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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.09.10注文住宅

沖縄の注文住宅☆玄関や廊下・階段のプランニングポイント

沖縄の注文住宅☆玄関や廊下・階段のプランニングポイント
せっかく沖縄で注文住宅を建てるなら、住みやすくおしゃれな住まいを建てたいですよね。
 
ついついリビングや部屋に目が行ってしまいがちですが、快適でおしゃれな沖縄の注文住宅に欠かせないポイントは、廊下や階段のプランニングです。
 
デッドスペースにもなりがちなこの廊下や階段を単なる移動空間と捉えずに、沖縄で注文住宅を建てる段階から意識することで、思わぬリラックススペースが登場したり、住みやすい間取りが実現します。
 
今回は、沖縄の注文住宅でプランニング段階から考慮したい、玄関・廊下・階段のアイデアとポイントをお伝えします。
 

沖縄の注文住宅☆
玄関や廊下・階段のプランニングポイント

 

 

移動空間を有効活用

移動空間を有効活用
本来、廊下や階段は移動空間として利用されますが、沖縄の注文住宅では廊下を広く取って趣味の本棚や備え付けのデスクを設けて勉強スペースや書斎にするプランが人気です。
 
また、従来の階段下スペースは収納庫にする設計が多いのですが、最近の沖縄の注文住宅は階段下スペースを有効活用した事例が増えました。
 

【 沖縄の注文住宅☆廊下スペースを有効活用 】
 
(1) 敢えて幅を広く取った廊下スペース → 廊下スペースをフリースペースとして自由に設計するプランが人気です。
 
・子ども達の本棚/備え付けのデスク&イスを設置してワークスペースへ
・壁にショップのようにフックや棚を設けて、通勤導線と合わせたオープンクローゼット。
・趣味のアートやコレクションを飾るスペースへ。
 
(2) 廊下の奥にワークスペース 
 
→ 廊下の突き当りにデスクを備え付け、ワークスペースを出現させたプランです。お母さんの仕事部屋、お父さんの書斎、子ども達の勉強部屋と、用途はさまざまで、突き当りになるため、落ち着いた空間になります。

 

などなど「せっかく沖縄で注文住宅を建てるなら…。」と、家族の趣味を打ち出したスペースを作るプランも増えています。
 
この他にも壁面をコルクボードにして、その時々で自由にアレンジできるスペースにする事例もありました。
 
なかには壁掛け型のプランターを並べて、壁を利用して室内の家庭菜園を楽しんでいる家庭もあります。
 

 

階段下スペースを有効活用

階段下スペースを有効活用
昔は収納スペースとして活用されるプランがほとんどだった階段下ですが、近年ではこの小さな空間を有効活用したいニーズが増えました。
 

【 沖縄の注文住宅☆階段下スペースをくつろぎ空間に 】
 
(1) 小さな畳間にしてリラックススペースに
 
→ 暗くなりがちな階段下スペースですが、蹴りこみ板を透明素材に工夫することで光が差し込み、ミニスペースとして自然に活用できます。
 
(2) 階段下のミニワークスペース
 
→ 2020年のコロナ自粛移行から急増したアイデアが、階段下の小さなスペースに備え付けのデスクを設けて、小さな書斎にするアイデアです。

 

小さな書斎アイデアは、狭い空間だからこそ隠れ家的で「意外に落ち着く」「集中できる」などの声があり、今では敢えて狭い階段下スペースに書斎を設けるプランから始まるケースもあります。
 

 

階段のさまざまな形

階段のさまざまな形
階段にはいくつかの種類がありますが、将来的にバリアフリー住宅へリフォームを視野に入れているならば、最も検討すべき箇所なので新築時からある程度の考慮が必要です。
 
段差が高すぎると将来的に昇り降りに負担が掛かりますし、敷地面積が狭いからと階段幅をギリギリで設計してしまうと、後々手すりを入れにくくなったり、車椅子移動がしにくい家になります。
 
高齢者にとっては家内で最も危険な場所にもなるので、基本的な階段の種類を理解しながら、将来的なバリアフリーも踏まえて検討すると良いでしょう。
 

【 沖縄の注文住宅☆階段の種類 】
 
(1) 踊り場階段 
 
→ 折り返しスペースである「踊り場」がある階段です。最近ではこの踊り場にデスクを備え付けて、勉強やワークスペースに活用するプランも増えました。バリアフリーの観点から見ると、最も安全な階段です。
 
(2) 踊り場階段(角度付き)
 
→ 同じ踊り場階段でも折り返し部分が細かく段差で分かれる(螺旋階段のように30℃ごとに段差が付く)場合、安全性は失われます。
 
(3) 直線階段
 
→ 広さも1.5畳ほどあれば取り付け可能で、スペースを取らない効率的な階段ですが、転ぶと下まで落下してしまうため、踊り場階段よりは危険度は高い階段です。
 
(4) L字階段
 
→ 下部分を一部直角に曲げた形状で、どこからでも角を作ることは可能です。1.75畳は必要になるので、直線階段よりも広くスペース取ります。

 

この他、最近の沖縄注文住宅では段差を設けて部屋を作る、スキップフロアのある家づくりが人気です。スキップフロアを賢く取り入れることで、廊下自体もなくなります。(オールワンフロアスタイルも、廊下がなくなる間取りですね。)
 

 

将来的なバリアフリーも考慮した設計

将来的なバリアフリーも考慮した設計
前項の階段でもお伝えしましたが、沖縄で注文住宅を建てる人々の多くは定年後も住み続ける人生プランを持つ方が多く、そうなると高齢になっても住みやすいバリアフリーまで考慮しなければなりません。
 
現状ではバリアフリー住宅ではなくても、将来的にリフォームを検討している人々も多いですが、階段や廊下幅はその時になって簡単に直せるものではありません。新築時にバリアフリー住宅としての機能まで考慮して、余裕を持った幅を設定してください。
 

【 沖縄の注文住宅☆廊下幅 】
 
★ バリアフリーを考慮しない場合、従来からの基本的な廊下幅は90cmです。ただこの数字は健常者が暮らすギリギリの幅なので、手すりを設ける余裕もありませんし、車椅子では不便でしょう。
 
→ そのため、後々より簡単にバリアフリーリフォームを進めたいのであれば、100cm以上の廊下幅を取ったプランをおすすめします。

 

そしてまだバリアフリーの必要がない時代には、この余白スペースを趣味やコレクション棚などに活用する方法が人気です。
 

 

暮らしを便利にする玄関アイデア

暮らしを便利にする玄関アイデア
一部では「土間リビング」など、玄関を広く取って応接間まで設けたアイデアも見受けられるようになりましたが、アウトドアを趣味に持つ人々が多い沖縄の注文住宅でも、玄関を広く取って汚れを気にせず収納できる土間収納ニーズが高まっています。
 

【 沖縄の注文住宅☆便利な玄関アイデア 】
 
(1) 土間収納 
 
→ 玄関を広く取ってウォークインの広い収納スペースを入れるアイデアです。スニーカーなどシューズ好きな人は広いシューズクローゼットにしても良いですし、アウトドアの趣味を持つ人であれば、サーフボードなどをそのまま立て掛けることができます。
 
(2) 玄関シンク
 
→ 玄関に手洗い場を設けるプランは、2020年の新型コロナ感染拡大により急増しました。前述した土間収納と合わせて、子ども達が外遊びをした時も手洗いと外遊び道具の片付けが一気にできると人気です。
 
(3) 土間収納から入るファミリー玄関
 
→ 玄関から直接家に入るお客様用玄関と、土間収納から入るファミリー玄関、2つの入り口を設けたアイデアです。広い土間収納に帽子や傘なども配置することで、スムーズな通勤導線を導くことができます。

 

このようなアイデアから、最近では広い玄関は人気です。広い玄関を取ることで、解放的な家になるとの声もありました。
 
また広い玄関でバリアフリーを考慮したプランであれば、靴を履く時に膝に負担が掛からない腰掛けを備え付けるアイデアもおすすめです。靴を履く時だけではなく、帰ってきてすぐに「ちょっと一休み」もできます。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅プランニングで最初から考慮しておきたい、玄関・廊下・階段スペースについてお伝えしました。
 
特にサーフィンやサイクリングなど、大きな器具を要する趣味を持つ人々の間で玄関土間ニーズは高いですが、玄関土間の横にさらに4.5畳ほどの外土間を設けて、ガレージのようなスペースを作り、自転車やバイクの修理を楽しむ事例もありました。
 
このような広い玄関土間は掃除もしやすく、沖縄の注文住宅では「夏になるとプール遊びがしやすい」などの声もあり好評です。

★予算とのバランスを見た注文住宅プランニングについては別記事「沖縄で注文住宅を賢く建てる☆予算に合わせたプランニング」などでお伝えしています。どうぞご参照ください。
 

 

まとめ

玄関/廊下/階段プランアイデア
●廊下アイデア
・廊下スペースをフリースペース活用
・廊下の奥にワークスペース
※バリアフリーまで考慮した廊下幅

●階段下アイデア
・小さな畳間にしてリラックススペースに
・階段下のミニワークスペース

●階段の種類
・踊り場階段/踊り場階段(角度付き)
・直線階段
・L字階段

●玄関アイデア
・土間収納 
・玄関シンク
・土間収納から入るファミリー玄関

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