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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.10.19注文住宅

【沖縄の注文住宅】素朴な癒し空間☆クラフトスタイル

【沖縄の注文住宅】素朴な癒し空間☆クラフトスタイル
沖縄の注文住宅でニーズが高いスタイルに、素朴なクラフトスタイルがありますよね。新築の沖縄注文住宅のみならず、中古住宅を大幅改良するリノベーションなどでも人気です。
 
沖縄の注文住宅では白い漆喰塗りなどの壁材を利用した、手作り感溢れる平屋などのプランが多い傾向にありますが、竣工後に自分達でDIYを施すことにより、ローコスト住宅でも演出できます。
 
ヴィンテージ家具ショップ蚤の市も多い沖縄では注文住宅でクラフトスタイルも演出しやすい傾向です。
 
今回は沖縄の注文住宅でクラフトスタイルを演出するためのポイントを、選ぶフォルムや素材、アイテムなどからお伝えします。どうぞ参考にしてください。
 

【沖縄の注文住宅】素朴な癒し空間☆
クラフトスタイル

 

 

沖縄の注文住宅でクラフトスタイルを演出するポイント


DIYを趣味とする人々も多い沖縄では、注文住宅でも竣工してからDIYを施して楽しむケースが増えていますが、このようにクラフトスタイル=手作り・素朴感がキーワードです。
 
ただダイナミックさの残るボヘミアンスタイルのような素朴感ではなく、古き良き時代のアメリカやヨーロッパのイメージで、「おばあちゃんの手作り感」とも言える、手仕事や丁寧な暮らしに根差した素朴感が特徴になります。
 

【 沖縄の注文住宅☆クラフトスタイルを演出する要素 】
 
(1) DIY … 白い漆喰塗りや擦れ感のある手作りペイントの壁、DIY感のある棚やカフェカーテンなどは、一気に沖縄の新築注文住宅でもクラフト感が出やすいです。
 
(2) 自然素材を生かす … ただ、手作りのカフェカーテンなどのファブリックもテキスタイルが賑やかなものは避け、シンプルな無地の自然素材が似合います。
 
※ 生成り色の自然素材は活躍しますが、使い古された古木やブリキなどでも、素材を生かした演出がポイントです。
 
(3) シンプルなフォルム … 素材でほっこり感や素朴感を感じながらも、フォルム自体はごくシンプルなものを選んでください。
 
(4) ヴィンテージ感 … アメリカンヴィンテージのような重厚な「ヴィンテージ」ではなく、物を大切にした丁寧な暮らしをイメージさせる「使い古された」質感やアイテムが役立ちます。

 

沖縄では注文住宅ばかりではなく、マンションでもDIYを施したクラフトスタイルは人気です。和室でも木目調のフロアマットや床張りを施したり、蚤の市ヴィンテージ家具ショップで買った家具を取り入れて演出しています。
 

 

クラフトスタイルを演出する素材


クラフトスタイルと同じように自然素材と素朴な暮らしに根差したスタイルに、「ボヘミアンスタイル」がありますが、ボヘミアンスタイルはより民族調のカラフルな素材やテキスタイルを多用し、ダイナミックな印象です。
 
クラフトスタイルでは、同じように麻やウールなどの自然素材を生かした、ほっこり、ざらざら感のあるマテリアルや、使い古されて経年劣化を感じさせる自然素材を活用しますが、色合いはシンプルで柄の少ない無地が多くなります。
 

【 沖縄の注文住宅☆クラフトスタイルに合う素材 】
 
(1) 自然素材 … クラフトスタイル=無地の自然素材の活用です。例えば無垢材や漆喰、リネンなどが人気ですが、アクセントとして経年劣化で深みを感じる古木や、味わいのある色味が魅力の竹材、草なども活用できます。
 
※ 無垢材/漆喰/リネン/古木/竹材/草など自然素材。
 
(2) ヴィンテージ … 家具でもインテリアとしての置物や道具でも、経年劣化を感じさせる使い込まれた味わいが魅力の古木やブリキ、気泡の入った無骨なガラスアイテムなども相性が良いです。
 
※ ヴィンテージ(経年劣化)/古木/ブリキ/古いガラス(琉球ガラス)

 

ただ沖縄の注文住宅でクラフトスタイルをアップグレイドするには、実際の暮らしに根差した演出が欠かせません。
 
例えば、味わいのある古い大きなガラス瓶に、梅酒などが浸かっていたり、蚤の市で購入したような味わい深いオシャレな読谷焼きなどの壺に、漬物が漬かっていていて重石が乗っているなどの様子が、より沖縄の注文住宅でクラフトスタイルを引き立たせます。
 

【 沖縄の注文住宅☆クラフトスタイルに合う質感 】
 
★ クラフトスタイルは「丁寧な暮らし」や「経年劣化」のほっこりとしたイメージが魅力となるため、色目はシンプルで無地ながら素材の質感は、よりあたたかみを感じる「ざらざら、さらさら」と相性が良いです。

 

例えば、北欧スタイルでは同じように木目調の素材が映えますが、より人工的なフォルムで木目も控えめに抑えて、モダンな雰囲気を演出します。
 
一方でクラフトスタイルになると、素材を加工せず、そのままの素材感を生かした素朴さが持ち味です。
 

 

クラフトスタイルを演出する色やフォルム


沖縄の注文住宅でクラフトスタイルを演出するなら、シンプルで装飾を極力なくした素朴なデザインを選びます。
 
同じ直線でもモダンスタイルやシンプルモダンスタイルのようにエッジを利かせたものではありません。より主張しない、空間に馴染んだ素朴さです。
 
そのためあまりに有機的な計算された曲線も、沖縄注文住宅のクラフトスタイルではおすすめしません。
 

【 沖縄の注文住宅☆クラフトスタイルの色やフォルム 】
 
(1) 色(カラー) … 素材でお伝えした自然素材(無垢材や漆喰、リネンや竹、草など)を見本とした、素朴な色合わせを基本として、経年劣化を感じる古木などの自然由来の深い色味をアクセントにします。
 
※ 生成り/アイボリー/濃茶(古木)など
 
(2) フォルム(ライン) … 装飾を極力排除したシンプルながらソリッドではなく、きゃしゃなほっそりとした柔らか・控えめなイメージで主張のない、素朴感も兼ね備えたフォルムです。
 
※ きゃしゃ/素朴/シンプル/手作り/主張をしない

 

沖縄注文住宅のクラフトスタイルでは、ヴィンテージ家具屋さんや蚤の市で購入したような、昔はカフェや雑貨屋さんで使われていたガラスのショーケース木棚が人気です。
 
古い家具ならそのまま置いてアクセントカラーにしても良いですし、上から擦れたペイントを施したDIYで、クラフト感をアップするアレンジもあります。
 

 

クラフトスタイルとともに人気のボーホー


沖縄注文住宅ではクラフトスタイルとともに「ボーホースタイル」が人気です。ボーホーは「ナチュラルボヘミアン」と言われ、ボヘミアンスタイルとは違い、クラフトスタイルのように生成りやアイボリーを基調とした、シンプルな色合わせが特徴です。
 
このボーホースタイルと掛け合わせた「クラフト×ボーホースタイル」が、沖縄の注文住宅でニーズがあります。
 

【 沖縄の注文住宅☆クラフト×ボーホースタイル 】
 
★ クラフト×ボーホースタイルは、やはり手作りと素朴さがポイントですが、特に下記のようなアイテムが一気に完成しておすすめです。
 
(1) マクラメ編み … 特に生成りやアイボリーの単色で作られたマクラメタペストリーはおすすめです。壁やベッドに掛けてください。
 
(2) かごやバスケット … 収納アイテムとしてかごやバスケットを多用しましょう。特にサイザル麻などのくたっとした質感は、クラフト×ボーホースタイルにぴったりです。

 

よりボーホースタイル寄りにしたい場合は、ここにインテリアグリーンを多用します。例えば、マクラメ編みで作られたプラントハンガーにハンギングプランツを掛けて演出したり、薄い色目の流木にエアプランツを掛ける方法も良いでしょう。
 
沖縄の注文住宅で、クラフト×ボーホースタイルを成功させるポイントは色目です。あまり濃淡を深くせずに生成りやアイボリーなどで柔らかい自然由来のカラーで統一します。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅でニーズが高いクラフトスタイルについて、家造りのポイントをお伝えしました。
 
沖縄では注文住宅に留まらず、中部エリアのレストランやカフェなどで本格的なボーホースタイルの内装を見受けます。
 
特に海岸沿いや山麓に建てる沖縄注文住宅ではクラフトスタイルは、周辺環境ともマッチしてとてもオシャレな空間を演出しますが、クラフトスタイルの場合、手仕事・手作りのある丁寧な暮らしなど、生活のこだわりに根付いたニーズも高い傾向です。
 
よりあたたかく暮らしに馴染む沖縄の注文住宅スタイルとして、クラフトスタイルを検討してみてはいかがでしょうか。
 

 
まとめ

クラフトスタイルを演出するポイント

・DIY/シンプル/手作り/自然がキーワード
・手作り・手仕事のある丁寧な暮らしに根付いたスタイル
・自然素材やヴィンテージと相性が良い
・経年劣化もクラフトスタイルを創り出す
・自然由来の色を用いた無地
・きゃしゃで主張しないシンプルなフォルム
・マクラメ編みやかごバスケットと相性が良い

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