COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.09.10注文住宅
沖縄で注文住宅への住み替え☆シニア夫婦が快適に暮らす家
沖縄ではシニア世代が注文住宅を建て、住み替える事例が増えました。子ども達が独立すれば、掃除まで手間暇が掛かる大きな家よりも、こじんまりと夫婦で暮らす方がストレスも軽減されますよね。
「人生100年時代」と言われる現代、老後の暮らしが重要視されるようになってきました。定年後、30~40年快適に暮らせる家が必要になります。
そこで、自分たちのライフスタイルに合った家に住み替える人々が増えたのが、その背景です。そこで今回は、沖縄でシニア世代の注文住宅について、快適な暮らしを実現するポイントをお伝えします。
沖縄で注文住宅への住み替え☆
シニア夫婦が快適に暮らす家
現在の生活環境の見直し
沖縄でシニア世代が注文住宅を建て、住み替えを検討するにあたっては、現在の生活の何が問題か、老後の暮らしに何が足りないかを、改めて見直すことから始めると、後々まで後悔も少なくおすすめです。
【 沖縄でシニア世代の注文住宅☆住み替え前の見直し 】
☆ 例えば、下記のような点が気になることはないでしょうか。子どもが独立した世代の家に対する相談に多い意見です。
① 建物の老朽化が心配
…子どもの出産や成長をきっかけに新居を建てた場合、子どもが独立した頃には築20年・30年と、不動産売買の価値観においても築年数の古い物件になっています。
老朽化で心配になるのは台風や地震など、災害時にも耐えうる耐震性がある丈夫な家かどうかではないでしょうか。
② 階段の上り下りが辛くなってきた
…特にひと昔前の二階建ての一般住宅において、狭い敷地面積でも有効に利用できるよう、急な階段が設置されている家が多いです。
③ ペットを飼い始めた
…今ではシニア世代がペットを飼い始める事例に対応し、より楽にペットの世話ができる、共生できる家造りも提案されるようになりました。
などなど、マイホームを購入した子育て真っただ中の時代とは、暮らし方や状況が全く違うシニア世代も多いのではないでしょうか。
このように、この数十年で起きた変化や、現在の自宅の問題点や住み替えの動機を明らかにすることで、どんな家に住むと快適な暮らしが実現するのか…、自然と着地点が見えてきます。
住み替えポイント①「コンパクトな生活へ」
沖縄の注文住宅を建ててシニア世代が住み替えをする場合、特に意識して取り組みたいポイントは、コンパクトな家にすることです。
子どもが巣立ったことで広さを持て余し、子ども部屋が物置になるという家庭は多いのではないでしょうか。
【 沖縄でシニア世代の注文住宅☆コンパクトな家 】
☆ 余分な部屋を無くし、生活に合わせた広さの家に変えることで、掃除や手入れの負担が軽減され、光熱費も削減できる省エネ住宅にすることができます。
→ シニア世代の夫婦二人の家であれば、寝室を小さくてその分リビングを広く設計をすることで、お盆や年末年始に家族が集まる時にも、充分に家族を迎え入れるキャパシティーを持ちながら、コンパクトな暮らしです。
子ども達家族を迎え入れるため、大きな沖縄の注文住宅を検討しているシニア世代のなかには「夫婦で協力しながら掃除や家事をしているから大丈夫!」と言う声もありますが、人生100年時代のなかには、足を痛めるなど、不測の事態も起こりかねません。
まずは、夫婦ともども「無理をせずに暮らす」ことができる家造りを念頭に置いて、設計を進めることをおすすめします。
住み替えポイント②「便利な立地へ」
車社会の沖縄でシニア世代が注文住宅を建て住み替える場合には、建てる立地まで考慮して選ぶと、後々まで後悔することがありません。
例えば沖縄は坂道が多いことでも知られていますが、老後は急勾配の多いエリアや、バス停など交通機関がほとんどない土地は、あまり望ましくはありません。
沖縄の南部や北部など、地方エリアに沖縄注文住宅を建てるのであれば、地域のコミュニティーバスが通る場所などを選ぶと、後々便利です。
【 沖縄でシニア世代の注文住宅☆立地 】
☆ 沖縄でシニア世代が注文住宅を建てるなら、下記の点まで注意をして選んでください。
・急勾配の多いエリアを避ける
・文化施設や医療機関が近いエリア
(歩いて通うことができるか、コミュニティーバスなどで通うことができる)
・バス停やモノレール駅など、公共交通機関が近い
・スーパーやホームセンターが徒歩圏内にある
※マイカーを手放した後でも生活に困らない、交通の便の良いエリアを選ぶことがポイントです。
沖縄ではバリアフリーの考えが広がっている、お年寄りに優しい地域が多くあります。
何度もお伝えしていますが、このような市町村では自治体のコミュニティーバスが出ていたり、シニア世代が助かる、接骨院や内科などの街のお医者さんが並ぶなど、シニア世代の暮らしを地域がこぞってサポートしてくれるため、大変おすすめのエリアです。
住み替えポイント③「安心安全な家へ」
長年住み続け老朽化した家に、老後も暮らしていくのは不安が残りますよね。全国的にも想定外の大規模台風や地震まで、さまざまな災害が毎年ニュースで報道されている昨今、安心できる老後の暮らしのための、「丈夫な家」は必須です。
沖縄でシニア世代が注文住宅を建てて住み替えるなら、万が一を考えた、セキュリティが充実した家に住み替えることが重要です。
【 沖縄でシニア世代が注文住宅☆安心安全な家 】
☆ 沖縄は空き巣の多い県としても知られています。ただ空き巣が入るだけなら命に問題はありませんが、空き巣とかちあうことも考えると怖いですよね。
・セキュリティーが充分な家
・地震や洪水などの大規模な災害が発生したときを想定した家
沖縄では台風時の停電に備え、太陽光発電や蓄電池を備え、停電時にも電気を利用できるゼッチ住宅なども、沖縄で新規の注文住宅を建てる人々に注目されてきました。
以上のようなポイントを意識して、シニア夫婦の二人暮らしであっても災害から身を守ることの出来る「安心安全な家」への住み替えを検討してみてはいかがでしょうか。
住み替えポイント④「家庭内での事故0へ」
高齢者のみの家庭において、毎年不慮の事故が多発していることは、知っている方も多いのではないでしょうか。これは夏の暑さによる熱中症や、冬の寒さによる血圧の上昇などが原因と考えられます。
今は元気であっても、後々高齢者になっていくことを理解して、事前に対策を取った沖縄注文住宅を建ててください。
【 沖縄でシニア世代の注文住宅☆事故0の家 】
① 気密性の高い家を避ける
… 近年ではクーラーが効きやすい気密性の高い家が人気がありますが、気密性が高い故に、クーラーをつけ忘れたまま室内にいたため、熱中症を起こしてしまった事例が多くあります。
② ヒートショックによる事故を回避する
… 寒い部屋から暖かい浴槽への移動など、急激な寒暖差による血圧の乱高下が原因です。バスルームの更衣室に暖房設備を設けるなどの工夫により、リスクは軽減します。
ヒートショックは一瞬で起きますので、特に注意をしてください。ヒートショックを起こすと、脳出血や脳梗塞・心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こすことにつながります。
このような家庭内での不慮の事故を無くすためにも、快適な温度で過ごすことが出来る家に住み替えることが重要です。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄でシニア世代が注文住宅を建て、住み替えを検討している場合に、事前に知っておきたいシニア夫婦の暮らしだからこそ、快適に暮らす家のポイントをお伝えしました。
特に現役世代は日中仕事をしているなど、実際に家にいる時間はそう多くはありません。一方で定年退職後になると、シニア世代は自宅で過ごす時間が増えてきますので、日中も快適に過ごすことができる家選びが大切です。
室内だけではなく、老後も元気に楽しく暮らすためには、不便な場所を避け、車を返納してもフットワークが軽いエリアに住むことも、大きな違いが出てきます。自宅を快適なものにするために、ぜひ住み替えを検討してみてはいかがでしょうか。
☆シニア世代も快適に過ごしやすい、通気性・通風環境の良い木造住宅については別記事「実は沖縄も木造住宅が多い?人気が集まる5つの理由」などでお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
シニア世代の住み替え☆家選びのポイント
・老後の暮らしに必要なことを整理しよう
・コンパクトな家にする
・利便性の高い土地が理想的
・防災や防犯を考えた家づくりが大事
・家庭内の事故を未然に防ぐ対策
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