COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.10.22注文住宅
シニア世代に沖縄で人気の平屋☆老後を快適に暮らすポイント
沖縄では平屋をシニア世代が建て、超高齢化と言われる現代に終の棲家とするケースが増えていますよね。
老後の家として沖縄では平屋が人気ですが、それだけではなく内装や間取りもバリアフリーで統一すると安心です。ポイントとして、定年後から10年後の70歳から75歳の自分自身を想像しながら、沖縄平屋のプランニングを進めてください。
日本では生涯年齢の平均80歳超えました。さらには100歳を超えていく方がいる状況が続いていて、「健康長寿大国」と言われるほどになっています。ですから高齢になってからの時間の方が長いかもしれません。
また、老後から沖縄で平屋を建てるのであれば、介護も必要とする時期も来るかもしれないことを想定してください。今回は、老後に沖縄で人気の平屋の家を建てる、住み替える、建て替える際のプランニングポイントをいくつかお伝えしていきます。
シニア世代に沖縄で人気の平屋☆
老後を快適に暮らすポイント
沖縄で老後に平屋が人気な理由
まず、高齢になった時の人気な住宅として需要が高い沖縄の家は「平屋」です。平屋とはそのまま、一階建ての建物なので生活導線のなかに階段はありません。
なぜなら虚弱化や心身機能の衰えに対応するには、階段の上り下りや急斜面が室内にない、一階で簡潔する沖縄の平屋生活がが、身体の負担を抑える上では一番だからです。
昔ながらの一般的な家屋では、生活導線のなかで階段が入ります。洗濯をして階段を昇り、2階のベランダで洗濯物を干す…など、動線や食事は一階のキッチン・睡眠は二階の寝室、という間取りが多くありました。
さらに昔ながらの一般住宅の特徴として、その階段自体も段差が高く、足腰に負担が掛かりやすい設計が少なくありません。
【 老後の住まいに沖縄の平屋が人気の理由 】
★ 高齢者になると腰や膝が悪くなりやすいですよね。階段の上り下りや重たい荷物を持っての移動を行うと、骨折や腰痛などの原因になります。
→ ですから、極力無理のない移動手段ができるように意識した住宅作りとして沖縄の平屋が注目されました。
※ その他、バリアフリーなどを住宅構造に加えつつ、手すりを要所に配置することを考えなければなりません。
また、老後の住まいには沖縄の平屋で「身体に負担の少ない家」を目指す一方、高齢者の住まい作りには、「人との関わり」を優先した住まいつくりも重要です。
人との関わりが可能になる環境が、年を重ねた時に張り合いになり、ボケや認知症などの防止に繋がります。また、無気力や無価値観などが特徴の「老後うつ」も回避しやすいので、人との関わりは大切です。
【 沖縄の平屋で人との関わりを広げる 】
★ 例えば、お孫さんが遊びに来るために多目的室を作る、来客を迎えるための来客ルームを作る、教室を開くために講座室を作るなどのアイデアもあります。
→ 沖縄で老後に住む平屋の家を建てる場合、バリアフリーに意識が向き、人との関わりはあまり重要視されませんが、このような、高齢期の生活特性に配慮した住まい作りもひとつの重要な要素です。
なぜなら、老後生活は積極的に社会生活に関わり、虚弱になっても豊かな人間関係を維持することができるかどうかも、楽しい快適な老後の暮らしに役立ちます。
老後に暮らす沖縄の平屋では、補助器具設置の確認を
沖縄で老後に平屋の住まいを建てるのであれば、補助器具の設置や車椅子を意識した動線にも意識した家造りを意識すると安心です。
そのため生活をしていくなかで、手すりを取り付ける場所や車椅子の通る場所、段差解消などのバリアフリーを住まい作りを、日々イメージしていくと、将来とても便利な家造りができます。
【 沖縄で老後の平屋を建てる☆バリアフリー 】
★ 例えば、以下の事柄などについて、考慮してみてください。
・ 洗濯について洗濯物を干す動線
・ トイレを利用してから手洗い場所までの動線
・ 食事をしてから洗い場までの動線
・ 訪問客や宅配などの対応による動線
…この4点について段差解消を含めてイメージしプランニングを進めます。ちょっと大きいカテゴリーになり過ぎましたので、下記に具体例をお伝えします。
【 沖縄で老後の平屋を建てる☆バリアフリーの具体例 】
① 洗濯物を干す場所を、洗い場から庭に出て干すためのウッドデッキを設置して干場とすれば、車椅子でも移動は可能です。
② トイレの場合は、洗い場をトイレ室内に設置することにより、移動は不要になります。
③ キッチンで食事までできるような間取りにすると、導線が短いです。
ちなみに食器洗い乾燥機は「楽ちん家事」の代表選手ですよね。食器洗い乾燥機があることで、機械が自動的に家事を手伝ってくれるので便利です。
【 沖縄で老後の平屋を建てる☆内臓の最新設備 】
★ 沖縄で老後に平屋を建てる場合には、キッチン内蔵の食器洗い乾燥機を設置するケースが多いのですが、何十年と暮らしていくと内蔵の食器洗い機も壊れます。
→ この時の修理が外付けの食器洗い乾燥機よりも手間が掛かる点は、理解して決めると後々まで満足できる暮らしが可能です。
※ これは内臓の空調設備などでも言えます。若い世代では業者に電話してスケジュール調整…、金銭面での工面まで、それほどの負担には感じないかもしれません。
けれども高齢になるごとに、修理に手間暇・負担が掛かるとおざなりになりがちです。注意をしてください。
来客や宅配などは、来客ルームを玄関から直接入室できるしくみや宅配BOXで対応できる仕組みを作ることにより、無理な移動手段や無駄のない動線が出来上がります。
使い方によってどこに作るかを意識することが重要です。
老後に建てる沖縄の平屋プランニングでよくある質問
こちらはあくまでも参考にして、ご家族と話し合ってみてください。
【 沖縄で老後の平屋を建てる☆よくある質問 】
① システムキッチンを食器棚代わりにしたい。
・メリット … 食器棚が不要になる。(現在のシステムキッチンは大容量収納が基本なので、お皿やお鍋フライパンなども収納できる仕組みになっています。)
※ 補足事項 … 上吊り戸棚は腰痛や怪我などの元になるので止めたほうが無難です。
② 庭の草刈りがやりたくないが、ガーデニングや畑はやりたい。
・ 対処方法 … 使わないエリアに防草シートを引いて人工芝を設置。(使うエリアはレンガなどで囲い込みを行い自分のできる範囲を設定する。)
※ 補足事項 … ガーデニングでハーブを育て、畑などでトマト育てるなどは人気です。
③ ペットのためにドックランを作りたい。
・ メリット … ペットのために開放的な空間を作ることができる。
・ デメリット … 急に飛び出す心配がある為、入口錠や塀で急に飛び出さないように工夫する。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で老後に平屋を建てる際、階段や急斜面がない他、プランニングで意識したいバリアフリーの家造りのポイントについてお伝えしました。
また沖縄で老後の平屋を建てる場合には、日当たりや空調設備にも注意をしてください。
沖縄で老後に建てる平屋プランニングでは、天井も掃除しやすい、危険が少ないように、比較的天井を低く設定することが多いです。けれどもこの天井で厳しい太陽の光が当たった時、室内が急激に温められてしまう傾向にあります。
室内でも熱中症に掛かる危険性があるので、天井の上に対策を施す他、室内の空調を一定に保つ設備を設けるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
老後に沖縄で平屋の家を建てるポイント
・手すりを要所要所に設置する
・人と関わりやすい多目的広場などを設ける
・短く負担のない導線を作る
・最新設備は修理がしやすい方法を選ぶ
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