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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.07.04注文住宅

【沖縄の家づくり】ナチュラルスタイルは質感がポイント


沖縄で人気がある家のスタイルと言えば、ナチュラルスタイルですよね。南国リゾートらしいナチュラルな風合いながら女性らしい柔らかさが特徴です。
 
沖縄の自然志向の家ではこの他、サーファーズハウスボヘミアンスタイルボーホースタイルも人気がありますが、ナチュラルスタイルはこれらの基本にもなり、より広い層に支持され、暮らしやすい沖縄の家が実現します。
 
また、基本だけにナチュラルスタイルをベースにしながら、その時々の気分でボヘミアンやボーホーなどの沖縄の家にイメチェンするのも良いかもしれません。
 
今回はそんな、ナチュラルスタイルの沖縄の家の特徴と、ワンランクアップするポイントについてお伝えします。どうぞ沖縄の家づくりの参考にしてください。
 

 

【沖縄の家づくり】
ナチュラルスタイルは質感がポイント

 

 

ナチュラルスタイルの特徴


沖縄の家づくりでは、ひと口に「ナチュラルスタイル」と言っても、都心部の暮らしに似合うスッキリとした「シンプルナチュラル」や少しエッジの聞いた辛口テイストも取り入れた「スパイシーナチュラル」スタイルなどさまざまです。
 
現在の沖縄の家では、冒頭でお話した「ボヘミアンスタイル(民族風のテイストを取り入れた家)」や「ボーホー(ボヘミアンスタイルにニューヨークのそほースタイルをミックスした家)」なども人気で多岐に渡ります。
 
そのなかでもベースのナチュラルスタイルは下記のような特徴です。
 

【 沖縄の家づくり☆ナチュラルスタイルの特徴 】
 
★ 自然素材を多用する
 
→ 沖縄の家にナチュラルスタイルを取り入れようとすると、ついつい白や生成りなどの色目にこだわってしまいがちですが、自然素材をふんだんに取り入れることで、自然にアースカラーに落ち着きます。

 

ただ、沖縄の都心部の家に多い「シンプルナチュラル」はナチュラルスタイルとは少し異なることを意識してください。
 
都会的なシンプルナチュラルを目指す場合、自然素材は取り入れながらも、しっかりと加工されたアイテムが人気です。
 

【 沖縄の家づくり☆シンプルナチュラルとの違い 】
 
★ シンプルナチュラルとナチュラルスタイルの違いは「線」です。
 
→ ナチュラルながら都会的なセンスを取り入れたシンプルナチュラルでは、色目はアースカラーが中心ですが、直線的なラインの家具や造りを好みます。

 

シンプルナチュラルスタイルで、より柔らかく女性的な雰囲気の沖縄の家を目指すのであれば、ここにスパニッシュモスアイビーなどの、繊細なイメージの観葉植物を取り入れると効果的です。

より忠実に本格的なナチュラルスタイルを目指すのであれば、むしろ直線的ではなく、木の自然な曲線や節目を上手に見せて、自然な風合いを出してください。

 

 

ナチュラルスタイルを決める5つのポイント


では沖縄の家づくりでナチュラルスタイルを目指すのであれば、どのようなポイントを基準に素材や家具類を選べば良いのでしょうか。
 
色目からライン、素材まで、選ぶ参考になる5つのポイントをお伝えします。
 

【 沖縄の家づくり☆ナチュラルススタイルを作る5つのポイント 】
 
(1) 色目はアースカラー
 
→ 基本は木をイメージする茶色ですが、この他にもテラコッタの赤茶土のベージュ色も活躍する色です。
 
※ ただ、茶色は分量で言えば20%~40%ほどで使われることが多く、ベースは生成りなどの白~クリーム色と合います。麻や木綿の色を参考にしてください。
 
(2) 差し色はグリーンベース
 
→ これらのナチュラルカラーに水色ジーンズの青色などを多く取り込むと、サーファーズハウス風になりがちですので、ナチュラルスタイルへ持っていくのであれば、植物の色を参考にしたグリーンを選んでください。
 
(3) 自然素材をふんだんに使う
 
→ 沖縄の家づくりでは無垢材や天然木を用いることで一気にナチュラルスタイルを後押しします。玄関やポーチなどの切り替わりではテラコッタ・珪藻土などと相性が良いです。
 
※ ソファーなどには経年劣化が楽しみな革の他、布であれば木綿・麻を合わせてみてはいかがでしょうか。
 
(4) 自然のフォルムをそのまま使う
 
→ 前項でお伝えしたように、シンプルナチュラルではなく基本のナチュラルスタイルを目指すのであれば、人間が作り出していない自然のままの木のラインをそのまま使うと効果的です。
 
(5) 質感を大切にする
 
→ ナチュラルスタイルにはつやを抑えたマットな質感が合います。ざっくりとした質感や、サラッとした質感を意識してください。
 
※ ボヘミアンスタイルに近いより自然色の強いダイナミックなナチュラルスタイルを好む場合には、ゴツゴツした雰囲気も似合います。

 

自然素材をふんだんに利用したナチュラルスタイルの沖縄の家であれば、経年美化を意識した素材加工や素材選びが良いです。
 
例えば、革や木などの素材はウレタン加工も多いのですが、ナチュラルスタイルであればワックス自然由来のオイルでマットに仕上げます。
 

 

ナチュラルスタイルをアレンジする


ナチュラルスタイルの沖縄の家ではエリアによって傾向が異なりますよね。那覇市都心部であれば、前述したようなシンプルナチュラルが人気ですし、中部のアメリカ西海岸を思わせるエリアでは、2019年にボヘミアンナチュラルが注目されました。
 
ただ一般的には、ナチュラルスタイルをベースにして、①シンプルナチュラル②スパイシー(辛口な)ナチュラル、そして③ソフトナチュラルに分かれます。
 

【 沖縄の家づくり☆ナチュラルスタイルアレンジ 】
 
① シンプルナチュラル 

→ シンプルナチュラルは前述したように、ナチュラルテイストの素材やインテリアを選びながら、直線的な素材や家具を選んでください。
 
② スパイシーナチュラル 

→ 少しエッジの効いたスパイシーナチュラルでは、ポイントとして敢えて「硬さ」を感じる鉄や石を用いた家具た素材を取り入れます。
 
③ ソフトナチュラル 

→ よりシンプル・ソフトな素材や家具を選びますが、例えば、小さな裸電球を多数取り入れたり、珪藻土の壁にするなどのアイデアがおすすめです。

 

スパイシーナチュラルの沖縄の家であれば、同じ革でもオールドテイストの少し深みのある茶色など、気持ちですが重みのあるテイストの家具が似合います。
 
一方でソフトナチュラルのベースは同じ茶色でも、節目が見える薄いベージュや生成り色など、スパニッシュモスなどのエアプランツや、繊細な観葉植物をアクセントにしてみてはいかがでしょうか。
 

意外に勘違いされやすいのですが、すっきりとしたナチュラルスタイルはシンプルスタイル、若しくはソフトナチュラルです。
 
本来の「THEナチュラルスタイル」はキャンプ小屋のようなイメージがあり、よりダイナミックなイメージと考えてください。
 
そのため選ぶ素材も丸太そのものや石などを利用し、裸電球のアレンジなども見受けます。

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の家としては万人に評価が高い、ナチュラルスタイルの家づくりについてお伝えしました。
 
沖縄の家づくりで一からナチュラルスタイルに仕上げるのであれば、例えば梁や柱を綺麗に形づくられていない、木の曲線をそのまま生かした素材にしてみたり、床材も敢えて木の節を見せたフローリングにしてみるなどのアイデアもおすすめです。

本文中でお伝えしたように、少しコストは高くなりますが、壁に珪藻土を利用するのも、一気にナチュラルスタイルに仕上がるコツと言えます。
 
沖縄の家づくりでナチュラルスタイルを徹底するポイントは、フェイクではなく、本物の自然の木や土、革や石などの素材を選び、その質感を消さないことです。
 
この他、南フランス風よりのナチュラルスタイルであれば、テラコッタ素材、素焼きタイル素材も人気があります。

 

★ 快適さとおしゃれな沖縄の家づくりの両立のコツは別記事「便利に暮らす沖縄の注文住宅☆オシャレと快適を両立するポイント」などでお伝えしています。
 
★モダンスタイルのインテリアについては「【沖縄の家づくり】モダンスタイルは直線的・硬質・光沢」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。

 

まとめ

ナチュラルスタイルの家づくり

・自然素材をふんだんに取り入れる
・自然のフォルムをそのまま使う
・色目はアースカラー(差し色はグリーンベース)
・質感を大切にする
・シンプルナチュラルなら直線的に
・スパイシーナチュラルならポイントに石や鉄素材
・ソフトナチュラルなら色目を明るく
・テイストに見合った観葉植物をアクセントに

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