COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2021.12.10注文住宅
【沖縄の家づくり】おしゃれな住まいのポイントは色の配分!
沖縄でおしゃれな家づくりを進めるのであれば、内装のカラーコディネートは必須ですよね。統一感があり穏やかに過ごす部屋でありながら、日々を快活に暮らす住まいが理想的です。
満足できる沖縄のおしゃれな家づくりをしたいのであれば、壁や床の色も影響しますので、プランニング時から住まいのイメージを決めると良いでしょう。
今、沖縄の家づくりでは、プランニングからプロのインテリアコーディネーターに託す方も見受けますが、初心者でもカラーコーディネートの基本を知っておくだけで、充分に理想的な住まいに仕上がります。
今回は、沖縄でおしゃれな家づくりには欠かせないカラーコーディネートの基本をお伝えします。満足できる沖縄の家づくりに、どうぞ役立たせてください。
【沖縄の家づくり】
おしゃれな住まいのポイントは色の配分!
部屋のイメージを決める、三つのカラー(色)
沖縄のおしゃれな家と言っても、そのイメージは千差万別ですよね。白・黒・グレーを基調とした無機質なシンプルモダンスタイルを好む方もいれば、民族調の敷物などとダイナミックな観葉植物に囲まれた、ボヘミアンスタイルも近年では人気です。
ですから沖縄の家づくりでは「自分にとって」おしゃれな家とは、どのようなイメージかをまとめておくと良いでしょう。
理想的な沖縄の家づくりでは、マテリアル(素材)やテクスチャー(質感)、ライン(線)なども大きな要素を閉めますが、最初に決めておきたいことが「三つのカラー(色)」です。
【 沖縄の家づくり☆最初に決める三つのカラー 】
(1) ベースカラー → 部屋の広範囲を占める、住まいの基盤となる色となり、沖縄の家ではアイボリーや白、木の茶色やベージュをベースカラーとする方が多い傾向にあります。
(2) メインカラー → 部屋の印象を決める色です。ベースカラーよりもやや個性がある色ですが、比較的広範囲を占めるので淡い色目などが好まれます。
(3) アクセントカラー → 部屋の差し色、アクセントになる色です。少量で存在感を出すため、赤などのビビットカラーやこげ茶や深緑などの深い色目など、個性が強く目が行く色選びがポイントとなります。
インテリアコーディネートとしては二色で展開したり、反対に五色・八色など多数の色目を上手く調和させたりする事例もありますが、より深い知識と経験、センスがなければなかなか穏やかにまとまりません。
カラーコーディネートに必要な要素
また、しばしばグレー一色の濃淡などで揃える方もいるのですが、沖縄でおしゃれな家をつくる考え方から見ると、統一感ばかりがカラーコーディネートではありません。
【 沖縄の家づくり☆カラーコーディネートに必要な要素 】
● 初心者では同じ色の濃淡で統一感を持たせると安心、とする方も多いですが(特にシンプルモダンインテリアスタイルを好む方など)、沖縄の家でおしゃれなカラーコーディネートを成立させるには、下記三つの要素が不可欠です。
(1)統一感 → 統一感は確かに同系色でまとめると安心ですが、下記でお伝えする色同士の相性や色の配分によって、複数の色を扱っても調和します。
(2)色同士の相性 → 相性の良い色を選ぶには、まずインテリアスタイルを決めると良いでしょう。(※)
※ またベースカラーには落ち着いた主張しない色を、メインカラーはイメージを決める好きな色、アクセントカラーには目を引く色と、それぞれの役割を意識して選びます。
(3)色の配分 → ファッションで見ると分かりやすいです。クリスマスのサンタさんの衣装は赤と白で構成されていますが、お互いの色が逆転したら、服の印象は随分と変わります。
現代、沖縄で家づくりを進める方々のなかには、プランニング時に色の相性を見極めるために、adobeのカラー配分表などをチェックする方も多くなりました。
確かに、このようなカラー配分表を参考にすることで三色だけではなく、四色・五色と良い色合わせと配分イメージでコーディネートができそうです。
ただしadobeを代表としたカラー配分表の多くは、その目的がwebサイトを作るためにありますので、このことも頭の片隅に入れながら参考にしてください。
(※)それぞれのインテリアスタイルについては別記事でお伝えしています。スタイルを演出する色についてもお伝えしていますので、下記の記事などを参考にしてください。
・【沖縄の家づくり】広い世代に人気!ジャパニーズモダン
・【沖縄の家づくり】クラシカルをリノベーション、フレンチスタイル
・【沖縄の注文住宅】海辺にラフライフ☆ウエストコーストスタイル
・【沖縄の注文住宅】素朴な癒し空間☆クラフトスタイル
・【沖縄の注文住宅】オシャレな暮らし☆北欧モダンスタイル
…など。
初心者でも安心の、色配分の比率
ベースカラー/メインカラー/アクセントカラーの三つの色でカラーコーディネートを進める方法を初心者におすすめする理由には、三色の場合、インテリアコーディネートにおける色配分の黄金律があるからです。
誰でも三色をこの割合で取り入れることで、色の調和を取りやすくなります。
【 沖縄の家づくり☆色配分の黄金律 】
● その黄金律は下記です。
→ ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=70%:25%:5%
※ この比率を見ただけで、それぞれにどのような色を選ぶと良いのか、想像が付くのではないでしょうか。
基調となるベースからーは白などで明るくまとめるのか、こげ茶などでシックに決めるのか…、基礎部分の色となり、一方でメインカラーは部屋を決める色です。
そしてアクセントカラーはほんの5%しかないなかで存在を主張しますから、ビビットな赤など「目が行く」色を選ぶことになります。
色の取り入れ方
また初めて建てる沖縄の家づくりで、初心者に三色配分をおすすめするのには、70%(ベースカラー):25%(メインカラー):5%(アクセントカラー)の配分が、インテリアによって丁度良く取り入れやすいためです。
例えば部屋の70%と広い範囲を占めるベースカラーは、そのまま床材や壁、天井の色目として採用すると簡単でしょう。
【 沖縄の家づくり☆色の取り入れ方 】
(1) ベースカラー(70%)→ 家を囲む床材や壁材、天井などに使うと70%に丁度良い分量です。
(2) メインカラー(25%)→ ソファーやラグ、カーテンなどに使うと25%ほどになります。この他、最近ではテレビの裏など壁の一か所のみをメインカラーで押さえるプランニングも人気です。
(3) アクセントカラー(5%)→ 5%とほんの小さな範囲ですので、クッションや壁に飾るアート作品、観葉植物の鉢などの小物を中心に使うと便利です。
沖縄の家ではビビットなアクセントカラーとして、ランプシェードなどに用いるのもニーズが高い方法のひとつでしょう。
特に南フランス風の沖縄の家など、味わい深いヴィンテージを感じる沖縄の家づくりでは、ランプシェードや扉のノブ、カーテンポールなどにアクセントカラーを使う事例を多く見受けます。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄のおしゃれな家づくりには欠かせない、カラーコーディネートの基本的な知識についてお伝えしました。
それぞれのインテリアスタイルをご紹介した記事を参考にしながら、ベースカラー/メインカラー/アクセントカラーを決定して、それぞれ70%:25%:5%の配分で整えることで、初心者でも上手に色が調和した空間を創り出すことができます。
訪れたお客様にもインテリアコンセプトが伝わりやすく、多少個性的な色でも調和が取れて安定した空間が広がるでしょう。それでいてアクセントカラーによって飽きないメリハリも期待できます。
ベースカラーは床や壁、天井の資材選びにも影響しますので、ぜひ最初のプランニングからインテリアのイメージを決めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
おしゃれな家を実現する色配分の黄金律
●3色の基本色を決める
・基盤となるベースカラー
・イメージとなるメインカラー
・メリハリを付けるアクセントカラー●3色の黄金律
・ベースカラー70%
・メインカラー25%
・アクセントカラー5%
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