターリビングではリラックス空間の演出に、観葉植物を置く家庭も多い他、屋外でのプランターガーデニングも人気がありますが、その時の植物の水やりにも水道は役立ちます。
 
ガーデニング
ちなみに、沖縄ではタイル床のアウターリビングが人気がありますが、「タイル床+水道設備」で、沖縄のトイレ掃除のように、水を流してデッキブラシで手軽に掃除がしやすい点も魅力です。
 

【 コロナ禍の沖縄でアウターリビング☆水はけの良い排水設備 】
 
排水設備
★ アウターリビングの特徴は室内から屋外へ広がるような空間を演出するため、室内と同じ高さを保ったフロアです。
 
→ 溝部分も細くして、境界線を目立たなくさせ、スムーズな屋外へ広がる解放感を出すため、排水設備まで配慮したプランを選んでください。

 

水が流れやすいグレーチングを設置して、排水や台風時の雨の吹き返し対策を取る方法も良いかもしれません。水を流して掃除がしやすい排水設備を整えると便利です。
グレーチング
 
 

いかがでしたでしょうか、今回はコロナをきっかけに沖縄で人気が出た「アウターリビング」を設置する時のポイントを、注意点とともにいくつかお伝えしました。
 
さらに人通りの多い都心部エリアであれば、塀や囲いで目隠しをすることで、プライバシーを守ることができます。より人目を避けるため、2階フロアにアウターリビングを設けるプランも増えました。
 
小さなスペースながら、一日中屋内にいるのではなく、少しアウターリビングへ出てリラックスができる…、そんなストレス対策はいかがでしょうか。
 
現在のベランダからアウターリビングを作る方法があります。別記事「コロナ時代の沖縄で人気!アウターリビングを作る方法」でも、詳しくお伝えしていますので、併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 
 

まとめ

アウターリビング設置のポイント

・雨風に強い屋外用のガーデンセットが便利
・持ち運びしやすいシンプルなデザインを選ぶ
・シェードやオーニングテントでひさしを作る
・防腐処理・防水加工と定期メンテナンスをする
・虫対策は窓対策まで行う
・虫対策には扇風機が役立つ
・屋外にコンセント口を取り付けると便利
・屋外シンクタンクや水道口は掃除や料理に便利
・台風や大雨時の水はけ、排水設備まで配慮する

 

pagetop