COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2019.10.30注文住宅
沖縄で設計事務所に依頼☆決める前に知りたい5つの知識
マイホームを建てるに当たり、沖縄で設計事務所に依頼をしたい家庭であれば、家にある程度のこだわりを持つ方が多いですよね。
人生のなかでも最も大きな買い物のひとつです。「せっかくなら、自分達の理想に見合った、夢のマイホームを建てたい!」と思う家庭が多いのは、当然です。
せっかく沖縄で設計事務所に依頼して、念願のマイホームを建てるのなら、後々まで満足できる事務所へ依頼したいですよね。
そこで今日は、相性の良い沖縄の設計事務所に出会うためにも、理解しておきたい知識を5つ、お伝えします。
沖縄で設計事務所に依頼☆
決める前に知りたい5つの知識
他の業者と比較する、沖縄設計事務所の特徴
マイホームを建てる時、建売・注文住宅の選択肢はもちろんですが、続いては「どんな種類の業者に依頼するか…」で迷いますよね。
沖縄では設計事務所の他、大手ハウスメーカーや工務店の選択肢もあります。
それぞれに特徴はありますが、ここでは特に沖縄設計事務所に依頼した場合の特徴をお伝えします。
【 沖縄で設計事務所へ依頼☆他業者との違いとは 】
① 自分達だけのために設計をしてくれます。そのために、オリジナリティーに溢れ、希望も通りやすく、規格化された家にはない唯一無二の存在感です。
… ただし前例がない家も多くなるために、デザイン性ばかりにこだわると、「暮らしやすさ」に欠くケースもあります。コンセプトに一本軸を持って、ブレない姿勢も重要です。
② 大手ハウスメーカーや工務店では、設計はサービスとなるケースがほとんどです。一方、設計事務所では「設計」の費用が掛かります。
・ 実際に着工する業者は、一般的には設計事務所が繋いでくれることが多いです。そのため、「工事費用」と「設計費用」が掛かります。
③ 沖縄設計事務所と施工業者は違う会社です。そのため、設計士さんはプロの第三者の目が入ります。
・ 建付けや基盤まで、専門的な知識を持つプロの監査が入るために、現場の大工さんが「なーなーで」済ませることもなく、欠陥住宅への心配も解消されます。
沖縄で設計事務所を見つける
沖縄でも設計事務所は多数あります。昔ながらの探し方では、住宅情報誌や雑誌の広告欄から探す方法が一般的ではないでしょうか。
ただ現代では、インターネットが普及しているために、より自分達のパートナーとなってくれるような、相性の良い沖縄の設計事務所を見つけやすくなりました。
【 沖縄で設計事務所へ依頼☆探し方 】
★ 今では多くの事務所でHPを出しているので、ネット検索をしてみると探しやすい他、沖縄設計事務所の紹介サイトなどから、比較検討するのも便利です。
・ 沖縄の設計事務所には、それぞれに得手不得手があるはずです。HP内を散策して、過去実績をチェックすると、それぞれの沖縄設計事務所の個性が分かります。これを参考にするとスムーズです。
沖縄の設計事務所のHPを散策してみると、現代に多いシンプルモダンな白調の家々が得意な業者や、白無垢の木材にこだわった、自然な暮らしをコンセプトとした家が目立つ業者もあります。
最近では大手ハウスメーカーや工務店と同じく、沖縄設計事務所でも「ローコスト住宅」を多数手掛けている事務所も見受けるので、資金面で不安がある家庭でも、一度探してみるのも、良いかもしれません。
【 沖縄の設計事務所探しの注意点 】
★ 沖縄設計事務所の「得手不得手」のなかには、そもそも大きな建造物を得意とする事務所もあります。
・ 商業施設など、大きな建造物を多数手掛けてきた事務所は、家族が暮らす一戸建てマイホームの設計が必ずしも得意とは限りません。「暮らしやすさ」も考えて、選んでください。
沖縄設計事務所の場合には、設計士さんとの相性は欠かせません。HPで過去実績を多数見ると共に、実際に事務所へ出向いて、設計士さんとの相性も確認してください。
相見積もりを取るつもりで、複数の事務所を訪れるのも、比較検討の材料が出来て、選びやすいです。
なかには自分のデザインにこだわるあまり、依頼者の希望がスルーされがちだったり、予算が大幅に上回る危険もありますので、沖縄の設計事務所選びは、足を使って慎重に選んでみてはいかがでしょうか。
沖縄設計事務所から下請けへ依頼
沖縄の設計事務所で設計が決まると、事務所はそのコンセプトに適任の、施工業者へ依頼します。
そのため設計事務所の仕事は「設計」、そして設計に沿った家を建てるための工事現場の「施工管理」です。
…なので、他の大手ハウスメーカーや工務店のように、すべてが一点集中にはなりませんので、依頼者側も相談先や支払先を分けて考えなくてはなりません。
【 沖縄で設計事務所へ依頼☆複数の業者との関わり 】
① 支払いは複数に渡る …
沖縄設計事務所はその設計に適した施工業者を紹介してくれますが、業者が違うため、支払い時は沖縄の「設計事務所」と「施工業者」のそれぞれに支払うことになります。
② アフターフォローは施工業者 …
沖縄設計事務所はあくまでも「設計」ですよね。そのため、完成した後の家の不具合やトラブルは、着工した施工業者へ相談しなければなりません。
一戸建てマイホームでは、定期的な点検やメンテナンス、細やかな修繕は不可欠です。その丁寧さによって、家の寿命は大幅に変わりますから、アフターフォローについては施工業者と細かく確認してください。
そのためにも、沖縄で設計事務所へ依頼する過程では、建築中はついつい事務所とばかり連絡を取りがちですから、引き渡しの段階までには、施工業者の連絡先をしっかりと確認することが不可欠です。
沖縄の設計事務所へ依頼する費用目安
大手ハウスメーカーや工務店とは違い、沖縄の設計事務所へ依頼するとなれば、「工事費用」の他に「設計費用」としてのコストが掛かる点はお伝えしました。
それでは、どれくらいの料金が掛かるのでしょうか…、目安がないと思い切って事務所へ問い合わせることも、躊躇してしまいますよね。
【 沖縄で設計事務所へ依頼☆料金目安 】
★ 一般的には全体的な工事費用の8%~15%です。仮に3,000万円の家を建てるとすれば、8%の240万円~15%の450万円となります。
・ ただし、沖縄の設計事務所のなかでも全国的にも有名な建築士さんの事務所であるなど、そのネームバリューによっては、グンと高くなる可能性も否めません。
また、高額になりがちな「全国的に有名な設計事務所」となれば、「建築家」が多いですが、美術館などの大型施設、保育園や商業施設と言った建物を手掛けている方が多い傾向にあります。
そのため「暮らしやすさ」に特化した一戸建てマイホームへの造詣としては、より身近な沖縄の「町の設計事務所」の方が、深いケースも多いです。
確かに、中には「この建築家に建ててもらいたい!」と言う熱烈なファンの方が依頼するケースもあります。
ただ、何十年と暮らし続けるマイホームですので、家事のしやすさや自然と家族が集まる家など、「いかに暮らしやすいか」「家族の絆を深める家」を理解してくれる、身近な沖縄の設計事務所を選ぶのも一案です。
欠陥住宅が産まれにくい
最初の項でもお伝えしたように、沖縄で設計事務所へ依頼する時には、「自由でオリジナリティーの溢れた家」の魅力だけではなく、「欠陥住宅が産まれにくい」と言うメリットも大きいです。
確かに、沖縄で設計事務所へ依頼する費用が「全工事費用の8%~15%が目安」と考え計算してみると、「少し高いかな…」と感じる家庭も少なくありません。
【 沖縄で設計事務所へ依頼☆専門的第三者の存在 】
★ ただ、ローコスト住宅で不安視される「欠陥住宅」の問題を補うために、建物調査を別途調査会社へ依頼するケースも増えました。
・ その点、沖縄の設計事務所へ依頼をすれば、現場でも専門的な第三者として、監視役を果たしてくれます。
建物調査をせずに安心して住み始めることができる…、と考えれば、納得の値段かもしれません。
欠陥住宅に気付かないと、後々外壁や基礎のひび割れや、建具や床の変形、床の傾斜などに悩まされる可能性も出てきます。
沖縄は湿気も多くシロアリ被害もより不安視されますから、特に基礎部分からチェックの目が入ることへの安心感は大きいです。(最近では基礎部分の継ぎ目をなくし、シロアリの侵入を防ぐ対策なども見受けられます。)
いかがでしたでしょうか、今日は一戸建てマイホームを建てる時に、沖縄で設計事務所へ依頼するなら、事前に知っておくと役立つ、安心できる豆知識をお伝えしました。
企業が設計事務所へ依頼する訳ではないので、特に一個人が沖縄の設計事務所へ依頼するに当たり、心配になる事柄はコスト面ですよね。
近年ではコストを抑えた「ローコスト住宅」も注目されるようになりました。けれども「安かろう・悪かろう、なのでは?」と心配する声も多いです。
そのために建築費を極力抑えつつ、家自体の性能は安心できる家にするために、敢えて設計士にはお金を掛ける選択をする家庭も増えています。
1,000万円台の建築費用であれば、工事費のパーセンテージで料金を定める事務所も多いため、設計費用も安くなることも多いです。
ローコスト住宅に関しては別記事「沖縄でローコスト住宅に住む☆メリットとデメリット」でもお伝えしていますので、こちらもぜひ、合わせて立ち寄ってみてください。
まとめ
設計事務所へ依頼する前の基礎知識
・案件ごとに設計をしてくれる
・設計費用が別途掛かる
・設計費用は工事費用の8%~15%が目安
・現場に設計士と言うプロの第三者の監視が入る
・設計士には得手不得手がある
・一戸建ての造詣に長けた事務所が安心
・完成後のフォローは施工業者が行う
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