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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.01.07注文住宅

戸建てマイホームに火災保険料は必須☆安く抑えるポイントとは

戸建ての火災保険料を安く抑えるポイントとは
戸建てを購入するなら火災保険は必須ですよね。35年など長期の住宅ローンを組んで購入する戸建てマイホームですから、もしもの時の備えは欠かすことができません。

特に近年では、全国で異常気象や災害が多発していますので、常に備えておく意識は重要です。

戸建てで欠かせない「火災保険」は、万が一火災が発生した時に、燃焼による建物や家財の被害を補償してくれる制度です。また、火災だけでなく、水害や台風などの災害で被った被害を補償してくれる、沖縄の戸建てには嬉しい火災保険もあります。

このようになくてはならない制度ですが、戸建て購入時の火災保険料は家計の大きな負担にもなる点は否めません。

そこで今回は、戸建ての火災保険料を安く抑えるポイントについてお伝えします。今、戸建てマイホームを検討している方々は、どうぞ参考にしてください。

 

戸建てマイホームに火災保険料は必須☆
安く抑えるポイントとは

 

戸建てにおける火災保険の相場


戸建てにおける火災保険の相場
まず気になるのは一般的な戸建における火災保険料の相場ではないでしょうか。結論から言うと、10年契約の場合数万~数十万円です。
 
…と言っても、戸建てにおける火災保険料の相場としては、「かなり幅があるのでは?」と感じた方々も多いのではないでしょうか。さまざまな条件によって、戸建ての火災保険料は変動しやすいからです。
 

【 戸建ての火災保険☆さまざまな条件 】
 
① 建物の面積や価値による違い
 
→ 住宅の占有面積が大きいと、火災が広がった際に被る被害も大きくなります。自然と補償額も大きくなるので、専有面積が大きい戸建ての保険料は上がってしまうのです。
 
② 建物や家財の価値が高い場合による違い
 
→ 家財の他、建物自体の価値が高い戸建ての保険料は、万が一の際に補償金額が増えるため、一般的な住居よりも高くなります。
 
③ 地域による違い
 
→ 家が建つ地域が消防署から近いエリアにある場合、消化が早く済む可能性が高いとして、遠いエリアに建つ戸建て住宅より火災保険料は安く済みます。
 
④ 火災保険は火災以外の災害にも対応している場合があります。洪水の被害が考えられる河川の近くや台風が頻繁に直撃する地域では、その分保険料が高くなってしまいます。

 

③の場合、逆に消防署から離れた地域に建つ戸建て住宅の火災保険料が高くなる傾向にあります。
 

 

補償内容の見直し


補償内容の見直し
戸建の火災保険料を安くするための1番の方法は補償内容を見直すことです。やはり補償内容が少ないものの方が、戸建ての火災保険料は安く済みますが、その分(当たり前ですが)補償内容が薄くなるので、そのバランスを取ることがポイントです。
 

【 戸建ての火災保険☆補償内容 】
 
★ 例えば北海道に住む人々にとって、戸建ての火災保険では、台風に対する補償は必要ないですよね。けれども沖縄の戸建てでは火災保険に台風被害への補償は必須です。
 
→ また、河川や山から遠い場所や自然災害が起こる確率が低い都市部などは、水害に対する補償を重視しなくてもいいかもしれません。
 
※ このように自宅周辺の環境を考慮しつつリスクを考えながら、必要のない補償内容のみを削っていくとバランスが取ることができます。

 

沖縄では大雨による水没被害件数も多いのですが、これから新しい地域に家を建てる場合、不安も多いかもしれません。
 
このような場合は、補償内容を決める目安としては、地域のハザードマップを参考になります。
 
お住まいの地域にどんな危険が潜んでいるか確認して、必要のない補償内容は減らすことで戸建の火災保険料を節約できますので試してみてください。
 
さらに、補償内容の重複にも注意しなければなりません。
 

【 戸建ての火災保険☆重複をチェック 】
 
☆ 戸建ての火災保険を検討する際には、今加入している傷害保険や自動車保険などの内容と補償内容が被っている場合があるので、これらの補償内容を確認してください。

 

すでに補償された内容に、更に戸建の火災保険料を費やしていることになるので、他の保険の内容とも必ず確認を取ることをおすすめします。
 

 

各種割引を活用


各種割引を活用
戸建ての火災保険では、各種割引を活用して保険料を下げる方法もあります。例えばセキュリティ割引です。
 

【 戸建ての火災保険☆割引を活用 】
 
① セキュリティー割引
 
→ 戸建ての火災保険では、監視カメラなどの防犯設備を整えておくことで、保険料を割引してもらえる可能性があります。
 
※ 防犯設備が充実することで盗難などの被害が減るためです。
 
② ノンスモーカー割引 
 
→ ご家族全員が非喫煙者の場合、ノンスモーカー割引という制度を利用できる可能性があります。
 
※ たばこを吸わないことで火災のリスクを減らすことができるので、ひきつえんに割引をする制度です。
 
③ オール電化割引
 
→ 戸建ての火災保険で「オール電化割引」制度を利用するのもおすすめです。

※ オール電化とは、調理器具や給湯器、空調設備などを全て電気でまかなうことです。ガスを使用しないため発火のリスクが少なく、割引の対象となります。

 

これから新築戸建てを建て、火災保険に入るのであれば、このような割引制度を目安にセキュリティーやオール電化の家を建てるのも良いのではないでしょうか。
 
☆ オール電化については別記事「沖縄の注文住宅プラン☆オール電化VSガスコンロ」、今話題のオール電化も含めた太陽光発電導入のZEH住宅については、「沖縄で注目のZEH住宅・省エネ住宅☆自給自足を目指す家」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 

 

いくつかの保険会社で比較


購入時に掛かる税金の特例
最後に、戸建ての火災保険会社は複数ありますので、いくつかの保険会社で比較することも保険料を減らすこともできます。
 

【 戸建ての火災保険☆保険会社を比較 】
 
☆ 戸建ての火災保険料は、保険会社によって補償内容や保険料はさまざまなので、比較して安い保険料のものを探してみてはいかがでしょうか。
 
→ 基本的にどの戸建ての火災保険でも見積もりは無料なので、複数の会社に依頼しても安心です。

 

プランや保険料が自宅に合っている戸建の火災保険を探して相見積もりを取り、補償内容と保険料のバランスが最も相性の良い商品を選ぶことで、保険料の節約ができます。
 

 

戸建ての火災保険の注意点


最後に注意をしておきたいポイントとして、戸建ての火災保険はさまざまなオプションがあるものの、あくまでも「火災」に対する補償であると言う点です。
 

【 戸建ての火災保険☆地震の備えに地震保険 】
 
☆ 戸建てでは火災保険の他にも地震保険があることはご存知でしょうか。戸建ての火災保険と地震保険には下記のような守備範囲の違いがあります。
 
① 火災保険の守備範囲 → 火災・雷・台風(風災)・爆発・盗難・雪などなど。
② 地震保険の守備範囲 → 地震・津波・噴火など。
 
住む地域によって、地震や津波、噴火の不安が高いエリアであれば、地震保険も検討すると良いかもしれません。

 

ただ一点、地震保険について注意をしたいポイントは、火災保険は上限はあるものの、損害額全額が保証される「実損払い(実損補てん)」が多いのですが、地震保険の多くはその限りではない商品が多いと言う点です。
 
このような部分も理解しながら、地震の家と相性の良い保険を選んでみてください。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は戸建の火災保険料を安く抑えるポイントについてお伝えしました。
 
本文中でも何度かお伝えしましたが、戸建ての火災保険料では保険料が安いかどうかだけではなく、補償内容とのバランスが大切です。安すぎて万が一の際に十分補償されない火災保険もいけません。
 
ただ、高すぎて家計の負担になるのも避けるよう、補償内容で必要のない部分や、他の保険と重複している部分を削ってください。
 
戸建の火災保険は安心のためにあるので、周辺の環境やもしもの時の補償内容を十分確認し、お住まいの住宅に合った戸建の火災保険を探してください。
 
 

まとめ

戸建の火災保険を安く抑えるためには

・火災保険は補償内容によって相場は様々
・補償内容を減らすと保険料を抑えられる
・保険料を下げられる各種割引が存在する
・いくつかの保険会社で比較することも大切

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