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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2020.03.25注文住宅

沖縄注文住宅の予算☆1000万円~4000万円の特徴

沖縄注文住宅の予算☆1000万円~4000万円の特徴
沖縄で注文住宅を建てる時、予算立てを最初にしてから土地購入、家の建築へと進みますが、最も悩ましいのが、この「最初の予算立て」ですよね。
 
建売住宅やマンションとは違い、①土地購入②家の建築と、二段階を経てマイホームを建てますから、土地に掛かる費用(土地代金)と家の建築費用(家の工費)へのバランスを考える必要があります。
 
土地代金と家の建築費との、「予算のバランス」を見るためにも、どのような価格帯でどのような家が建つか…、ハウスメーカーや業者によって違うなかでも、一般的な目安は把握して予算立てが出来れば、満足できる計画が立てられそうです。
 
そこで今日は、沖縄注文住宅の予算立てで気になる、家の建築費1000万円台~4000万円台で建てる家に見る特徴と違いをお伝えします。
 

 

沖縄注文住宅の予算☆
1000万円~4000万円の特徴

 

沖縄注文住宅、予算1000万円台の家の特徴


詳しくは後ほどお伝えしますが、全国平均では一般的なマイホームと言えば、家の建築工費(土地代を抜いた)の目安は3000万円台前半です。
 
けれども現代特有の現象として「家の建築工費(のコスト)が低い家」として、「ローコスト住宅」がブームで、このタイプの家では1000万円台の家も多いです。
 
今の時代にローコスト住宅を選ぶ家庭の特徴としては、「早く住宅ローンを完済してスッキリしたい!」と言う方や、若く収入が低いために、銀行からの借り入れ限度額が低いけれども、「今のうちに家を建てたい!」などの声が聞こえます。
 
また最近では、家のコストを抑えて、子どもの教育など他の分野にお金を掛けたいと、敢えてローコスト住宅を選ぶ家庭も増えました。
 

【 沖縄注文住宅の予算☆1000万円台の家 】
 
★ ローコストながら住みやすい家を求めるため、「資材費用を削減」「人件費を削減」する工夫がそこここに見受けられます。
 
・ 凹凸の少ないシンプルな箱型の家。
・ 屋根は「三角屋根」を片方のみにしたような片流れが多い
・ 内装も早い工程で済むようなシンプルな方法を用いる(ビニルクロスなど)。
 
→ さらに業者の特徴として…、
 
・ ローコスト住宅用のいくつかの基本設計プラン、標準仕様から選ぶ方法が多い。

 

…などなどの特徴が見受けられます。いくつかの基本設計プランから自分達の家族構成や暮らしに見合うパターンを探す方法は、資材を大量発注出来たり、作業工程をシンプル化して、人件費を削減するなどの節約効果が期待できるためです。
 
建売住宅やマンションなどの選択肢があるなか、敢えて注文住宅を選んだ立場としては、少し物足りない気もしますが、多くの業者で基本設計プランを複数パターン設けていたり、内装の選択肢も多かったりと、決めてみると建築工程を楽しんでいる様子も多く見受けます。
 

 

沖縄注文住宅、予算2000万円台の家の特徴


2000万円台の家になると、1000万円台のローコスト住宅のように、ギチギチにコスト削減を狙わなくても良いものの、理想のマイホームの「優先順位」を決めて進めないと、「気づけば予算オーバーだった!」と言う結果にもなり兼ねません。
 
沖縄注文住宅で予算2000万円台の家を建てるケースでは、下記のような方法でコストバランスを計る家庭が多いです。
 

【 沖縄注文住宅の予算☆2000万円台の家 】
 
① 優先順位の高い場所を決める → 多いのはお風呂を高い順位におくケースです。ミストサウナやジェット機能など、リラックス空間を重視します。
 
② 内装はシンプルにしてコストを抑え、その代わり家具などをグレードアップする方法も人気です。
 
③ 反対に、今まで使っていた家具類を新築の家に持ってくる代わりに、建築資材にコストを割くケースもあります。

 

…などなどの方法で、こだわりを実現しつつ、抑えるべき箇所は抑えると言う「メリハリ」を意識することで、無理のない返済計画(家の建築予算2000万円台での)注文住宅が実現しやすくなります。
 

 

沖縄注文住宅、3000万円台の家の特徴


沖縄では注文住宅の建築予算3000万円台は一般的な価格です。今の沖縄では土地価格がまだまだ高いために、建売住宅やマンションでも、4000万円台の物件がほとんどです。
 
ですから、家の建築予算は高くて3000万円台に収める家庭が多いのではないでしょうか。
 
何もかも希望が叶うまでは行きませんが、ある程度一般的なこだわりであれば、実現しやすい価格帯でもあります。
 

【 沖縄注文住宅の予算☆3000万円台の家 】
 
★ 3000万円の予算まで上がれば、設計士にオリジナルで理想の間取りを依頼することもできる価格帯です。
 
・ この他、人気の天然素材の木造家屋や、グレードの高いシステムキッチンも実現しやすくなります。
 
→ ただし、ある程度自由の利く価格帯だけに、全てを実現しようとするとあっと言う間に4000万円台に突入…、予算オーバーにもなりがちなのもこの価格帯です。ここは注意をしてください。

 

そのため沖縄注文住宅では、予算2000万円台の家と同じく(希望が叶う事柄は多いものの)まず優先順位を決めます。
 
業者さんと相談をしながら、こだわる部分とコストを抑えても良い部分とを見極めながら進めるために、完成まで時間が掛かりやすい価格帯です。…とは言え全国的にも3300万円前後となり、ごく平均的と言えます。
 

 

沖縄注文住宅、4000万円台の家


沖縄で平均的なマイホームの広さは約129.2㎡、土地代を含めない家の建築費の平均が約3100万円ですので、一般的な家の広さ(100㎡~130㎡)で考えると、4000万円台まで予算があれば、かなりの理想が実現するのではないでしょうか。
 
そのため特にこだわりの強い方に多い価格帯で、設計は建築士に頼み、設計事務所と提携している工務店を通して建築依頼をする…、などの流れも多いです。
 
ですから家の造り自体が凝っている建物も多く、1000万円台ではシンプルな箱型の家が多いのに比べ、4000万円台の家ではコの字型であったりと、凹凸のある設計も少なくありません。
 

【 沖縄注文住宅の予算☆4000万円台の家 】
 
① 「造りに凝った」家が増えます … コの字の他、中庭(ピロティ―)を家の中央に設けるなど、個性的な造りが目立つのも特徴です。
 
② こだわりのある外壁が全方面に渡り使用されやすいです … 特に多いのは工程が多いためにローコストでは実現しにくい漆喰の壁などが目立つ価格帯になります。
 
③ 高級な無垢材も全方面に使用できます … 人気のある天然無垢材も、4000万円台になると予算を気にせず採用しやすくなります(120㎡ほどの広さの場合)。
 
④ 吹き抜けや螺旋階段など、独自の間取りも実現 … 前述したように設計事務所に依頼してオリジナルな設計で建てるケースが増えるため、吹き抜けや螺旋階段など、独特な間取りも多いです。
 
⑤ システムキッチンやシステムバスのグレードアップ … 最新の設備も入れやすくなり、太陽光発電や蓄電池を投入した環境に優しい「ZEH(ゼッチ住宅)」なども多くなります。

 

…などなどの特徴が出てきます。南国沖縄の場合は「オーシャンビュー」もこだわりのひとつに挙げられますので、予算に余裕のある4000万円台以上の家ほど、海沿いに建つ傾向が強いです。
 
けれども、実際に住み始めるとオーシャンビューが広がる家屋は、塩害に悩まされたり、台風でひどい被害にあうこともしばしばありますので、アフタフォローがきめ細やかな点にポイントを押さえた、業者選びをしてください。
 
沖縄の海岸沿いの高級住宅などは、多くが別荘などで実際に住んでいない家屋も多いので、周囲の家の様子もよく観察しながら、立地選びをすると安心ではないでしょうか。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄注文住宅の予算1000万円台・2000万円台・3000万円台・4000万円台、それぞれの特徴をお伝えしました。
 
地方へ行くと土地込みで2000万円台の家も増えるなか、他の地方エリアと比較しても沖縄の地価は割と高めです。そのために家の建築費用を抑えようとする家庭も多く見受けます。
 
土地代を抜いた全国的な家の建築費用の平均は、約129㎡で3300万円台、沖縄でも注文住宅の予算は(本文中でもお伝えしたように)約129㎡の広さで3100万円台です。
 
出来るだけ予算を抑えた理想の注文住宅を沖縄で建てるためには、一般的には地域密着型の工務店を選ぶと良いとされていますが、ローコスト住宅になると、ハウスメーカーは大量輸入ができる強みもあります。
 
予算と優先順位を立ててから、いくつかの業者に相見積もりを取り、より項目も明瞭で相談しやすく、予算も良心的なひとつの業者に絞ると、ストレスも少なく、住んだ後も満足が続くマイホームが実現しやすいです。
 
 

まとめ

1000万円台~4000万円台、それぞれの家の特徴

・1000万円台はシンプルなローコスト住宅
・2000万円台はこだわりのある部分にはコストを掛けられる
・3000万円台は一般的なバランスの取れた家
・4000万円台は高級仕様の全てにこだわる家も実現する

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