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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2019.12.03注文住宅

沖縄マイホームの資産価値☆将来を考えた5つの選び方

沖縄マイホームの資産価値☆将来を考えた5つの選び方
沖縄でマイホーム購入では、資産価値まで見極めてチェックする方は多いですよね。最初から「売却」まで意識して、賢く選ぶ方が増えました。

 

確かに最初は一生涯を通して住み続けるつもりで決めたとしても、子どもの成長家族の変化によって、後々は売りに出すことも考えられます。

 

定年退職をしたら地方の暮らしやすい地域で、夫婦でのんびりと過ごしたい…。」などの売却理由も多いです。

 

それならば少しでも早く、そして高く売却して、新しい生活がしたいですよね。そこで今日は、沖縄のマイホーム選びでの、資産価値の見極め方をお伝えします。

 

 

沖縄マイホームの資産価値☆
将来を考えた5つの選び方

 

沖縄マイホーム、資産価値の2つの基準


昔から一般的に、沖縄に限らず一戸建てマイホームでは、築20年で資産価値がゼロになると言われています。けれども「長期優良住宅」など、長期的に信頼性の高い家が出始めました。

 

そのため、一概に沖縄のマイホームも「築20年で資産価値はゼロ」とは言い切れません。ではどのような付加価値によって、沖縄マイホームの資産価値は左右されるのでしょうか。

 

【 沖縄マイホームの資産価値☆2つの基準 】

 

★ 沖縄マイホーム、資産価値の見極めは、「土地」と「建物」とに分けて考えます。

 

・ 最初から売却を想定して選ぶ事は難しいではありますが、購入時に「土地」と「建物」、それぞれの資産価値を見極めて選び、いかに賢くその価値を維持、メンテナンスをしていくか…、が売却時の価値を上げるポイントです。

 

ちなみに分譲マンションを沖縄マイホームに選んだ場合、資産価値は築10年・15年・20年を基準にします。

 

築10年の査定価格を基準に、それ以前であれば1年毎に資産価値はプラスされ、それ以降になると資産価値はマイナス査定です。

 

築10年より以前の家屋の場合、多くは1年毎に築10年の査定価格の1.5%のプラス…、以降になると1年毎に1.5%のマイナスで計算します。

 

これが築15年を超えると、また1年経過毎に今度は2%のマイナス価格、築20年以上では1年毎に2.5%までマイナス価格査定です。

 

【 沖縄マイホームの資産価値☆マンションのケース 】

 

★ では築10年の査定価格が2,500万円分譲マンションを一例として、築年数による売却価格の目安の変化を見ていきます。

 

・ 築5年(2,500万円の1.5%×5=7.5%のプラス査定)=2,687.5万円

 

・ 築10年 = 2,500万円

 

・ 築15年(2,500万円の1.5%×5=7.5%のマイナス査定)=2,312.5万円

 

・ 築20年(2,500万円の(1.5%×5年)+(2%×5年)=7.5%+10%=17.5%のマイナス査定)=2,062.5万円

 

…このような計算方法が、マンションの資産価値を計算する方法です。

 

 

沖縄マイホーム☆土地の資産価値が高まる条件


沖縄マイホームで土地と建物から資産価値を見るとお伝えしましたが、「土地」の見極め方は住環境や接道条件などの「立地条件」です。

 

【 沖縄マイホーム☆土地の資産価値が高まる条件 】

 

《 資産価値が高まる条件 》

 

① 接道条件が良い

 

… 土地と道路の関係は特にチェックしてください。車社会の沖縄では、大通りへのアクセスがしやすいことはもちろん、家から道までの車の出し入れが行いやすい土地は評価が高くなります。

 

② 土地が広い

 

… 当たり前のことですが、土地が広ければ広いほど資産価値も高まりますよね。沖縄では駐車場は必須ですから、都心部の車が入らない狭小地よりも、ベッドタウンの駐車場が確保できる土地の方か資産価値は高まります。

 

③ 周辺の環境

 

… 子育て世代の購入が多い沖縄のマイホームは、土地の資産価値に「住環境」は重要です。例えば商業施設が近隣にあう、学校や公園、病院が充実しているなど、「家族が暮らしやすいかどうか」を基準に考えます。

 

④ 高台など災害対策

 

… 最近では沖縄でも地震が起き、また近年の災害から、津波からの被害に遭いにくい環境もチェックが厳しくなりました。

 

⑤ 展望や高台などの立地環境

 

… 本州や海外の方が別荘として購入することも多い沖縄は、海沿いも資産価値が高いです。その他、高台で海岸線が見えたり、窓からの景色が良い環境は好まれます。

 

④の災害対策の観点から見ると、⑤でお伝えした海沿いは「危ない」となりますが、沖縄の場合は海沿いは別荘を求める方々に人気です。ただ、このような物件を求める方々は、建物もそれなりのクオリティーを求めます。

 

立地から見ると、高台から海岸線が見えるような、展望の良い環境がベストでしょうか。

 

①の接道条件では、戸建てでも私道を囲むような立地では「私道負担」が生じますし、角地では車が通りやすいように、斜めに切り道路とする「隅切り」の対象になることもあるので、注意をして選んでください。

 

 

沖縄マイホーム、土地の資産価値が下がるケース


一方で、どのような条件で土地の資産価値が下がるのか…、も気になりますよね。全国的には「駅から遠い」なども価値が下がる条件になりますが、車社会の沖縄では、少しは影響するものの、他県ほどではありません

 

沖縄のマイホームでは、特に周辺環境や地盤、地形などをチェックしてみてください。

 

【 沖縄マイホーム☆土地の資産価値が下がるケース 】

 

① 地盤が悪い、立地環境が悪い

 

… 一部エリアでは崖崩れが起きやすいなどの不安要素が見受けられます。

 

この他、一部海岸沿いの人気エリアを除いて、埋め立て地や地盤の弱い土地などは、災害面での不安があるために、沖縄マイホームでも資産価値が下がりやすいです。

 

② 周辺環境が悪い

 

… 肥料などや、近隣に廃棄処理場があるなどで起きる悪臭の他、騒音環境も資産価値が下がります。騒音は夜間に起きることもあるので、昼夜訪れてチェックしてださい。

 

また、周辺に風俗店が多いエリアや、刑務所などがあるエリアも避けた方が良さそうです。

 

③ 狭小地や変形地

 

… 当然ですが狭い土地はそれだけ価値は下がりますよね。またそれだけではなく、家を建てにくい「うなぎの寝床」の縦長や、変形した土地も、資産価値が下がります。

 

…などなどのケースがあります。家と違い土地は、地盤自体は杭を打つなど、多少の対策は取ることができるものの、周辺環境は工夫ではどうにもならないために、それだけで売りにくくなりがちです。

 

そもそも、悪条件の土地に住み続けること自体が苦痛ですよね。よくよくチェックして購入を決めることをおすすめします。

 

 

沖縄マイホーム☆家屋の資産価値が上がるケース


続いて、家の資産価値の見極め方です。家屋の場合には、特に注文住宅などになれば、自分達で工夫をして資産価値を高めることができます。

 

家の造りはもちろん、メンテナンスがしやすい資材を選んだり、防蟻(ぼうぎ)処理(シロアリ被害などを予防する処理)を施す他、日々のメンテナンス数年ごとの点検を丁寧に行うことで、沖縄マイホームの資産価値の違いは歴然です。

 

【 沖縄マイホーム☆家屋の資産価値が上がるケース 】

 

① 住宅の断熱性など、性能が良い住宅

 

… 2009年6月から始まった「長期優良住宅普及促進法」の認定を受けた住宅は、住宅ローンでも優遇されるように、とても信頼が高く資産価値も高いです。

 

このような耐震性や耐火性などの性能に注目してください。また、湿気の多い沖縄では「シロアリ対策」もチェック項目です。

 

② メンテナンスが良く、良い状態である

 

… ①のような購入時の構造や性能に加え、日々のメンテナンスによって、売却時の状態が良いことも、沖縄マイホームの資産価値を高めます。

 

③ バリアフリー

 

… 沖縄では子育て世代の他、定年退職を迎えたシニア世代の住み替えも多いです。そのために、特に平屋の小ぶりな家などになると、バリアフリー機能を備えた家は、売却価格が高くても売れる傾向にあります。

 

④ 太陽光発電や床暖房などが充実している

 

… 沖縄では戸建てマイホームの場合、太陽光発電が設置されている家は、売れやすいです。そのほか、床暖房やオール電化など、設備の充実は資産価値に繋がります。

 

⑤ デザインや間取りが一般層まで暮らしやすい

 

… どんなに素晴らしい物件でも、注文住宅で奇抜なデザインや間取りになると、一般層を対象にした時に売りにくくなり、価格も下がりがちです。

 

大きな吹き抜けがあるなど、暮らし以外の用途だったり、限られるケースでは、販売しにくい側面があります。

 

…などなどが沖縄マイホームで資産価値が上がるケースです。

 

そのために何と言っても、①性能の良い家を買う(建てる)②メンテナンスを丁寧に行う…、の2点が、沖縄マイホームの資産価値を上げてくれます。

 

メンテナンスの行い方は別記事「沖縄マイホーム☆メンテナンスで資産価値を上げる」で詳しくお伝えしますので、コチラも併せてご参照ください。

 

 

沖縄マイホーム☆資産価値を下げるケース


ここまでお伝えしたら、資産価値を下げるケースでは、上がる条件の反対になることは、何となく分かってきたかもしれません。

 

土地とは違い、特に家屋の資産価値を見極める場合には、正にその反対です。説明は前項でお伝えしているので、下がるケースを箇条書きでお伝えしいます。

 

【 沖縄マイホーム☆資産価値を下げるケース 】

 

① 住宅性能が古い、低い

 

② メンテナンス状態が悪い

 

③ 奇抜で暮らしにくい間取りやデザイン

 

…などなどです。

 

前項で「長期優良住宅」についてお伝えしましたが、その認定条件のなかには、耐久性や耐震性に優れた「スケルトンインフィル構造」と言うものもあります。

 

コチラも別記事「沖縄で長期優良住宅に住む☆「性能の良い住まい」とは」でお伝えしますので、併せてご参照ください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄でマイホームを購入時に注意したい、資産価値を上げる・下げるケースや条件について、詳しくお伝えしました。

 

少しだけ分譲マンションの資産価値についても触れましたが、主には沖縄の一戸建てマイホームを対象にした、資産価値の見極め方です。

 

分譲マンションをマイホームに選ぶ場合には、見た目の豪華さや飾りに目が行きがちですが、資産価値の観点からチェックするなら、「管理体制」を主に見てください。

 

一戸建てマイホームは自分達でメンテナンスできますが、分譲マンションになると、管理会社がメンテナンス、管理をするからです。

 

管理体制が優秀だと、後々「ヴィンテージマンション」として、より価値が上がるケースもありますので、エントランス外壁、ゴミ捨て場などを確認して、資産価値を見極めてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

沖縄マイホーム、資産価値の見極め方

・資産価値は土地と家屋の二種類から見極める
・土地は立地と住環境をチェックする
・沖縄では展望の良さも資産価値になる
・家屋は性能とメンテナンス状況で見る
・一般的な間取りやデザインを選ぶ

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