COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.12.22注文住宅
沖縄注文住宅を建てる予算建て☆3つの側面からみる目安
沖縄では注文住宅が人気ですが、分譲マンションや建売住宅などの選択肢もあるなかで、敢えて沖縄で注文住宅を選ぶのには、自分の理想やアイディアを反映できるためですよね。
それだけに、沖縄で注文住宅を選ぶ方々の多くは、マイホームに拘りを持っていることが多い傾向にあります。
ただし、沖縄の注文住宅に限らず、「家」は一般の人々にとってかなりの高額な買い物になるため、買う際はしっかりと予算イメージを持って進めることが大切です。
特に沖縄の注文住宅では、基本設計をベースに追加オプションを加えて行くプランニングが多いため、予算イメージがなければ自分が考えている以上に費用がかかってしまう可能性があります。
そこで今回は、沖縄で注文住宅を建てるための予算目安を、3つの側面からお伝えします。沖縄でこれから注文住宅の購入を検討されている方は参考にしてください。
沖縄注文住宅を建てる予算建て☆
3つの側面からみる目安
沖縄で注文住宅を建てる際のおおまかな予算
沖縄注文住宅の一番のメリットは、購入者の希望を建物に反映させられることです。
しかし、それ以外にも予算によって建築費を調整できるという点もあります。この点はあらかじめ価格が決まっている建て売りやマンションと異なるメリットです。
逆に、冒頭でお伝えしたように、沖縄の注文住宅では予算面に注意しないと、必要以上に高くなってしまうというリスクもあります。
【 沖縄で注文住宅の予算立て☆目安 】
★ 家を建てる土地によって建物にかかる料金は異なりますが、床面積100平方メートルの注文住宅で考えると、建築費は2000万円から3000万円が一般的です。
→ ハウスメーカーによっては1000万円台のケースもあります。(沖縄の注文住宅では、1000万円台の安い建築費で建てる住宅を「ローコスト住宅」などとも言います。)
要するに、沖縄で注文住宅の予算には「これ!」ときまった料金はなく、購入者の予算やハウスメーカーによって幅広い選択が可能ということです。
特にひと昔前までは、分譲マンション→建売住宅→注文住宅の順番に建築費が高くなるとされてきましたが、前述したようなローコスト住宅も広まるなか、狭小住宅や安い価格帯で家を建てるために注文住宅を選ぶ人々も増えてきました。
だからこそ、今の時代に沖縄注文住宅購入を希望する場合は、しっかりとした予算感を持つ必要があります。
沖縄で注文住宅予算立て、自己資金
ここでは沖縄の注文住宅で「予算感」を算出するための、3つの側面を紹介します。あらゆる側面から、予算をイメージすることで、より安心できる資金計画を立てることができます。
【 沖縄で注文住宅の予算立て☆自己資金 】
① 1つ目は住宅の購入に充てる自己資金です。
→ 「自己資金」は言葉通り手元にあるお金のことですが、沖縄注文住宅の安全な予算立てでは、その中からどれくらい住宅資金にできるかという点がポイントです。
家を買うには建物以外にも登記にかかる諸費用、税金、引っ越し代など様々な費用がかかるため、それらのためのお金を考慮して住宅資金を決める必要があります。
沖縄で注文住宅を検討する際には、事前に何年も掛けて貯蓄をしてきた方がも多いのではないででしょうか。
けれども、その全てを頭金に回すことは危険です。現金で手元に残すべき引っ越し資金や税金・手数料関係もありますし、住宅ローンを確実に返済し続けるためにも、引っ越し当初数カ月分の住宅ローン返済分を、手元に残した形での頭金設定が安心です。
★ 沖縄で注文住宅を建てる時に掛かる諸費用などについては、別記事「沖縄注文住宅の諸費用②☆家の建築で発生する金額」などもご参照ください。
沖縄で注文住宅の予算立て、借入金額
沖縄で注文住宅を建てるほとんどの人々が自己資金のみで建てることはありませんよね。そうなると住宅ローンを組むことになりますが、住宅ローンは年収や借入などによって、融資できる金額が決まってきます。
さらに、融資を受けたから安心できる訳ではなく、実際に返済を続けていかなければなりません。
ですから、銀行から融資を受けることができる金額とともに、現実的に30年と返済をし続けることができる、余裕のある金額設定が不可欠です。
【 沖縄で注文住宅の予算立て☆借入金額 】
② 2つ目は住宅ローンの借入金額です。
→ 住宅ローンを受けるには、審査に通る必要がありますが、この審査には他にもさまざまな要素がありながらも、「返済負担率(返済比率)」による返済の可能性が計算されます。
※ 目安としては年収の20%~30%以下の返済となりますが(フラット35で年収400万円のケースでは35%以下が基準など)、住宅ローンを借り過ぎると返済が大変になります。
金融機関が設定する返済負担率による返済の可能性は大変参考になりますが、一方でそれぞれに子どもの教育費や介護費など、生活費に違いはあります。
ですから、沖縄注文住宅の予算立て段階から、ご自身の年収や年齢などを考慮して無理のない範囲での金額を設定することが、後々まで苦労しないポイントです。
【 沖縄の注文住宅の予算立て☆相談 】
★ 限度いっぱいの金額を借りることはおすすめしません。必要に応じてファイナンシャルプランナーなどのプロに相談してください。
ここでひとつのポイントとして、多くの人々が建築を依頼した建築業者やハウスメーカー、もしくは融資を受ける銀行などで予算立ての相談をしますが、このような業者のなかには、借入限度額いっぱいの借入計画を勧めることもあります。
ですから、今回の沖縄注文住宅建築とは関係のない、専門的な第三者であるファイナンシャルプランナーもひとつの選択肢としておすすめです。
沖縄で注文住宅の予算立て、限度額
最後の3つ目の沖縄注文住宅の予算立てに役立つ要素として、自己資金と住宅ローンを合わせての資金購入限度額の設定をしてください。
【 沖縄の注文住宅の予算立て☆限度額 】
③ 沖縄注文住宅の予算立てにおいて、あらかじめ限度額を設定しておくことは重要です。
→ 沖縄注文住宅はこだわろうと思えばいくらでもこだわれます。こだわりが増えれば代金は当然高くなりますので、限度額を設定しながら、優先順位を立てて限度額を目安に建築業者とプランニングを進めてください。
あらかじめ購入限度額を決めて、それを住宅会社に伝えることで価格が高くなることを抑えることができます。
注文住宅の予算は自己資金、住宅ローン、それらをプラスした上での購入限度額という3つの側面から算出することになります。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で注文住宅を建てるための予算建てを3つの側面からお伝えしました。
沖縄の注文住宅は購入者の購入者の予算によって費用を調整することが可能です。
購入者の予算は①自己資金、②住宅ローン、自己資金と住宅ローンを合わせた③購入限度額の設定という3つの側面から算出されます。
沖縄の注文住宅の予算立てにおいて、①自己資金は貯蓄などご自身が持つお金、②住宅ローンは銀行などから借り入れる資金です。2つのお金を組み合わせて、購入にあたっての③限度額を設定します。
この3つの要素それぞれの側面から、沖縄注文住宅の予算を立ててみてください。
まとめ
3つの側面からみる注文住宅の予算立て
●注文住宅は予算に応じて費用を調整することが可能
●予算のための3つの側面は自己資金、住宅ローン、購入限度額の設定である
●購入限度額を設定して住宅メーカーに伝えることで注文住宅の費用が高くなり過ぎないようにすることが期待できる
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