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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2020.12.16注文住宅

住宅ローンの審査基準とは☆確実に通るためのポイント

住宅ローンの審査基準とは☆確実に通るためのポイント
住宅ローンの審査は、特に不安な要素がなくても緊張するものですよね。住宅は往々にして大きな金額ですので、初めてのマイホーム購入では「自分の年収でも通るのかな…」と、不安を覚えながら住宅ローン審査を受ける方は意外にも多く見受けられます。
 
けれども住宅ローンは審査基準が決まっていますので、この基準を理解した上で自分の年収融資を受けた履歴などを確認しておけば、より安心です。
 
多くの人にとって家は一生に一度の買い物です。その理由は何と言っても家を買うための料金が非常に高額なためであり、家は一生に一度かつ人生で最大の買い物と言えますので、自分だけではなく、住宅ローンの審査を受ける誰もが緊張します。
 
そして家を買う際は、多くの人々が預貯金などの自己資金だけで買える人はあまりいません。その不足分を補うのが住宅ローンですので、審査も多くの人々に沿った基準で行われると考えてください。
 
今回は、そんな住宅ローンの審査基準と、審査を確実に通るためのポイントをお伝えします。
 

 

住宅ローンの審査基準とは☆
確実に通るためのポイント

 

住宅ローンの審査基準


住宅ローンの審査基準
住宅ローンの審査には、①事前審査と②本審査があります。まず①の事前審査で年収や借り入れ状況を申告し、借り入れができる大まかな金額を出し、融資可能かどうかをチェックした後に、②本審査へと移るのが一般的です。
 
そのため、住宅ローンの①事前審査は「仮審査」とも言われ、審査内容も借り入れ側が申告した内容を基準にして審査を進めるために3日~5日ほどで結果が出てきます。
 
一方、住宅ローンの②本審査になると、より審査も厳密です。さらに借り入れ側が申告した内容の裏付けを取りますので、ケースによっては1カ月前後掛かることもある点が違います。
 

【 住宅ローンの審査基準☆事前審査→本審査 】
 
① 事前審査 → 本人の返済能力をチェックして、いくらまで融資可能かを確認する審査です。
 
② 本審査 → 最終的に住宅ローンの借り入れが可能かどうかのチェックとなります。
 
※ 住宅ローンでは①事前審査、②本審査とも基本的に審査基準は同一です。

 

住宅ローンの①事前審査では返済能力をチェックする方法として、ほとんどの金融機関で「返済負担率」による算出をします。
 

 

返済負担率とは


返済負担率とは
返済負担率とは「返済比率」とも言われますが、年収のなかの返済額が占める割合(年間)です。ここで、返済負担率が高くなると毎月の返済にムリが生じることになり、暮らしに余裕が産まれないために、返済能力として信用されません。
 
つまり、返済が滞る可能性があると言うことで、審査から落ちることになります。一方で基準値となる返済負担率よりも低い数字が出るならば、余裕のある返済が可能と言うことで、融資を受けることができます。
 

【 住宅ローンの審査基準☆返済負担率 】
 
★ 住宅ローンの事前審査の基準となる、「返済負担率」は、一般社団法人住宅金融普及協会などのサイトでもシュミレーションが可能です。(https://www.sumai-info.com/simulation/hensaifutan.html
 
→ 基準となる返済負担率は、年収や融資を受ける住宅ローンの種類によってさまざまですが、一例として、フラット35の基準を下記にお伝えします。
 
年収400万円未満の場合 → 返済負担比率30%以下
年収400万円以上の場合 → 返済負担比率35%以下
 
※ ですので年収400万円の方が住宅ローン審査を通したい場合には、毎月の返済額がおおよそ11万6千円前後までの計算です。(400万円の35%を12分割した金額)

 

…ただしこの返済負担率の基準は、それぞれの金融機関と住宅ローン商品によって違いますので、それぞれ目当てとしている金融機関で確かめてみてください。
 

 

住宅ローン☆年収以外の審査基準


住宅ローン☆年収以外の審査基準
もちろん住宅ローンの本審査では、年収だけではなく借りる人の人間性(犯罪履歴や勤続年数、健康状態など、現在の仕事を長く続けることができる人物なのかどうか)なども、住宅ローンの審査基準になりますので、そこまで意識をして進めてください。
 

【 住宅ローンの審査基準☆年収意外の要素 】
 
★ 特に住宅ローンの支払いは30年を超えるパターンもありますので、返済計画の現実性が問われます。完済予定の年齢や、今後の収入の安定性が、住宅ローンの審査を通過するポイントです。例えば…、
 
・ 健康状態
・ 年齢
・ 勤続日数
・ 物件の評価(返済が滞った時に担保となるため)
・ 個人信用情報
 
…などがあります。

 

「個人信用情報」とは過去の犯罪履歴や、支払いの滞納履歴などを挙げることができます。ですから、過去に融資を受けて滞納をしていた場合には、審査が通らない可能性もありますので注意をしてください。
 

【 住宅ローンの審査基準☆ブラック履歴 】
 
★ 個人信用情報に過去の滞納履歴などがある場合、その界隈では「ブラック履歴」や「事故履歴」などと言われ、融資を受けることが難しい状況になりますので、一定年数待つなど、対策が必要です。
 
→ 詳しくは別記事「【沖縄で住宅ローン】審査に落選!次に起こす行動とは」などを確認してください。

 

貸す側としてはしっかりと回収するために買い手の健康状態や年齢、年収など多角的に審査をする形となります。
 

 

住宅ローンの審査を通るポイントとは?


ポイント
それでは、ここからは反対に住宅ローンの審査を通るためのポイントをお伝えしていきます。予め住宅ローンの審査基準が通るような返済計画を立てることで、安心して審査を受けることができますよね。
 

【 住宅ローンの審査基準☆通るポイント② 】
 
(その①) 自分の年齢から返済期限を考える
 
… 国土交通省のアンケートでは住宅ローンの審査では「年齢」が重視されることがわかっています。つまり借りた時の借入時年齢と返済が終了する完済時年齢です。
 
→ 完済時の年齢が80歳以下かどうかは審査の分かれ目になっているようです。

 

ただし住宅ローンの審査では、借入時に年齢が若すぎることも不利に働くこともあります。
 
現在の自分の年齢と完済時の年齢を考慮して、住宅ローンの年数を決めることができるならば、審査に通る可能性は上がることになりますので、検討してみてください。
 

【 住宅ローンの審査基準☆通るポイント② 】
 
(その②) 無理のない返済負担率にする
 
… 前述したように、返済負担率の割合が高いと滞納リスクがあるとみなされ審査に通りにくくなる場合がありますので、最初から返済負担率を予め計算して、安全圏内で申請する方法です。
 
→ 前述の例では「フラット35」をお伝えしましたが、一般的に民間金融機関でも無理がない返済負担率は年収の20~25%と言われています。
 
★ ここで返済負担率に引っ掛かってしまうものの、購入したい物件を諦めきれない場合には、頭金を増やして対処する方法も一案です。

 

まずは、ご自身の年収から無理のない借入額を算出してみてください。その範囲であれば住宅ローンの審査に通る可能性は高くなります。
 

【 住宅ローンの審査基準☆通るポイント③ 】
 
(その③) 担保として価値のある物件を選ぶ
 
→ 住宅ローンの審査基準として、担保となる家も対象です。貸し手である銀行などはローンの支払いが滞った場合、物件の競売にかけて貸したお金を回収しようとします。
 
そのために物件のもつ担保としての価値も重要になりますが、ここで資産価値のある物件を購入するのであれば、より住宅ローンの審査に通りやすい傾向です。

 

この際、住宅ローンの審査基準を目安に不動産を探す場合は、家のスペックももちろん重要ですが、「駅が近い」などの資産価値も重要なポイントであることを忘れないでください。
 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は住宅ローンの審査基準と審査に通るためのポイントをお伝えしました。
 
住宅ローンの審査基準には健康状態、年齢や勤続日数、物件の評価、年収に占める返済額の割合、個人信用情報があります。
 
住宅ローンの審査を通るためのポイントは、年齢から返済期限を考えること、年収にあった借入額にすること、担保としての価値がある不動産を選ぶことです。
 
資産価値を重視した物件で自分の年齢から返済年数を考え、年収にあった借入額であれば住宅ローンの審査に通る可能性は高くなります。
 
不動産を買う場合は、どうしても欲しい家やマンションに合わせてローンを組もうとしてしまいますが、理想はご自身にあった借入額をあらかじめ把握しておくことを意識してください。
 
予算の上限を定めておけば、無理のないローンを組んで苦しむこともありません。住宅ローンの審査の仕組みを理解して、賢く申請をすることで、一度は断られた融資も受ける可能性が出てきます。
 
 

まとめ

住宅ローンの審査に通るためのポイント

●住宅ローンの審査基準には健康状態、年齢や勤続日数、物件の評価、年収に占める返済額の割合、個人信用情報がある

●審査に通るためのポイント①自分の年齢から返済年数を考える

●審査に通るためのポイント②無理のない返済負担率にする

●審査に通るためのポイント③担保としてかちのある物件を選ぶ

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