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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2020.10.10注文住宅

沖縄で注文住宅を建てるならドッチ?二階建てVS平屋

沖縄で注文住宅を建てるならドッチ?二階建てVS平屋
沖縄で注文住宅では平屋も多い点が特徴ですよね。もともとは台風の多い沖縄において、注文住宅で天井の低い平屋を選ぶことで、暴風にも耐え得る家屋を建てるためにありました。
 
けれども近年では、平屋における間取りの自由度や、そのために実現するスタイリッシュさやコンパクトなおしゃれさに人気が集まっています。
 
また実は全国的にも平屋需要が高まりつつあり、この流行は「ミニマリスト」を初めとした、物を多く持たず、シンプルな暮らしを求める人が増えたことが原因のひとつです。
 
一方、全国的にも沖縄においても注文住宅と言えば二階建てがスタンダードなのではないでしょうか。町中の様々な形の住宅を見ても、ほとんどが二階建ての住まいです。
 
そこで今回は、沖縄で注文住宅を建てるのであれば、二階建てか平屋か…、それぞれのメリットデメリットをまとめ、比較検討をしてみました。
 
これから沖縄で注文住宅を建てるにあたり、どちらのスタイルが自分達に合っているかを検討する参考にしてみてください。
 

 

沖縄で注文住宅を建てるならドッチ?
二階建てVS平屋

 

沖縄で二階建ての注文住宅を建てるメリット


沖縄で二階建ての注文住宅を建てるメリット
沖縄の注文住宅で二階建て家を建てる一番のメリットは、平屋と比較して住宅の面積を大きく使えるという点です。
 

【 沖縄の注文住宅で二階建てを建てるメリット① 】
 
★ 近年、沖縄では全国平均から見ても、地方の割には地価が比較的高い傾向にあります。そこで、たとえ狭い土地だったとしても、沖縄で二階建ての注文住宅にすることで、住宅の敷地面積としては2倍になる点がメリットです。
 
→ また沖縄で二階建ての注文住宅にすることで、プライバシーを守ることにも繋がります。

 

最近では「ルーフバルコニー」と呼ばれる屋外のリラックススペースを求める声が増えました。これはコロナ禍のなかで緊急事態宣言が発令され、外出自粛傾向における沖縄で、さらに加速傾向にあります。
 
今回の新型コロナ感染拡大を受けて、慌ててリフォームによりルーフバルコニーを作った人々も多い一方、沖縄で新たに注文住宅を建てる過程において、今後の第二次・第三次新型コロナ感染拡大における影響を懸念した人々によるルーフバルコニーも増えました。
 

【 沖縄の注文住宅☆二階にルーフバルコニー 】
 
★ この時、一階にアウターテラス(外に設置した机やイスなどのテラススペース)を設けると、どうしても外を通る人々の目に付きやすく、プライバシーを守りにくい傾向にあります。
 
→ 一方、二階のベランダスペースをルーフバルコニーにした場合、下の道を通る人々の目に付きにくい傾向にあり、外であっても気兼ねなくリラックスしやすいです。

 

沖縄の注文住宅でルーフバルコニーを改めて造るのであれば、バルコニー部分に目隠しの柵などを設けることも可能です。また、屋上にルーフバルコニーを設けるケースも出ています。
 
また、沖縄の注文住宅では二階建てでそれぞれの部屋を設けるとともに、ルーフバルコニーや広いリビングで、団らんスペースも双方設置する間取りが人気です。特に思春期の子ども達を育てている家庭では、そのバランスが好まれています。
 

【 沖縄の注文住宅☆家族間のバランスを取る 】
 
★ 思春期の子ども達の場合、自分だけのプライベートスペースも求めますよね。自分の時間もしっかり取るからこそ、家族団らんにおいて心も安定する、絆が深まる場合もあります。
 
→ 親子の丁度良い距離感を育むアイデアとして、中央リビングで日々子どもの顔を確認し、挨拶を交わし、団らんをしながらも、プライベートスペースをしっかりと設ける、「親子の距離感」を保つスペースが好まれるようになりました。

 

またこの「丁度良い距離感」を取るための間取りの考え方は、沖縄の注文住宅において二世帯住宅を建てる際にも言えます。
 
特に一回は子ども世代・二階は親世代など、階を分けた部屋の配置は、家族間に一定の距離を与えます。これは二世帯住宅を作る際にも活用される考えです。
 

 

沖縄で二階建ての注文住宅を建てるデメリット


沖縄で二階建ての注文住宅を建てるデメリット
一方沖縄で二階建ての注文住宅を建てる時には、メリットもあればデメリットもあります。一番のデメリットは耐震性です。
 

【 沖縄の注文住宅☆耐震性 】
 
★ 狭い土地に二階建てを建てるとなると、建物全体の重心が高くなってしまうので、これにより地震の影響を受けやすく、平屋に比べて揺れやすい住宅になってしまいます。
 
→ またこの理由から耐震性を高めるために、余分な費用がかかってしまいます。

 

ただ、沖縄に限らず注文住宅では二階建てがスタンダードですよね。比較すると平屋の方耐震性が強くなりやすい傾向にある、と言うだけです。
 
そして同じ二階建ての家でも沖縄の注文住宅を扱う業者によって、その耐震性への信頼度はさまざまと言えます。
 
耐震性や耐火性など、家屋の基本的な構造や安全において、一般の方々ができる重要ポイントは、信頼できる業者と出会うことができるかどうか、ではないでしょうか。
 
そのためにはリサーチと比較検討が有効です。それぞれ検討している業者のホームページやチラシを確認しながら、どのような施工を施しているのか、耐震性・耐火性・構造などの説明を良く確認して、信頼のできる業者を選ぶことが重要になります。
 

 

沖縄で平屋の注文住宅を建てるメリット


沖縄で平屋の注文住宅を建てるメリット
沖縄の注文住宅で平屋を建てる最大のメリットは、お年寄りや子供の住みやすい家だという点ですよね。平屋は階段が必要ないため、上り下りの不安なお年寄りや子供がいる家庭でも安心です。
 

【 沖縄の注文住宅☆安全性 】
 
★ 家庭内の不慮の事故は階段で発生している場合が多く、特に古い民家では段差の広い急な階段が設置されており大変危険な傾向があります。
 
→ そのため、ひと昔前の段差が高い階段を持つ家屋を解体し、リフォームやリノベーションを施して、バリアフリーのフラットな住宅にするケースが増えました。
 
※ 特に定年退職後のシニア世代の場合、子ども達がすでに独立をしているならば、二階建てにして部屋数を多く取る必要もありません。コンパクトな平屋で快適に暮らすことができます。

 

また、シニア世代の夫婦暮らし(DINKS世帯)では、コンパクトな平屋に住むことで、日々の掃除なども楽になった…、との声も多くありました。
 
介護が必要になった時に、平屋だったことで介護ヘルパーさんも迎え入れやすい、車椅子での出入りも簡単と、シニア世代にとっては良い評価が多いです。
 
今は足腰が元気な方々でも、沖縄で平屋の注文住宅を建てることで、フラットな空間での暮らしが実現し、階段での事故のない、家全体をバリアフリーな設計にすることができます。
 

 

沖縄で平屋の注文住宅を建てるデメリット


沖縄で平屋の注文住宅を建てるデメリット
逆に沖縄で平屋の注文住宅を建てるデメリットとしては、日当たりの悪さが挙げられます。平屋の様な低い建物は周りの建物によって日光が遮られ、日当たりが悪い可能性があるからです。
 

【 沖縄の注文住宅☆平屋のデメリット 】
 
① 住宅街においても一般的に二階建ての住まいがスタンダードですので、平屋は日当たりが遮られる心配があります。
 
② 一階の窓は外を歩く人と同じくらいの高さでになるため、視線を遮る物が必要になります。柵や目隠しを設置することにより、二階建てと比較して、より光を取り込むことは難しい環境です。
 
③ そしてもう一点水害が心配になります。地震には強い平屋ですが、洪水などの大規模な水害が発生したとき、床上浸水は家全体の浸水になりやすいです。

 

沖縄で平屋の注文住宅を建てた場合の日当たりにおいては、現状では周囲に特別な遮る建物がなくても、後々家が建つことも考えられます。
 
また、洪水などの災害については、二階へ避難することができない点にも注意をしてください。万一洪水警報などが出た場合には、早めの避難が重要です。
 

 

二階建てと平屋の税金の違いとは


二階建てと平屋の税金の違いとは
ここで、税金の面でも二階建てと平屋の違いを確認してみます。
 

【 沖縄の注文住宅☆家に掛かる税金 】
 
★ 家を建てる際にかかる税金は次の4つです。
 
・消費税
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税

 

「印紙税」、「登録免許税」は固定の金額の税金、「消費税」は建物の価格×消費税率、「不動産取得税」は固定資産税評価額×標準税率で計算されます。
 
固定資産税評価額は、土地と建物の価格、標準税率は4%です。
 

【 沖縄の注文住宅☆税金の比較 】
 
★ 同じ敷地面積の家を建てる場合、平屋の方が多くの土地が必要となり、屋根も大きくする必要があります。
 
→ すると「建物の価格」と「不動産取得税」が上がってしまい、結果として二階建てよりも多くの税金を支払わなければなりません。

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は、沖縄で二階建ての注文住宅を建てる場合と、平屋を建てる際の、メリット・デメリットをお伝えしてきました。
 
ただ、それぞれに良い点、悪い点があり、どちらが良いと断言することはできません。洪水、災害においても、洪水が起きやすいエリアもあれば、洪水の心配がほとんどないエリアもありますよね。
 
同じく日当たりなどにおいても周囲の環境によって、深刻になるエリアもあれば、周囲にほとんど家がない広大な環境であれば、ほとんど気にしないのではないでしょうか。
 
このように、エリアによってそれぞれの特徴が顕著な沖縄では、注文住宅に平屋・二階建てを選ぶに当たって、住む土地や家族構成などを考慮しながら、最適と思える方を選んでください。
 

まとめ

平屋と二階建てのメリット・デメリットを比較

・二階建ては敷地面積が広くとれる
・二階建ては地震に弱い
・平屋は階段事故を減らせる。
・平屋は日当たりが悪い
・平屋の方がかかる税金は高くなる

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