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2020.10.19注文住宅

沖縄注文住宅の省令準耐火構造☆押さえたい3つのポイント

沖縄注文住宅の省令準耐火構造☆押さえたい3つのポイント
今沖縄の注文住宅では地震や火事など災害に強い家が求められていますよね。九州地方の豪雨や、全国的に毎年訪れる台風などの影響で、もともと台風が頻繁に訪れる沖縄でも、さらに注文住宅に「強い家」が求められるようになりました。

特に今の沖縄の注文住宅では、火災に強い住宅構造が人気です。国の機関による厳しい審査基準があり、それをクリアした住宅構造が耐火構造・準耐火構造、そして今回お伝えする省令準耐火構造も人気が集まっています。

そこで今回は、沖縄の注文住宅において人気が高い、省令準耐火構造住宅を選ぶ3つのポイントをお伝えします。

 

沖縄注文住宅の省令準耐火構造☆
押さえたい3つのポイント

 

火災に対しての対応に強い


火災に対しての対応に強い
今、沖縄の注文住宅選びで重要になる「省令準耐火構造」は、承認されるためには具体的なポイントが3つあります。この点を理解すると、これから自分がどのように安全な家を購入するのかが分かり、より安心感があるのではないでしょうか。

それでは、下記より3つのポイントについてお伝えします。

【 沖縄の注文住宅☆省令準耐火構造のポイント① 】

① 外部からの延焼防止

… 近隣周辺で火災が起きた場合、周囲での火事が自宅まで火が回った時(類焼損害)、火を自分の家まで延焼しにくい構造であることがまず1つ目のポイントです。

 

その為には、沖縄で注文住宅で建てる際、外壁には防火用のサイディング、屋根には瓦やストレートなどの不燃材料などで葺くことが必要になってきます。

【 沖縄の注文住宅☆省令準耐火構造のポイント② 】

② 火を他の部屋へ広げない

… 各室防火があげられ、室内において喫煙などで火災が発生した場合、火元の部屋から、避難する間の時間など火を広げない構造になっていることが条件です。

 

そのため、省令準耐火構造の沖縄注文住宅では、内装部分の壁や天井に使う内装材などにおいて、通常のものとは違い耐火に特化した耐火ボードなどを使っています。

家の命とも呼ばれる「家柱」などに、火災が拡大する前に初期動作による消火活動の時間を稼ぐ・防火対策が、必要になってくるための重要な2つめのポイントです。

【 沖縄の注文住宅☆省令準耐火構造のポイント③ 】

③ 不燃材料を使用による、他室への延焼遅延

… 火元の部屋から他の部屋へ火が燃え移っても、炎の広がりを遅らせることができる構造であることが条件となっています。

★ 空気の通り道となる壁の内側や天井裏には、不燃材料を使用しなければならないというのが重要なポイントの3つめです。

 

以上、沖縄の注文住宅で省令準耐火構造の家を建てる時には、この3点を守ることにより、火災の被害が広がりにくく、火事が起きた際に火が広がりにくくなります。

沖縄の注文住宅で延焼を抑えることで、家族の命や家財道具、大事なものを失わずに済む点もメリットです。

また、沖縄で省令準耐火構造の注文住宅を建てることで、近隣住民への延焼を抑えることができますので、自分たちだけでなくご近所まで、多大な被害を回避することができます。

通常の住宅よりも火災保険が安くなる


通常の住宅よりも火災保険が安くなる
沖縄で注文住宅を建てるに当たり、省令準耐火構造を選んだ場合には、通常の非耐火構造の木造住宅に比べて、火災保険料を割安に設定されました。保険契約の内容によっては、通常の半額以下に抑える
ことも可能です。

沖縄注文住宅を建てるに当たり、火災保険料の金額は、建物の構造内容を基準に3種類です。沖縄注文住宅における建物の構造には、下記の3構造があります。

・H構造
・T構造
・M構造
それではこれから下記の表を基にして、沖縄注文住宅を建てた時の、火災保険の算定基準を確認しながら説明していきますので、参考にしてください。

【 沖縄の注文住宅☆火災保険の算定基準 】

建物の構造 内容
H構造(非耐火構造・木造住宅) 火災のリスクが高い

木造物件のことです。

火災保険料金は高い

T構造(耐火構造・耐火住宅) ・鉄骨

・コンクリートブロック

・コンクリート

・石

・レンガ造建物

・木造住宅でも省令準耐火構造の

基準クリア

・耐火建築物

・準耐火建築物を表します。

火災保険料金は2番目に割安

M構造(マンション構造

・鉄筋コンクリート造)

・鉄骨

・コンクリートブロック

・コンクリート

・石

・レンガ造建造物で

耐火建築物と認められた

共同住宅

火災保険料金は1番目に割安

 

このようなことから、沖縄の注文住宅では木造住宅でも、より火災のリスクが低い省令準耐火構造住宅の方が、火災保険料について安くなります。

沖縄注文住宅のデザインの幅が制限(追加工事代金の請求も)


沖縄注文住宅のデザインの幅が制限(追加工事代金の請求も)
ただし、沖縄注文住宅で省令準耐火構造住宅を国の機関から許可をもらうには、前述解説したように、火災が拡大しないような構造と不燃材料を屋根や壁などに使わなければなりません。

このような国から許可条件をクリアすることは、非常に大変な事柄です。

【 沖縄の注文住宅☆デザイン幅の制限 】

★ 例えば、省令準耐火構造の沖縄注文住宅を建てる場合、各室防火区画にするために部屋を区切る必要があるので、吹き抜けや開放感のある住宅作りが難しいです。

→ 不燃材料は材料も限られているので、デザインの幅は狭くなることは覚悟しないといけません。

※ すなわち沖縄注文住宅で自分の思い通り作るので、ある程度決められたものを組み合わせていくことになります。

 

また、ある程度まで沖縄注文住宅のプランを作っている場合は、省令準耐火構造住宅に変更したいと思っても、火災保険料金が減っても、条件をクリアするために工事費用が追加になることが大半です。

総合的に確認すると、追加工事費用の方が高い場合もあるので、省令準耐火構造を検討している方は、設計段階からハウスメーカーや工務店に相談した方が良いです。
 
 
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅において省令準耐火構造を選ぶ場合に、事前に知っておきたい3つのポイントについて、解説をしてみました。

これから沖縄注文住宅での省令準耐火構造住宅を検討される方であれば、ポイントを理解し、注文ハウスメーカーや地元密着型の工務店へ向け、設計段階から相談してみてはいかがでしょうか。

地球温暖化も進み災害が増えてきた今、沖縄でも注文住宅において火災についてのリスクを回避することはとても重要です。家族とよく話し合い、理想の沖縄注文住宅プランニングを立ててみてはいかがでしょうか。

★ 同じく災害対策として停電時にも対応できるエコ住宅が注目されています。「沖縄の注文住宅で省エネ・ゼッチ住宅☆台風や災害に強い家」で詳しくお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。

まとめ

沖縄注文住宅で省令準耐火構造を建てるポイント

・外部からの延焼防止
・火を他の部屋へ広げない
・不燃材料を使用による、他室への延焼遅延
・火災保険が安くなる
・デザイン幅は制限されやすい

 

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