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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.11.16注文住宅

【沖縄の注文住宅】水回り設備グレードアップ☆コストの違いを検証!

【沖縄の注文住宅】水回り設備グレードアップ☆コストの違いを検証!
沖縄の注文住宅ではキッチンやバスルームなど、水回り設備が充実した家を希望する方々も多いですよね。
 
最近では凹凸の少ないシンプルな設計で、オシャレながらもカジュアルでコストを抑えたスタイルも若い世代を中心に人気があるため、その分水回り設備にこだわってコストを掛ける、メリハリある家づくりを進める事例も増えました。
 
ただ水回り設備は価格幅が広いので、予め建てた総コストを目安に、バランスを持った設備選びは不可欠です。
 
今回は沖縄の注文住宅で総コストとのバランスを考えながら水回り設備のグレードを選ぶために役立つ、基本プランからグレードアップ/ダウンによるコスト調整のポイントを、具体的な数字と共にお伝えします。
 
どうぞ参考にしてください。
 

【沖縄の注文住宅】水回り設備グレードアップ☆
コストの違いを検証!

 

 

選ぶグレードでコストは振り幅が大きい

選ぶグレードでコストは振り幅が大きい
【沖縄の注文住宅】外観要素グレードアップ☆コストの違いを検証!」や「【沖縄の注文住宅】内装要素グレードアップ☆コストの違いを検証!」では、外観も内装も施工面積が広いために、選ぶ資材によってコストのふり幅が大きい点をお話しました。
 
一方、水回り設備に関しては設置個所は幅を取るものではないのですが、グレードによる価格幅が広い傾向です。
 
沖縄の注文住宅で水回り設備と言えば、キッチン・バスルーム・トイレ・洗面台の四点ですが、キッチンひとつ取っても主流のシステムキッチンで見ると、国産のスタンダードなI型から外国産の高級キッチンまであります。
 

【 沖縄の注文住宅☆水回り設備はグレードによるふり幅が広い 】
 
(1) キッチン … 主にシステムキッチン(ビルトインキッチン)の選択です。
 
・国産メーカーの廉価版(価格の安いグレード)
・国産メーカースタンダードタイプ
・国産メーカー高級タイプ
外国製システムキッチン
 
などなどがありますが、何十万円と価格が変わります。
 
※ キッチンのオプション … さらに近年の沖縄注文住宅では、食洗機やオーブンをオプションで追加する方も多く、コストアップです。
 
(2) トイレ … 沖縄の注文住宅ではタンクレスの多機能トイレが人気ですが、機能のないトイレのみで数万円のところ、タンクレストイレで20万円、機能が充実するとさらに10万円、20万円とアップします。
 
(3) バスルーム/洗面台 … 沖縄の注文住宅ではシステムバスを選ぶケースが多く、セミユニットバスなどデザイン性を重視したり、機能性の高い洗面台なども人気です。

 

沖縄の注文住宅では機能性を重視したチョイスも多いのですが、水回り設備は機能が多いほど故障リスクも高まる点は意識して選ぶと良いでしょう。
 
電気で動く機能ですから停電時の対応や、故障時の修理修繕コスト、定期的なメンテナンスコストもランニングコストとして含めたうえで資金計画を立て、住んでからの家計も鑑みた選択が不可欠です。
 

【 沖縄の注文住宅☆水回り設備を選ぶポイント 】
 
★ 現在の沖縄注文住宅では、キッチン・トイレ・バスルーム・洗面台どれを取っても、高性能・多機能なグレードの高い設備は充実しています。
 
→ ですから目移りしないよう、予め予算を立ててバランスを取り、「何が我が家に取って必要か」、取り入れたい機能に優先順位を付けて選んでみてはいかがでしょうか。

 

例えばバスルームであれば家族の変化や年齢とともにリフォームをしたり、トイレも後々付け替えは可能です。将来的なリフォームの可能性も視野に入れながら、検討してください。 
 

 

某施工会社の戸建て基本プラン

某施工会社の戸建て基本プラン
沖縄で注文住宅を建てる時には、地元の施工業者大手住宅会社で相見積もりを取るでしょう。この際、一般的にはどの水回り設備に関しても、国産メーカー製の平均的なスタンダードモデルを提案してくれます。
 
ウォシュレットが付いているタンクレストイレなど、現代の沖縄注文住宅で標準的な暮らしに適した機能は約束されているため、業者が提案してくれた基本プランを軸として、水回り設備のアップグレード/ダウンによってコスト調整をして行きましょう。
 

【 沖縄の注文住宅☆水回り設備の基本プラン事例 】
 
● この事例では建築総予算3,000万円として、ほぼ標準値の基本プランを提案しています。
 
(1) キッチン(幅2250mm) → 120万円
・国産メーカー/スタンダードキッチン(I型)
 
(2) トイレ(1階2階2か所) → 40万円(20万円×2)
・国産メーカー/温水ウォシュレット機能付きタンクレストイレ
 
(3) バスルーム → 70万円
・国産メーカー/広さ1坪のシステムバス
 
(4) 洗面台 → 25万円
・国産メーカー/角型カウンター付き洗面台(Sトラップユニット)
 
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合計 255万円

 

バスルームにこだわりたい場合には完全オーダーの造作バスも選べますが、完全オリジナルだけに、それだけかなりのコストアップは覚悟した方が良いかもしれません。
 
ユニットバスではなく、浴槽と下部分のみがユニットになったセミユニットバスでは、壁の自由度は高くなりますが、コチラも壁材が高くなればそれだけ大幅なコストアップです。
 
※ 依頼する業者を決める時には、気になるいくつかの業者に相見積もりを取る方法がベストですが、この時の「見積書の見方」については別記事「【沖縄の注文住宅】見積書が分かる☆一般的な構成と見方を解説」でお伝えしていますので、コチラをご参照ください。
 

 

水回り設備のコスト調整事例

水回り設備のコスト調整事例
現在の沖縄注文住宅であれば、予算面さえ余裕があるなら多機能な水回り設備は天井を知りません
 
デザインにまでこだわれば外国製の高級タイプを選ぶ家も多いため、施工業者が提案する基本プランと100万円単位で価格幅が広がると考えてください。
 
ここでは、それぞれの設備に対して高くなりすぎない、ワングレードアップほどで具体的な数字例をご紹介します。
 

【 沖縄の注文住宅☆水回り設備グレードアップの事例 】
 
● グレードアップによるコストアップ
 
(1) キッチン(幅2250mm)
・国産メーカー/高級タイプへグレードアップ → 220万円(▲100万円プラス)
 
(2) トイレ(1階2階2か所)
・国産メーカー/温水ウォシュレット機能に加え、省エネ機能+フルオート機能付きトイレへグレードアップ → 70万円(▲15万円×2か所プラス)
 
(3) バスルーム
・国産メーカー/システムバスを高級仕様へワンランクグレードアップ → 120万円(▲50万円プラス)
 
(4) 洗面台
・オーダー洗面台 → 55万円(▲30万円プラス)
 
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合計 465万円(▲210万円プラス!)

 

沖縄の注文住宅でスタンダード仕様から、国産メーカー内でグレードアップしただけでも、210万円のコストアップになりました。
 
ここでさらに食洗機やオーブンなどをオプションで追加したり、国産メーカー製ではなく、外国製の高級キッチンを選択した場合には、どれだけコスト幅が広がるか、想像できるのではないでしょうか。
 
そのため、機能性を追求した沖縄の注文住宅を建てたいならば、後々のメンテナンスコストも考慮に入れながら、総予算を念頭に置いて優先順位を見つけ、バランスの取れた選択が必要です。
 
では、沖縄の注文住宅で最も標準的な基本プランから、今度はコストダウンを検討してみましょう。
 

【 沖縄の注文住宅☆水回り設備グレードダウンの事例 】
 
● グレードダウンによるコストダウン
 
(1) キッチン(幅2250mm)
・国産メーカー/廉価版システムキッチンへへグレードダウン → 70万円(▽50万円マイナス)
 
(2) トイレ(1階2階2か所)
・国産メーカー/タンク付きトイレへグレードダウン → 20万円(▽10万円×2か所マイナス)
 
(3) バスルーム
・国産メーカー/広さ1坪の廉価版システムバスにグレードダウン → 45万円(▽25万円マイナス)
 
(4) 洗面台
・国産メーカー/廉価版洗面台へグレードダウン → 10万円(▽15万円マイナス)
 
============================
合計 145万円(▽110万円マイナス!)

 

国産メーカーのスタンダードなグレード/機能で揃えた沖縄注文住宅の基本プランと比較すると110万円のマイナスですが、それぞれの水回り設備をワングレードアップしたものと比較すると、その差は320万円にもなります。
 
ただキッチンはオール電化のIHキッチンなどがあり、バスルームも含めて熱源を電気にするかガスにするかでも選択肢は変わるため、熱源からプランニングした方が良いでしょう。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅でコストを抑えながら自分達の暮らしにあった、適切な水回り設備(キッチン/バスルーム/トイレ/洗面台)を選ぶ時に役立つ、機能やグレードによるコスト比較を検証してみました。
 
最後にキッチンを選ぶ時に不可欠なオール電化の有無や熱源の選択についてお伝えしましたが、近年沖縄で建てる注文住宅では、まず太陽光発電システムを導入するか否かを検討するケースが増えています。
 
太陽光発電+蓄電池で自家消費をしながら節約や環境対策を目指す目的ですが、太陽光発電システムを導入した場合の熱源は電気になるため、必然的にキッチンの選択肢も変わってきますので、注意をしてください。
 
太陽光発電システムや熱源(給湯システム)については、別記事「【沖縄の注文住宅】太陽光発電は導入する?給湯器の選び方」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 

 
まとめ

基本プランを軸とした水回り設備コスト調整事例とは

●基本プラン一例

・キッチン 120万円
・トイレ 40万円(20万円×2)
・バスルーム 70万円
・洗面台 25万円
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合計 255万円

●グレードアップ事例

・キッチン 220万円(▲100万円プラス)
・トイレ 70万円(▲15万円×2か所プラス)
・バスルーム 120万円(▲50万円プラス)
・洗面台 55万円(▲30万円プラス)
===================
合計 465万円(▲210万円プラス)

●グレードダウン事例

・キッチン 70万円(▽50万円マイナス)
・トイレ 20万円(▽10万円×2か所マイナス)
・バスルーム 45万円(▽25万円マイナス)
・洗面台 10万円(▽15万円マイナス)
=====================
合計 145万円(▽110万円マイナス)

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