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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2019.08.31

沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める

沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める
沖縄で住宅ローンを選ぶと「金利」が出てきますよね。沖縄の住宅ローンに限らず、「変動金利」と「固定金利」の知識は欠かすことができません。

 

「数%だから…」と言う方もいますが、何千万と言う大きな買い物の「数%」の差は大きいです。

 

ただ、単純に「安い金利の商品を選べば良い」訳でもありません。金利は常に変動しますので、それぞれの家計に安心できる、よりお得に借りることができる、商品選びがポイントです。

 

そこで今日は、沖縄の住宅ローンで焦点となる「金利」について、主に固定金利と変動金利のメリットデメリットと共にお伝えしていきます。

 

 

沖縄の住宅ローン☆
変動金利と固定金利を見極める

 

そもそも「金利とは?」

「今更聞けないけど、金利とは?」と言う声も多いですよね。沖縄の住宅ローン選びの基本が「金利」ですから、ここは押さえておきたいポイントです。

 

【 沖縄の住宅ローン:金利とは? 】

 

☆ 金融機関は貸したお金に「利息」を付けることで、対価を得ます。この「利息」の貸したお金への割合が「金利」です。

 

・ ですから、借り手側としては金利が低ければ低いほど、利息が低くなり、よりお得になりますよね。一方、金利が高くなればなるほど利息は高くなり、支払総額は上がります。

 

複数件の沖縄の住宅ローンの金利を調べてみると(2019年度現在)、その金利は0.5%~3%前後の商品が見受けられますが、もともとの借り入れ金額が数千万単位ですから、1%が大きな差になります。

 

 

沖縄の住宅ローンで金利が変わると?

とは言っても、具体的な数字が見えないとなかなか実感が沸きませんよね。沖縄の住宅ローンを扱う金融機関のネットページには、「ローンシュミレーター」が設置されているので、ここに数字を入れると分かりやすいです。

 

【 沖縄の住宅ローン:金利の差 】

 

☆ 今回は3000万円「固定金利(※1)」35年の返済期間、ボーナス返済なし元利均等返済(※2)として、金利1%~4%で比較してみます。

 

① 金利1% … 月々の返済額は8.5万円、総返済額は3,557万円
② 金利2% … 月々の返済額は10万円、総返済額は4,174万円
③ 金利3% … 月々の返済額は11.6万円、総返済額は4,850万円
④ 金利4% … 月々の返済額は13.3万円、総返済額は5,579万円

 

…このように比較検討してみると金利1%と4%では、月々の返済額は4.8万円、総返済額になると2022万円もの差が生じますよね。

 

これだけの違いが出るために、沖縄の住宅ローン選びでは、金利をメインに比較検討をして、より安全でお得な商品を選ぶのが一般的です。

 

(※1)「固定金利」とは、返済期間一定の金利を保って返済を続けることを差します。詳しくは事項でお伝えします。

 

(※2)「元利均等返済」とは、元金と利息の支払い方を表す返済方法のひとつで、毎月同じ金額を返済できる点がメリットです。詳しくは別記事「沖縄の住宅ローン☆元利均等返済・元金均等返済とは」でお伝えします。

 

 

沖縄の住宅ローン、3つの金利タイプとは

このように金利が出来るだけ低い商品選びは不可欠なのですが、「今、低いから」と「変動金利」を選ぶことは危険です。

 

もしも「変動金利」を選ぶのであれば、金利タイプを充分に理解して決断することをおすすめします。

 

【 沖縄の住宅ローン:固定金利と変動金利 】

 

☆ 名前の通り「固定金利」は返済期間に金利が固定されていること、変動金利は金利が変動するタイプです。

 

① 固定金利 … 返済期間全期間に渡り、契約当初の金利を採用し続けます。

 

《 メリット 》金利上昇のリスクがなく、返済計画が安定します。

 

《 デメリット 》一般的に変動金利のようなリスクがない分、金利が高めに設定されています。また、後々の金利が下がった時の恩恵は享受できません。

 

ただし固定金利商品には、期間ごとに金利が変わる「段階金利型」と全期間に渡り金利を決定する「全期間固定型」の二種類があります。

 

どちらにしろ、契約時の金利が適用され、毎月の返済額が一定金額で安定している点が魅力です。

 

② 変動金利 … プライムレート(※3)に準じて年2回の割合で金利が見直し変動します。(月々の返済金額自体は5年毎の見直しが多いです。)

 

《 メリット 》多くの変動金利商品が、契約時点から暫くは、固定金利商品よりも金利が安くなります。金利が下がった時には、その恩恵が期待できます。

 

《 デメリット 》金利上昇によって返済額が増えるリスクがあります。

 

(※3)の「プライムレート」とは、みずほ銀行などの大手金融機関が公表する、融資を行う際の「最低金利」です。(長期と短期があります。)

 

沖縄の住宅ローンでも、変動金利商品ではこの数字(プライムレート)を元に見直しがなされます。金利は常に変わるので、常にチェックしておくことをおすすめします。

 

変動金利型を選ぶのであれば、より詳しく説明した別記事「沖縄で選ぶ住宅ローン☆変動金利のメリット・デメリット」もぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか(*^_^*)

 

③ 固定金利選択型 … 契約からの一定年数(3年・5年など)は固定金利で返済をし、一定年数が過ぎた頃に固定金利か変動金利かを選択できます。

 

《 メリット 》一定年数が過ぎた時、契約時よりも金利が下がっていれば、その恩恵を受けることができます。

 

《 デメリット 》一定年数が過ぎた時、契約時よりも金利が上がっている可能性があり、金利タイプを変更するには手数料が掛かる商品も多いです。

 

 

注意したいのは「未払い利息」

…このように固定金利は金利が維持されるため、返済計画がより安全であることがメリットで、変動金利契約当初の金利が低い商品が多いこと、金利が下がった時に、享受できるメリットがあります。

 

また変動金利のデメリットとしては、金利上昇のリスクをお伝えしましたが、より注意をしておきたいポイントが「未払い利息」の発生です。

 

【 沖縄の住宅ローン:「未払い利息」とは 】

 

☆ 変動金利タイプでは、返済金額自体は5年毎に見直されますが、「月々の返済金額は、契約時の支払いの1.25倍まで」との規定があります。ここに注意してください。

 

・ 月々の返済金額は1.25倍が上限でありながら、金利上昇によって金利は上がり、返済総額も増大しますよね。

 

…そうなると、月々の返済に元金が含まれないばかりか、月々の利息分さえも賄えない事態が起こり得ます。これが「未払い金利」です。

 

沖縄で住宅ローンを組むと、毎月の支払いの内訳は「元金(借金返済分)」と「利息」に分かれます。

 

元金を支払わなければ完済はできませんから、金利上昇によって金利のみの支払いに追われる事態になった場合には、固定金利の沖縄の住宅ローンへの、乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

余裕があるなら頭金を上げたい理由


ここまで理解していくと、やはり借り入れ総額(元金)は、極力減らしておきたいですよね。

 

そのため手元に余裕がある現金を、「後で繰り上げ返済(※4)ができるように…。」と残す方も見受けますが、これはベストな選択とも言えません

 

【 沖縄の住宅ローン:頭金を増やして元金を減らす 】

 

☆ 沖縄で住宅ローンを契約してから、まとまった金額が入ってきたのであれば有効ですが、契約当初から残すのであれば、下記のようなデメリットがあります。

 

① 繰り上げ返済までの利息が掛かる。
② 繰り上げ返済のための手数料が掛かる。(一回数万円)

 

…ですから頭金として加算し、最初から元金を減らした方がよりお得です。

 

ただし、手持ちの貯蓄を満額で頭金にしてしまうのはおすすめできません。当面の引っ越し費用などの実費や、いざと言う時の貯蓄、プラスして発生する工事費用などとして、自由になるお金は残しておくと安心です。

 

頭金をはじめとする、マイホーム資金計画については別記事でより詳しく説明しています。「マイホーム資金計画☆計算方法とチェック項目一覧」もぜひ、ご参照ください♪

 

 

…このように比較検討する上で、沖縄の住宅ローン商品の「変動金利」と「固定金利」の基礎知識は不可欠です。

 

特に変動金利は、契約当初の金利が低く設定されていることから、一見するだけでは魅力的に映ります。

 

一方で金利タイプをあまり理解しないまま、金融機関のすすめるままに変動金利商品を選ぶケースも見受けられ、金利上昇のリスクへの心構えができていないまま、返済計画が崩れる家庭も少なくありません。

 

まずは少し金利が高めに見えても、より安全に返済できる固定金利商品から検討し、返済計画に余裕があれば、リスクが大きい一方で、より恩恵を受けることができる変動金利も可能性として検討してみると、より安全です。

 

 

まとめ

「金利」とは?3つの金利タイプ

・お金を貸す「利子」の割合が「金利」
・金利が低いほど総支払い額も安くなる
・「固定金利」は金利が一定している
・「変動金利」は金利が変動する
・「固定金利選択型」は一定期間後選択する
・変動金利を選ぶなら未払利息に注意する
・繰り越し返済に残すなら頭金に入れるとお得
・変動金利は返済期間全期に渡って考慮する

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