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2021.04.28注文住宅

沖縄で家を建てる☆住宅ローンを選ぶ2つの要素とは

沖縄で家を建てる☆住宅ローンを選ぶ2つの要素とは
ネット社会になった今、沖縄でも住宅ローン商品の選択肢が大幅に広がりました。何千万と言う大きな金額ですから、少しでもお得な沖縄の住宅ローン商品を選びたいですよね。
 
沖縄で住宅ローンを選ぶ時、多くは建設業者や不動産会社の担当者に誘導されるまま、おすすめの商品を選んでしまいがちです。けれどもよくよく考えると分かるように、担当者は建物に関する専門家であり、金銭面の専門家ではありません。
 
ですから、担当者の方々から聞きたいポイントとしては、その会社と提携している沖縄の住宅ローン商品情報で、その会社を通して契約することで、何が(金利や優遇措置など)どれだけ得なのか、を具体的に提示してもらうことで判断できます。
 
ただ沖縄で住宅ローンを自主的に選ぶ時、適切な商品を見極めるためには、実は2つの要素を絞っていくだけです。
 
今回は、自分達の要望や状況(収入など)に見合った、適切な沖縄の住宅ローンを選ぶための2つの要素をお伝えします。
 

 

沖縄で家を建てる☆
住宅ローンを選ぶ2つの要素とは

 

 

要素1:金利の種類

要素1:金利の種類
今回、沖縄で住宅ローンを自主的に選ぶための要素は2つとお伝えしましたが、1つは自分で決めることができる要素、そしてもうひとつは、相手(金融機関)の視点に立って「借りることができるのか」を判断する要素です。
 
そのなかでも最初の要素である金利の種類は、自分達で決めることができる要素だと考えてください。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆金利の種類 】
 
● 大まかに金利は、下記3つの種類があります。
 
(1)全期間固定金利 → 国の機関である住宅金融支援機構が民間金融機関と提携している「フラット35」などの商品が全期間固定金利です。
 
(2)当初固定金利 → 5年・10年・20年などのタイプがあり、契約当初の一定期間は固定金利とし、その後は固定金利か変動金利かを選ぶことができます。
 
※その後の金利は、固定金利であれ変動金利であれ、当初固定期間が終わった時点での金利を採用する流れです。
 
(3)変動金利 → 金利変動に対応する種類となり、多くは保険として①5年間は直前の金利を維持する、②返済額を上げる上限は1.25まで、としています。(元利均等返済の場合)

 

沖縄でも住宅ローンの何よりのリスクは「金利変動」のリスクです。変動金利か固定金利かの判断は、貯蓄や自分達の経済状況から判断します。
 
ただし、変動金利と固定金利では金利の差が大きいので、多くは変動金利を選びやすいのではないでしょうか。一例では、ある時点で某金融機関の変動金利商品が0.47%であったのに対して、20年当初固定金利での金利は1.47%でした。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆金利の考え方 】
 
● ここで変動金利と固定金利の差「1%」を高くみるか安くみるかは、その1%が金利上昇の保険料として見合っているかどうか、で判断すると決めやすいです。下記の2択と考えてみてはいかがでしょうか。
 
(1)金利変動のリスクを自分で請け負う → 変動金利
 
(2)融資をする金融機関に持ってもらう → 固定金利

 

ちなみに、全期間固定金利は住宅金融支援機構がバックアップしている「フラット」シリーズとなります。
 
民間金融機関が独自で扱う沖縄の住宅ローンは、当初固定金利となるため、最も長い固定期間でも20年などですが、借り入れ期間でできるだけ長く設定することがおすすめです。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆借り入れ期間 】
 
● 借り入れ期間は契約後に延長の交渉をすることは避けてください。返済が持続できないリスクを極力減らすため、契約当初は余裕があっても最長の返済期間を選びます。
 
→ 金融機関としては、契約後に期間延長の申し入れは「毎月の返済が厳しい人」と言う判断になる可能性が高いです。その情報は共有リスト化し、例えば他の融資での審査が通らないこともあり得ます。

 

…ですから基本的に沖縄で住宅ローンを選ぶ時には、借入期間は最長期間を選ぶのが安心です。そして、余裕がある分は別に繰り上げ返済用に貯蓄をしておいて、まとまった金額になったら繰り上げ返済をすれば(繰り上げ返済短縮型を選択)、期間は短くなります。
 

☆ 変動金利のリスクについては別記事「沖縄で家を建てる☆住宅ローンで変動金利を選ぶ心得」でもお伝えしていますので、こちらも併せてご参照ください。

 

 

要素2:金融機関を選ぶ

要素2:金融機関を選ぶ
続いて沖縄の住宅ローン選びの要素は、金融機関選びです。
 
沖縄で住宅ローンの金融機関と言えば、ネット銀行・メガバンク・地方銀行(農協や信用金庫も含める)・公的融資の4種類があります。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆金融機関の種類 】
 
(1)ネット銀行
 
・東京スター銀行
・楽天銀行
・ジャパンネット銀行 など
 
(2)メガバンク
 
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行 など
 
(3)地方銀行
 
・沖縄銀行
・琉球銀行
・海邦銀行 など
 
(4)公的融資
 
・財形融資
・自治体融資 など
 
● この他に国の機関である住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した「フラット35」を始めとするフラットは、上記あらゆる金融機関で取り扱っています。

 

…ネット銀行が出始めた当初は、店舗を持たず宣伝活動をコストの掛からないネットで済ませるために、金利が格段に安くなるとして、メガバンクと差別化されていました。
 
けれども時が経ち、メガバンクも積極的にネット進出を果たしたことで、特徴としては著しくネット銀行と同系列になっている印象です。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆金融機関の特徴 】
 
(1)ネット銀行 … ●審査→厳しい傾向、●条件→柔軟性は期待できない傾向
(2)メガバンク … ●審査→厳しい傾向、●条件→どちらかと言えば柔軟
(3)地方銀行 … ●審査→緩めの傾向、●条件→柔軟な傾向ながら地域性がある
(4)公的融資 … ●審査→緩めの傾向、●条件→全く柔軟性は期待できない
 
※ 地方銀行に信用金庫や農協も含まれます。
※ 公的融資にフラット35などのシリーズも含まれます。

 

沖縄で住宅ローンを選ぶ場合にも、住宅金融支援機構がバックアップするフラット35は人気がありますが、実は全く融通が利かないことには注意をしてください。
 
例えば後々借り換えを検討したとして、民間金融機関であれば、他行の金利を提示して乗り換えを示唆しながら金利交渉を進めるシーンもありますが、フラット35ではまず、あり得ません。(フラットシリーズは利益を追求している訳ではないためです。)
 

 

最終的な選び方

最終的な選び方
金利については変動金利か固定金利か…、経済的状況をチェックしながらではありますが、自分達で決定する次項です。けれども金融機関に関しては、どちらかと言えば融資をする側の選択とも言えます。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆金融機関選び 】
 
● 金融機関 … 客観的に自身を「借り入れ主」として、どの金融機関が希望の金額や条件を通してくれそうでしょうか。そこが判断基準になります。
 
→ 金融機関が決まったら、金利の種類を割り当て、そのなかで最も有利な沖縄の住宅ローンを選べば良い訳です。 

 

今回は、沖縄の住宅ローンを選ぶために、おおまかな金融機関の種類に分けて特徴をお伝えしましたが、それぞれに力を入れている沖縄の住宅ローン商品があります。
 
どのような沖縄の住宅ローン商品に力を入れているのかは、それぞれの金融機関のHPを意識して確認することで、明瞭に分かるはずです。
 

【 沖縄で住宅ローン選び☆本審査 】
 
● ただ沖縄の住宅ローンで本審査が通るかどうかは、実際に審査をしてみないと分からない…、と感じる方々も多いですよね。
 
→ 一般的には本審査は借り入れ側が最終的に決めたひとつの金融機関のみ…、と言うイメージがありますが、実は複数の本審査を掛けることは可能です。

 

一説では多くの金融機関で審査をしない方が良い、との声もありますが、これは共有情報に審査をするための照会履歴が残るからではないでしょうか。
 
確かに金融機関にとってみれば審査が無駄骨になることになりますが、照会履歴が残ったからと言って、それだけで審査が通らないとも思えません。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で家を建てる時の住宅ローンの選び方をお伝えしました。
 
最後にお伝えしたように、金融機関にとっては無駄骨になってしまうために一般的なイメージとしては、確実に借り入れをする前提で本審査を通すとされていますが、もしもじっくり吟味したいのであれば、複数の沖縄の住宅ローンで審査を受けることは可能です。
 
ですから金融機関選びばかりではなく、金利の種類や借り入れ金額を変えて申請してみることもできます。
 
沖縄で家を建てることも住宅ローンを組むことも、初めての方が多いかもしれませんが、「全く分かりません」と「外」へ依存してしまうと、相手にとって手っ取り早い商品になり兼ねません。
 
自分で選ぶことで、より自分の希望に見合った相性の良い商品に出会うことができます。
 

 

まとめ

住宅ローン選びの2つの要素とは

●金利

・全期間固定金利
・長期固定金利(5年・10年・20年など)
・変動金利

●金融機関

・ネット銀行
・メガバンク
・地方銀行(信用金庫・農協)
・公的融資

 

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