COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.11.07注文住宅
沖縄で建てる注文住宅☆省エネ・エコ住宅を建てるポイント
沖縄で注文住宅を建てる際に、最近注目されているのは省エネ住宅やエコ住宅です。せっかくこれから沖縄で注文住宅を建てるなら、自然環境にも優しい住宅を建てたい!と思うことは当然とも言えますよね。
今沖縄の注文住宅で人気が高い「省エネ住宅」や「エコ住宅」は、様々な設備や工夫により、住宅で消費されるエネルギーを節約できる、環境に配慮した住宅のことです。
最近では、新型コロナウイルス蔓延の影響により自宅で過ごす時間が増え、家の中で消費される電気やガスが増えているのではないでしょうか。
光熱費の節約という面でも省エネ・エコ住宅は重要ですので、今後はさらに沖縄の注文住宅市場においても、ニーズが高まるとされています。
今回は、このように、これから沖縄で注文住宅を建てたい人々からのニーズが高い、省エネ・エコ住宅について、建てるポイントをお伝えします。ぜひ参考にしてください。
沖縄で建てる注文住宅☆
省エネ・エコ住宅を建てるポイント
おすすめ設備①「太陽光パネル」
省エネ住宅やエコ住宅には、エネルギーを節約するための様々な設備が備えられていますが、その中でも沖縄の注文住宅でおすすめするのが「太陽光パネル」です。
太陽光パネルは沖縄の注文住宅では「太陽光発電システム」とも言われ、主に住宅などの屋根の上に設置することで太陽光を使って発電し、電気を作り出すことが可能になります。
発電量は天候によって大きく左右されますが、晴れた日ならば十分に一日分の電気を賄うことができるでしょう。
さらに、地震や台風などの影響で停電した場合でも自宅で発電が可能なため、いつも通り電気を供給することができます。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆太陽光パネル 】
★ 発電された電気は家庭の至るところで使われ、余った電気を電力会社に売ることで収入を得ることができる点でも人気です。
→ 太陽光による自家発電が可能ですから、大きな台風や地震などによる停電が起きても、太陽が出ている日中であれば、自分達で電気を賄うことができます。
2000年当初、政府が太陽光パネルを一般家庭に普及することを目的として、大手電力会社が10年間、一定の電気料金単価で電気を買い取ることを義務付けた「FIT」制度により、沖縄の注文住宅でも一気に普及したのが太陽光パネルです。
そのため、2000年当初は余剰電力の買い取りによる副収入を目的とした太陽光パネルの導入が目立ちましたが、電気料金単価の低下も一因ながら、2013年の東日本大震災により大きく目的が変化します。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆需要の変化 】
★ 2013年の東日本大震災により、多くの人々が有事にも自家発電により、電気生活を続けることを目的とした、太陽光パネルの導入が進みました。
現在、太陽光パネルも年々設置費用が下がりつつありますので、これから沖縄で注文住宅を建てるのであれば、災害の備えとしても太陽光パネルを設置しておくのをおすすめです。
おすすめの設備②「蓄電池」
また、近年では太陽光パネルにプラスして、蓄電池をセットで導入する家庭が増えました。蓄電池をセットで導入することで、太陽が出ている時間帯だけではなく、夜間も電気を利用できるためです。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆蓄電池 】
★ 電気は動くことを止めることのできない性質です。そのため、夜に電気を使用したくても、日中に発電した電気は貯めることができません。
→ そこで沖縄の注文住宅で太陽光パネルとともに蓄電池を設置した場合、日中の太陽により発電した電気を蓄電池に貯めることができ、太陽のない夜間など、発電ができない時間に電気を充てることができます。
沖縄の注文住宅において太陽光パネルの設置が普及し始めた2000年当初は、まだまだ蓄電池の価格も高い傾向にあったため、太陽光パネルのみを設置していた家庭も多くありました。
けれども、近年では容量は少ないながらもコンパクトな蓄電池であれば100万円以下で設置できるなど、その価格帯が格段に下がってきたことも、太陽光パネルだけではなく、蓄電池を設置する沖縄の注文住宅が増えた背景です。
おすすめ設備③「エネファーム」
沖縄で注文住宅を建てるのであれば、太陽光パネルの他にも、家庭用燃料電池「エネファーム」設備も選択肢のひとつです。
太陽光パネルを設置する場合、ガスをITキッチン(電気)に変更して、お風呂も電気で沸かすことができるよう、エコキュートを設置することになりますが、「エネファーム」の場合はその反対で、ガスで電気を創り出すことができます。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆エネファーム 】
★ エネファームとは、家庭に供給されるガスを使って発電して、電気を取り出す仕組みです。
→ 発電時に発生する熱を利用してお湯を沸かしているので、エネルギーを無駄にしないエコな設備とも言えます。
エネファームで暖められたお湯はお風呂や洗面所で使われるだけでなく、床暖房として使うことが可能で、冬場の暖房器具に使われる電気代の削減にも繋がるでしょう。
また、太陽光パネルと同様に停電時でも使用できる設備で、電気が止まってしまっても安心です。
断水時に貯湯タンクにあるお湯が使えるというのも、災害時には安心の設備ではないでしょうか。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆エネファームか太陽光パネルか 】
★ 沖縄の注文住宅で省エネ・エコ住宅を検討する際、「エネファームか、太陽光パネルか」で迷う家庭は多いです。
→ どちらでも快適な暮らしが実現しますが、ひとつの目安として、キッチンが電気になるITキッチンを望むか、それともガスによるキッチンが良いか…、が選択の決め手となる傾向にあります。
一例では、ラーメン屋さんの店主のお家で沖縄の注文住宅を建てる際、ガスでのキッチンを好むために、エネファームを選択した事例がありました。
その他、大阪出身のご家族が沖縄で注文住宅を建てる際、ガス栓を使用したタコ焼き機を活用したいために、エネファームを選んだケースもあります。
補助金や税金の控除を受けられる可能性も
このようにエネルギーを削減し、環境にも優しい省エネ・エコ住宅ですが、沖縄で注文住宅を建築する際には、補助金や税金の控除を受けられる可能性が高いです。
最近では、国が省エネ住宅を推進しており、一定の省エネ水準を満たしている住宅の場合、補助金や税金の軽減を受けられます。
例えば、ZEH(Zero Energy House)補助金です。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆ZEH補助金 】
★ 「ZEH」とはゼロ・エネルギー・ハウス(Zero・Energy・House)の略で、省エネ設備などの導入により、エネルギー収支0を目指した住宅のことを差します。
→ 太陽光パネルなどの設備によりZEH住宅として認定されると、60万円~115万円程度の補助金の支給が可能です。
建築費用の大きな足しになるので、自分の家が条件を満たしているか一度確認してみてはいかがでしょうか。
さらに、低炭素住宅の住宅ローン減税という制度もあります。
【 沖縄で省エネ注文住宅☆低炭素住宅 】
★ 低炭素住宅とは、二酸化炭素の排出量を抑えた省エネルギー性の高い住宅のことです。(省エネ・エコ住宅が該当します。)
低炭素住宅に認定されると、一般の住宅と比べて年間の控除額が10万円上がり、その分所得税を節税することができます。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅でニーズが高い、省エネ・エコ住宅についてお伝えしました。
主には太陽光パネルやエコファームの設置による自家発電を挙げることができますが、さらに自動車も電気自動車を利用して、太陽光パネルで発電した電気を自宅で充電することで、完全な自給自足を目指す家もあります。
環境面でも災害対策の面でも、新しい時代の沖縄注文住宅には省エネ・エコ住宅を求める流れが世界的に起きています。
さらに、沖縄で新たに注文住宅を建てる時に省エネ設備を備えることによって、補助金や減税といった優遇制度を受けられ、お得に家を建てることが可能です。
注文住宅を建てる際は、是非省エネ設備を検討して下さい。
★ 本文中でお伝えしたZEH住宅については、別記事「沖縄で注目のZEH住宅・省エネ住宅☆自給自足を目指す家」で詳しくお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
省エネ・エコ住宅を建てる
・太陽光を使ってお得に発電できる太陽光パネル
・災害時でも安心のエネファーム
・補助金がもらえたり減税されたりする
カテゴリ
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