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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2019.12.18注文住宅

沖縄マイホーム☆メンテナンスで資産価値を上げる

沖縄マイホーム☆メンテナンスで資産価値を上げる
沖縄でマイホームが実現したら、最初からメンテナンスを丁寧に行って、後々まで資産価値は維持しておきたいですよね。
 
湿気が多く台風もあり、腐食やシロアリ被害も懸念されがちな沖縄の一戸建てマイホームでは、メンテナンスによる「状態」によって資産価値は大幅に変わります。
 
分譲マンションのように管理会社に任せることが出来ない沖縄の一戸建てマイホームでは、業者による点検とメンテナンスを定期的に行い、一度の出費を減らしながら維持することが大切です。
 
そこで今日は、沖縄で一戸建てマイホームを購入した後、メンテナンスで資産価値を維持する方法をお伝えします。
 

 

沖縄マイホーム☆
メンテナンスで資産価値を上げる

 

個人で行うものと業者に依頼するもの


沖縄マイホームのメンテナンスでは、購入時に①自分達で行うもの②業者に依頼するもの、の2種類に分けて進めてください。
 
そして、自分達は日ごろの季節や気候に合わせた家の状態のチェックを…、加えて業者に依頼して、定期的な点検と修繕を行います。
 

【 沖縄マイホームのメンテナンス☆個人と業者の使い分け 】
 
① 定期的な点検
 
・ 日ごろは自分達で点検を行っていても、見えない部分もありますので、3年毎や5年毎の定期的な点検と、それに伴う細かな修繕はこまめに行ってください。
 
・ 続いて、大規模な点検やリフォームとして、10年後や20年後を想定し、修繕積み立てをしながら備えます。
 
② 個人で行うメンテナンスの種類 
 
… 基本的には日々の丁寧なチェックや修繕です。網戸やふすま、建具などの修理や修繕、張替えや、トイレの詰まりなどの日々のトラブルへの対応などがあります。
 
③ 業者に依頼するメンテナンスの種類
 
… 個人では限界がある種類のメンテナンスです。例えばガス管の取り換えや土台、構造などに関わる修理修繕などがあります。

 
業者に依頼する定期的な点検では、日ごろは見えない部分として、基礎や土台、柱の他、構造躯体部分などのチェックを行います。
 

 

沖縄のマイホームは換気と湿度調整がポイント


「高温多湿」の代名詞でもある沖縄のマイホームでは、メンテナンスのポイントは換気と湿度調整です。
 
近年の沖縄の木造住宅は、高温多湿・塩害・台風の環境に合わせて性能や機能も進化し、「沖縄ではコンクリ―ト造」と言われていた時代よりも、各段に進化しました。
 
そのために、新築時点で以前よりもずっと、耐久性に優れているのですが、カビや菌などの繁殖を少しでも抑え、万が一のシロアリ被害も避けられるよう、日ごろから、下記の3点に注意をして暮らしてみてください。
 

【 沖縄マイホームのメンテナンス☆換気と湿度調整 】
 
① 毎日のこまめな換気
 
・ 晴れの日は出来るだけ窓を開放して、家全体に風を通すようにします。
 
・ 水回りのキッチン・浴室・台所は、常時換気扇を回すか、使用後は必ず換気扇を回してください。
 
② 除湿器やドライヤー、乾燥機を活用する
 
・ 季節ごとに湿気やすい場所に除湿器を設置、置き場所を変えながら使用してください。
 
・ ウォークインクローゼットや押し入れなど、普段閉めっぱなしだったり、「風の行き止まり」になっているエリアは、定期的に「風を送る」ようにします。
 
… ウォークインクローゼットなら、扇風機を回して風を送ってください。
… 押し入れなどなら、ドライヤーを使うと便利です。
 
③ 室内の水分は徹底的に除去する
 
・ 最も水分の残りやすいエリアは浴室です。使用したら窓を30分~1時間解放し、換気扇も回してください。
 
・ 窓の結露も水分として残りやすいため、気付いたらこまめに拭き取り掃除をします。
 
・ 料理をした後は、シンクや水分が残る部分をこまめに拭き取る習慣をつけてください。
 
・ 布類にも水分が付着しやすいです。そのため、布団や洋服などはもちろん、カーペット類も定期的に干して乾燥させます。

 
高温多湿の沖縄のマイホームでは、メンテナンスの基本は換気です。ただし湿気の多い日は窓を開けてもなかなか湿気が取れないですよね。
 
時にはクロスが浮き出るほどになる沖縄の湿気ですので、なかには「常に家中の換気扇を回す」家もあります。
 

【 沖縄マイホームのメンテナンス☆乾燥機を活用 】
 
★ より入念に換気をしたい場合には、天井裏や床下などの見えない構造部専用の「乾燥機」を設置すると、より安心です。
 
・ シロアリなど注意をしたい根幹は構造部ですので、ここに乾燥機を設置することで、風通しを良くして、状態を保ちます。

 

 

建築時から注意する、基礎や土台


沖縄のマイホームに入居後、よりメンテナンスを行いやすくするためにも、新居建築(購入)時には、土台や基礎、柱や梁部分など、根幹となる住宅資材には、注意をしておくと安心です。
 

【 沖縄マイホームのメンテナンス☆シロアリ被害や腐食 】
 
① シロアリ被害 
 
… 最も怖いのはシロアリ被害です。シロアリは木の部分のみ…と思っている方も多いのですが、実際にはケーブル、コンクリートなど、あらゆる部分を食べつくします。
 
住宅の根幹となる、柱などの内部を食べてしまい、空洞化が起こってしまえば、資産価値はおろか、家自体の倒壊にもなりかねません。
 
そんなシロアリ対策は、シロアリの好む環境である「湿気」「日陰」の徹底対策です。特に水回り部分はシロアリの恰好の好環境ですので、注意をしてください。
 
・ 建築時には防蟻処理を行っているかどうか…、基礎部分の通風など、工夫が施されているかなどを確認します。
 
・ 入居後は床下など、シロアリが好みそうな部分でファンを回したり、風を通して乾燥させ、湿気対策を行ってください。

 
一度シロアリが出てしまったら、シロアリ駆除の専門業者にお願いをしなければなりません。
 

② 腐食
 
… 湿気の多い沖縄では腐食は大敵です。木材はもちろん金属も腐りますので、建物全体の強度がどんどん下がります。
 
特に日ごろは見えにくい部分は定期的な点検をしてください。思わぬ部分から雨もりがあったり、水漏れが起きているケースも多いです。
 
・ 建築時には資材に防腐処理がされているか…、ファンを設置するなどの通風システムを確認します。
 
・ 入居後は、特に水回りの水漏れは日ごろからこまめにチェックし、腐食があれば早い段階で業者へ修繕依頼をしてください。

 

 

台風後のチェック


沖縄の代名詞と言われるほど、夏から秋にかけて毎週のように訪れるのが台風です。台風が通り過ぎた後は一安心するところですが、掃除をしながら、家の痛みをチェックしてください。
 

【 沖縄マイホームのメンテナンス☆台風後の点検 】
 
① 外壁
 
… 現代の家では、ほとんどの家で外壁やベランダなどには防水処理が行われていますが、傷やヒビが入ると、そこから水が浸透してしまいます。

 
また、防水だけではなく、防腐・断熱・防音処理が施されている家が多いものの、こちらもヒビやシーリングの劣化も、浸水の原因となるために注意が必要です。
 
このようなシーリングの劣化や防水処理などは、台風の影響ばかりではありません。経年劣化もありますので、1O年毎などの定期的な処置をしてください。
 

② 屋根
 
… 屋根に傷が付いたり、割れるなどが原因して、浸水が起こるケースも多いです。
 
天井部分にはもあり、屋根の基礎部分に腐食が起きると進行も早く、深刻になりがちですので、早めの対処をおすすめします。

 
沖縄では屋根部分まで上がることが出来る家が多いですが、赤瓦の家など、点検が危険な家もありますので、この場合には無理をせず、目視で様子をチェックして、不安があれば業者にお願いした方が安全です。
 
屋根の痛みは家全体にも影響しますので、早めに業者へ連絡をして、修繕をしてください。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄のマイホームをこまめにメンテナンスをして、後々まで資産価値を維持するポイントをお伝えしました。
 
業者は多くのケースで、建築時に依頼した業者に相談をする家が多いです。
 
注文住宅では地元の工務店に依頼をしていた場合、比較的気軽に対応してくれて、相談もしやすいので、メンテナンスのことのみを考えると、地元密着型の工務店は、新居の建築でもおすすめの依頼先ではないでしょうか。
 
また、最近では家まで営業に来るメンテナンス業者も見受けます。信頼できれば契約をしても良いですが、契約後に不安を感じたのであれば、クーリングオフも可能です。
 
「信頼できる業者」と長く付き合い、二人三脚で資産価値を維持する方法がベストです。
 

まとめ

資産価値を維持するメンテナンス

・日ごろの維持は自分達で行う
・基礎部分などは業者に依頼する
・3年か5年毎に業者に依頼して点検をする
・10年か20年に向け、大規模点検と修繕に備える
・沖縄では徹底的な換気がポイント
・乾燥機やドライヤー、扇風機を活用する
・常時換気扇を掛けている家もある
・シロアリと腐食の二大対策を取る
・台風後は屋根と外壁のチェックを行う

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