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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.03.13注文住宅

沖縄で家を建てる資金計画☆フラット35の2つの種類

沖縄で家を建てる資金計画☆フラット35の2つの種類
2021年は沖縄でも家を建てる良い時期として資金計画を立てる方が増えましたよね。日本では長く低金利時代にあり、コロナ禍を受けて日銀も金融緩和を進めています。
 
ただ一方で日本の株式、ひいては金利に大きく影響を与えるアメリカの株価動向では、バイデン政権の誕生と、民主党の多数派奪還を皮切りにして、長期金利・株価上昇が始まり、現在では「コロナバブル」とも言える状況です。
 
日本では日銀の影響力が強いため、2月末に一時期は株価が上下したものの、2021年3月現在では落ち着き、4月以降も低金利が続く見込みではありますが、いつ長期金利・株価上昇が始まるのか…、と注意をする人々も少なくありません。
 
そんななかですから、今のうちに沖縄で家を建てる資金計画を進めている人々のなかには、全期固定金利で返済計画が安定するフラット35を選ぶ傾向にあります。
 
そこで今回は、沖縄で安定した家を建てる資金計画ができる、フラット35について2つの種類の解説と、フラット35の金利変動チェック方法などもお伝えします。
 

 

沖縄で家を建てる資金計画☆
フラット35の2つの種類

 

買取型と保証型

買取型と保証型
一般的にフラット35が最も安心・安全な住宅ローンのひとつとして信頼を受けているのには、独立行政法人である住宅金融機構がバックアップする住宅ローンだからです。
 
独立行政法人は国の機関ですので、利益を目的としていません。そのために状況によってはマイナスになっても金利の上昇を抑えることもあります。
 
フラット35を利用して沖縄で家を建てる資金計画であれば、この立場を理解しておくと、より安心して利用することができますが、住宅金融支援機構が民間金融機関をバックアップする方法には、2つの種類があります。
 
それが、①買取型と②保証型です。
 

【 沖縄で家を建てる資金計画☆買取型フラット35 】
 
① 買取型でフラット35を組む場合
 
(1)民間金融機関は貸付先の個人に対して融資をします。
 
(2)住宅金融支援機構は住宅ローン契約が交わされてすぐに、民間金融機関が貸し付けた債権を買い取ります。
 
(3)住宅金融支援機構はこの債権を証券化し、金融市場(債券市場)で「機構債」を販売する流れです。

 

民間金融機関としては、一度融資としてお金を出すものの、すぐに住宅金融支援機構がその分の債権を買い取ってくれることになり、金利は発生しないことになりますよね。ここがポイントであり、「保証型」との違いです。
 
では買取型フラット35で融資をした場合、民間金融機関が何を利益としているか…、と言えば、融資業務の代行手数料となります。
 
一方、「保証型」はどのような仕組みになるのでしょうか。
 

【 沖縄で家を建てる資金計画☆保証型フラット35 】
 
② 保証型でフラット35を組む場合
 
(1)民間金融機関が貸付先の個人に対して融資をします。
 
(2)住宅金融支援機構はこの融資の保証をする流れです。
 
※ 「買取型」では最終的に債権者は住宅金融支援機構ですが、この「保証型」では最後まで、直接貸付先の個人に対して融資をした民間金融機関となります。

 

では、保証型でフラット35を組んだ場合の金利はどうなるのか…と言えば、民間金融機関はあくまでも金利によって利益を得る仕組みとなるために、金利は直接融資をした民間金融機関によって決まると考えてください。
 
…ここでもう一点、理解しておきたいポイントとして、買取型フラット35においても、金融市場で機構債を販売している点があります。
 

【 沖縄で家を建てる資金計画☆保証型と買取型の共通点 】
 
☆ 買取型においては金融市場で機構債を販売しますし、保証型においても民間金融機関は金融市場で融資するお金を用意しますので、どちらにしろ長期金利の影響を受ける点は理解をしてください。

 

 

フラット35は利益目的ではない

2021年に沖縄で家を建てる資金計画☆フラット35の金利はどうなる?
ここで沖縄で家を建てる資金計画を立てる時、改めて理解しておきたいポイントとして、フラット35をバックアップする住宅金融支援機構は国の機関である独立行政法人による機関です。そのため利益を目的としていません
 
民間金融機関は当然ですか金利による利益を目的としているので、どちらも金融市場が資金源となっているものの、独自で金利を上乗せも行いますよね。
 
そのために沖縄で家を建てる資金計画でも、住宅金融支援機構の方が金融市場との連動がシンプルなので、どの動向により予想もしやすいです。
 
ただし、同じフラット35でも保証型の場合には民間金融機関は金利による利益を目的としています。ですから特に買取型のフラット35において、金融市場の動向チェックによって、その後の金利も分かりやすいと考えてください。
 

【 沖縄で家を建てる資金計画☆フラット35の金利予想 】
 
☆ フラット35(買取型)の場合、毎月20日にフラット35のホームページで機構債販売のために発表される、機構債の表面利率をチェックしてください。
 
→ この機構債の表面利率に、一定の人件費などのコストをプラスした金利が、翌月のフラット35(買取型)の金利です。

 

「機構債販売の時の表面利率では確実ではないのでは?」と考える方も多いかもしれません。けれども独立行政法人が販売する機構債はつまり国債ですから、基本的に投資家の間では安全な投資(安全資産)の認識となり、信頼性が高いと言えます。
 

 

金利が確実に長期固定される融資

金利が確実に長期固定される融資
何度もお伝えするようですが、国の機関がバックアップしているフラット35においては、金利による利益を目的とはしていません。そのために、唯一、確実に全期間固定金利が採用されている住宅ローン商品です。
 
これは沖縄で家を建てる資金計画としては、最も確実な返済計画が実現する唯一の商品とも言えます。
 
フラット35と他の民間金融機関による長期固定金利型の住宅ローンの契約書を比べてみると、民間金融機関では「銀行が金利を変更できる」一文が掛かれていますが、フラット35の契約書においては、全く書かれていません
 
…と言うことは、民間金融機関の長期固定金利型住宅ローンでは、経済動向によって金利変更も致し方ない事象などが起きた時、銀行によって金利の変更が認められる住宅ローン商品と言えるのではないでしょうか。
 
けれどもフラット35においては、金利変更は一度も行われていません
 

【 沖縄で家を建てる資金計画☆金利の変更 】
 
☆ ただし、民間金融機関では他の金融機関の住宅ローン商品へ借り換えを行おうとすると、金利面などの交渉も受け付けてくれるため、交渉によっては金利が下がる可能性もあります。
 
→ 一方、フラット35では金利交渉はまずあり得ません。ただし、もしも金利が大幅に下がった場合には「今までのフラット35から、新たなフラット35に借り換える」方法は可能です。
 
※ 例えば、今返済しているフラット35を、改めて金利が下がったフラット35の契約をすることで、今までのフラット35の残高を完済し、金利が下がったフラット35へと借り換えます。

 

融通が利かないと考えれば、融通が利かない住宅ローン商品とも言えますが、沖縄で家を建てる資金計画を立てる際、より安心・安全な計画にしたいと考えると、最も信頼性の高い商品です。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で家を建てる資金計画を立てる際、国の機関となる独立行政法人による住宅金融支援機構と民間金融機関んが提携しているために、最も安心で安全として信頼性の高い住宅ローン商品である、フラット35についてお伝えしました。
 
フラット35には買取型と保証型の2種類がありますが、より金融市場の影響がシンプルで分かりやすいのが買取型です。
 
契約当初は金利を低く設定しつつもリスクも大きい変動金利型住宅ローン商品と比較すると、どうしても長期固定金利のフラット35は金利面で割高感を感じる方も多いのですが、「それだけ保険に入っている」との感覚で決める方も多く見受けます。
 
詳しくは別記事「沖縄で家を建てる資金計画☆フラット35はホントに割高?」でお伝えしています。金利の種類については、「沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める」などでもお伝えしているので、コチラも併せてご参照ください。
 

まとめ

フラット35の特徴と2つの種類

・住宅金融支援機構がバックアップする
・金利による利益目的ではない
・買取型と保証型の2種類がある
・買取型は債権を住宅金融支援機構が買い取る
・保証型の金利は民間金融機関が決める
・毎月20日発表の表面利率で翌月の金利予想ができる(買取型)
・フラット35は固定金利が変わる例外はない

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