沖縄では旅館業を営む個人オーナーが増えています。ごくごく一般的な一戸建て住宅を、一棟貸し切りスタイルで提供するスタイルです。「民泊」と言えば、分かりやすいですよね。
 
もともとは民泊から始まったものの、沖縄に多い戸建てでは、旅館業許可を得て、「宿泊施設」として運営を始めるオーナーが増えました。
 
…いくら貸し切りスタイルの沖縄戸建て旅館業とは言え、個人で宣伝から運営までこなすには、手が足りませんよね。
 
そこで今日は、沖縄に多い戸建て旅館業オーナーには必須の、ネット旅行代理店「OTA」や、管理システムまで、サービスやツールをお伝えしていきます。
 

 

沖縄戸建て旅館業運営☆
宣伝と運用に不可欠なサービスとは

 

民泊を仲介してくれるネット代理店「OTA」

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一般的な住まいをまるまる一棟貸し切るスタイルの、沖縄の戸建て旅館業では、旅館業許可を取っている宿泊施設が多いものの、世間的なイメージでは「民泊」カテゴリーにありますよね。
 
個人運営の沖縄戸建て旅館業が多いこともあり、インターネット上で完結する、宿泊施設の紹介・予約サイトである「OTA」への登録は、欠かすことができません。
 

 

ただ、2013年前後から始まった民泊ブームに伴い、もともと海外にあった民泊や別荘物件の紹介サイトが注目されるようになりました。
 
今では、「Airbnb(エアービーエヌビー/通称エアビー)」や、Booking.com(ブッキング ドット コム)」などが定番です。
 

 

旅館業許可を得ているなら…

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「OTA」には、民泊を専門的に扱う仲介サイト「Vrbo」などがありますが、一方で「ホテル・旅館」に特化したOTAもあります。
 
個人オーナーが運営する民泊業を扱うサイトの場合、宿泊施設の登録が簡単なタイプが多く、物件数も膨大で飽和状態…、せっかく登録をしても、数多くの競合に埋もれてしまう可能性も高いです。
 
ですから、旅館業許可を得ている物件であれば、民泊専門サイトに偏らずに、「ホテル・旅館」に特化したOTAにも登録をして、より存在感を出す方法もあります。
 

 

…などなど、沖縄で旅館業許可を得ている、一棟貸し切りスタイルの宿泊施設であれば、民泊の枠を超えたあらゆるサイトへの登録ができます。
 

 

沖縄に多い海外旅行客を射止める

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コロナの影響があるものの、近年日本は全体的にインバウンド需要が大きいですよね。沖縄の場合には国内からの旅行客の他、アジア圏からのインバウンド需要はとても高いです。
 
そのため、アジア圏を拠点とした「OTA」への登録は必須と言えます。特に沖縄では台湾からの旅行客がダントツ1位ですので、台湾拠点のOTAサイトは押さえたいところです。
 
次いで中華圏となりますが、中華圏は違う意味でも、登録必須と言えます。
 

 

多少重複している部分があるものの、中華圏で人気のOTAサイト「Trip.com」など、詳しくは別記事「沖縄で戸建て民泊旅館業☆仲介サイトOTAの特徴と選び方」でもお伝えしています。
 
ここでは「Trip.com」以外の、アジア圏を拠点としたOTAサイトをいくつかお伝えします。
 

 

このように考えると、南国沖縄の戸建て旅館業を営むには、国内旅行者をターゲットとしたOTAサイト、アジア圏旅行者をターゲットとしたOTAサイトなど、複数のOTAサイトへの登録は不可欠です。
 
OTAサイトの多くは登録料は無料で、その代わり宿泊が決まったら、宿泊料金から手数料を取る制度が多いため、登録自体はしやすいかもしれません。問題は何箇所も登録した後の、運営です。
 

 

「サイトコントローラー」とは

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そこで登場するのが「サイトコントローラー」です。有名どころでは、「ねっぱん！++(プラスプラス)」などのサービスがあり、複数のOTAサイトに登録したオーナーには助かる、ネット上の運営管理サービスツールとなっています。
 
特に沖縄戸建て旅館業では個人運営が多いので、ダブルブッキングなどを避けるため、利用しておきたいシステムです。
 

 

自動連携を利用していると、どうしても登録元のOTAサイトに集中してしまいがちなので、サイトコントローラーを賢く利用して、負担を減らしてください。
 

 

 

「比較サイト」と「OTAサイト」は違います

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…なかには、CMなどで認知度が高まった「トリバゴ」やインターネット上では良く知られる「トリップアドバイザー」などの名前が「OTAサイト」として紹介されないことに、違和感を感じる方もいますよね。
 
実はこれらのサイトは、宿泊費用などの最安値を比較検討できることがメリットの、「比較サイト」であって「OTAサイト」ではありません。
 
業界ではこの「比較サイト」を「メタサーチ」と呼んでいます。
 

 

宿泊施設のオーナーはOTAサイトに手数料を支払いますが、実はOTAサイトはメタサーチに手数料を支払って提携します。
 
これらのメタサーチと連携・登録をすることで、より露出を増やすことができる点がメリットになる一方、「自社の予約システムがサイトに載らない」と言う、OTAにとっては、意外にも致命的な注意ポイントがあります。
 

 
実際に登録をするのはOTAサイトですが、宿泊施設オーナーとしては、メタサーチサイトの手数料が高くなると、巡り巡ってOTAサイトの手数料が高くなるので、注意をしておくと安心です。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日は近年増えた、オシャレな沖縄の戸建て旅館業を営むオーナー様が、宣伝や運営に不可欠なネット上のサービスについてお伝えしました。
 
もともと沖縄に多い戸建て旅館業は、民泊事業の流れから今に至りますが、OTAサイトへの登録は、民泊ブーム時代から定番の宣伝方法でした。
 
日本では無双状態のOTAサイト、「Airbnb(エアービーエヌビー/通称エアビー)」への登録を基本として、それぞれのターゲット層に合わせた、複数のOTAサイトに登録するのは基本になっています。
 
今ではOTAサイトの登録や対応、運用自体を代行してくれる沖縄の業者も増えました。詳しくは「沖縄で戸建て民泊旅館業☆運用代行業者の特徴と選び方」でお伝えしていますので、コチラもどうぞ立ち寄ってみてください。
 
 

まとめ