COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.09.01注文住宅
スマホ時代の沖縄注文住宅☆家族の会話が弾む間取り
沖縄の注文住宅では今、「家族のコミュニケーションが増える間取り」が求められています。
一人一台スマホを持つ現代、コミュニケーションが希薄になり会話が減ってしまったと感じるお父さんお母さんも多いですよね。
実は沖縄の注文住宅でも間取りによって何日も全く言葉を交わさない家族になることもあれば、自然と会話が弾む間取りもあります。
そこで今回は、スマホ時代でも家族間のコミュニケーションを円滑にする、沖縄の注文住宅をお伝えします。
スマホ時代の沖縄注文住宅☆
家族の会話が弾む間取り
家を建てる前に家族計画を
沖縄で注文住宅を建てるきっかけの多くは、結婚や出産によって家族が増えるタイミングではないでしょうか。そこでひとつ、これからの快適な沖縄の注文住宅のために、夫婦で最終的に子供を何人作る予定なのか…、一度話し合ってみることをおすすめします。
【 沖縄の注文住宅☆家族計画を立てる 】
☆ 家族の人数によって、快適な部屋数や間取りはおのずと変わってくるからです。
→ 一般的に言われる事柄は子ども部屋の数ですが、そればかりでなく、家族の人数に合わせた快適な広さのリビングに注力をしてください。
子ども達にとって窮屈でもなく、広すぎてどこか不安を感じることもなく、お互いの存在をどこかに感じながら過ごすことができるリビング空間は、家族のコミュニケーションを円滑にするポイントです。
「自然とリビングに家族が集まる家」はおのずと家族の会話も弾み、お互いを想い合う関係性が強くなります。
どうしても沖縄で注文住宅を建てるとなると大きな買い物ですので、かなりのパワーを要することもあり、一度購入するとなかなか買い替え・住み替えを頻繁にはできません。
ですから先々まで考慮して、どんな家を作るにしても、家族計画をまず夫婦で話し合うだけで、その後の暮らしの快適度が大きく変わることは意識しておくと安心です。
リビング中心の間取りが重要
家族のコミュニケーションを増やしたいのであれば、沖縄の注文住宅で特に工夫を盛り込みたいスペースはリビングです。
【 沖縄の注文住宅☆階段で会話が弾む 】
☆ 例えば、沖縄の注文住宅でリビングをより家族団らんの場にするために、リビングに階段を設けてみるアイデアはいかがでしょうか。これにより家族のコミュニケーションを増やすことができます。
→ 二階へ行く際は一度リビングを通る必要が出てくることがポイントです。リビングにいる家族と必ず顔を合わせるため、挨拶はもちろんのこと、自然と会話が始まります。
※ さらに、日々顔を見て挨拶をする機会が増えるため、家族の些細な変化に気づく点も魅力です。
ひと昔前に日本で数多くできたマンションの間取りは、玄関からリビングへ向かう扉の前に、いくつかの個室が用意される間取りが多くありました。
そのため、リビングにいる家族に会うことなく子ども達は部屋に入ることができ、結果的にコミュニケーション不足による家庭不和が問題として表面化したケースも多くあります。
リビングを中心にして階段を設けるアイデアは、このような「お互いに顔を見ないで暮らす」「挨拶をしないで暮らす」流れは起きません。
【 沖縄の注文住宅☆リビングに階段の魅力 】
① リビングから階段の上り下りが心配な子供やお年寄りがいる場合、下から見守ることができる点も安心です。
② 階段とリビングを別で設置する場合よりも敷地面積を有効活用できるため、結果的に広く開放的なリビングになります。
このようにリビング階段のメリットは家族のコミュニケーション以外にも多数あるため、ぜひ取り入れたい設計のひとつです。
キッチンも家族共有の場に
沖縄の注文住宅で、今や定番ともなりつつある間取りが「対面キッチン」ではないでしょうか。特に家族の会話が弾む間取りを目指すなら、対面キッチンは正に、母親(父親)が料理をしながらも家族とのコミュニケーションを取ることができます。
共働き家庭が一般的になった現代、母親(父親)は家事に育児にと仕事の両立で忙しく、なかなか子どもと向き合うことができません。そんな家庭では特に、対面キッチンは欠かすことができないポイントです。
【 沖縄の注文住宅☆忙しい家庭の対面キッチン 】
☆ リビングやダイニングを向きながら料理をすることで、家事をこなしながらも子どもの顔や様子を確認できるうえ、リビングの家族と自然に会話ができます。
→ 特に料理中に子どもの様子を見ることができるため、就学前など、一時も目の離せない小さなお子様のいる家庭でも安心です。
子ども達も自然と母親(父親)の料理の様子を見ることができます。そのため食器を運ぶなど、お手伝いのタイミングも察知することができます。
また、忙しく料理をしてくれる母親(父親)を日々見ているためか、対面キッチンの新居に移ってから「お手伝いをしたい!」と名乗り出る変化が現れたとの、アンケート結果も出ました。
そもそも「食育」の言葉があるように、食を通じた子育ては子どもの情緒に大きく影響します。
【 沖縄の注文住宅☆料理を教える親子関係 】
☆ 子どもが小学校中学年・高学年になった頃には、料理を見せて教えることもできますので、対面キッチンによる家族の関係性の変化は、イメージ以上に濃厚と言えるのではないでしょうか。
家族団らんのために子ども部屋は狭くする
那覇市を中心にして、子ども達にもスマホが普及し始めた現代の沖縄では、「スマホをリビングに必ず置く」ことをルールにしている家庭も増えました。
けれども、日々の忙しい暮らしのなかで「子ども達はいつの間にか、スマホを部屋に持っていきゲームをしている…」などの声も多いです。そんな子ども部屋の密室を上手に解消してくれる間取りを希望する両親も増えました。
【 沖縄の注文住宅☆子ども部屋は狭く 】
☆ そこで子どもまでスマホを持つ昨今の沖縄注文住宅では、「敢えて子ども部屋を狭くする」間取りが人気です。
→ ちょっと過ごしにくくする…、と言う感覚でしょうか、完全な「勉強部屋」「ワークスペース」の感覚です。集中したい時に使う部屋として、ハッキリと分けてしまいます。
ひと昔前までは、子どものストレスを懸念して、お子さんの成長を考え部屋を大きく作る傾向にありました。
けれども実は、家族の関係性が良い子どもにとっては勉強さえもリビングで行うことを好む傾向もあり、快適な子ども部屋をあまり必要としていない…、との調査結果も出ています。
反対に広い部屋を作り、そこに勉強机・おもちゃ・テレビやゲームなど必要な物を全て揃えてしまうと、子どもは快適な自室でのみ過ごすことになり、家族との時間を時に「うっとうしい」とも感じてしまう危険性があるので、注意も必要です。
【 沖縄の注文住宅☆部屋とリビングの使い分け 】
☆ リビング中心の生活にするために、子供部屋は勉強・睡眠などの最低限の快適さが保たれる程度に留めてください。
→ おもちゃやゲームで遊んだり、テレビを見て過ごす場所をリビングにすることで、十分なコミュニケーションを取ることができます。
開放的な間取りが重要
沖縄の注文住宅において、「コミュニケーションが弾む家づくり」を目指すとすれば、最も重要な要素は家の間取りです。
先ほど述べた、リビング、キッチン、子供部屋をはじめとして、家全体を開放的な空間にして、「家族がコミュニケーションを取るスペースが、ひとつでも多い間取り」を意識しながら、間取りを選んでみてください。
【 沖縄の注文住宅☆家族の会話が分断される間取り 】
☆ 廊下や階段で部屋が完全に分離されている家は、「家族のコミュニケーションが取れる間取り」を目指すのであれば、避けてください。
→ 完全に分断されることで、家族間の会話のきっかけや繋がりも分断されやすい傾向にあります。そのため、なかには「子どもが家に帰ってきているのかすら、分からない」という状況も多いです。
特に思春期の子どもはプライバシーを主張することが多いため、親としてはプライバシーを尊重する間取りを選んであげたい気持ちはありますよね。
けれども間取り調査結果を見た時、子ども部屋を設けられない家であっても、子どもは両親との繋がりがしっかりとしてれば、意外にもタフで自分なりにプライバシーを確保する術を身に着けます。
プライバシーを尊重するのも大事ですが、家族一人一人が孤立するのを避け、暖かい家づくりをすることが、ポイントなのかもしれません。
いかがでしたでしょうか、今回は一人に一台スマホ時代の今、コミュニケーションが希薄な家庭にならない、沖縄注文住宅のポイントについてお伝えしました。特に最初にプランニングする「間取り」が大切です。
どれだけ仲の良い家族でも時にはけんかをし、思春期になれば子供達と上手くコミュニケーションを取るのは難しくなります。
そんなときにでも、毎日家族同士が顔を合わせることができる「間取り」が大切です。顔を合わせれば挨拶が出てきます。挨拶が続けば、その内に会話がポツポツと生まれ、だんだんと会話が戻る流れを作る「間取り」があります。
沖縄の注文住宅でも、「リビング」という共有スペースを上手く家族団らんの場にして、是非暖かい家づくりをしてください。
☆コロナ時代の沖縄注文住宅で要望の多い、仕事と家事・子育てを両立する間取りについては、別記事「コロナ時代の沖縄にワークスペース☆ABWで両立実現!」などでお伝えしています。こちらも併せてご参照ください。
まとめ
家族間のコミュニケーションを円滑にする家づくり
・家を建てる前にまず家族計画が重要
・リビングと階段はセット
・キッチンは対面に
・子供部屋はあえて狭くするべき
・開放的な間取りが重要
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