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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2020.12.13注文住宅

オシャレな沖縄注文住宅の失敗談☆経験者に聞く5つの後悔

オシャレな沖縄注文住宅の失敗談☆経験者に聞く5つの後悔
沖縄の注文住宅は建築主の想いを反映することのできる、まさに自分の城と言えますよね。夢を現実にできることもあって、誰もが一度はあこがれるのが、沖縄で建てる注文住宅ではないでしょうか。
 
そんな夢をかなえる沖縄の注文住宅ですが、一つの目線にこだわってしまっては、思わぬ失敗を生む恐れがあります。
 
特に最近多いのが、沖縄のオシャレな注文住宅にしようという想いが強すぎて、失敗してしまうという事例です。特に沖縄の注文住宅では海が見える解放的な窓からの眺めと統一しようと、オシャレさにこだわり過ぎた失敗例が多発してしまっています。
 
そこで今回は、オシャレな沖縄注文住宅を夢見て失敗してしまった、先輩方の体験談を紹介しながら、沖縄でオシャレな注文住宅を建てるポイントをお伝えします。
 

 

オシャレな沖縄注文住宅の失敗談☆
経験者に聞く5つの後悔

 

(失敗談1)スタイリッシュと使いにくさは紙一重


(失敗談1)スタイリッシュと使いにくさは紙一重
沖縄の注文住宅に対するあこがれは人それぞれですが、誰もが一度は思い描くのは生活感があまりないスタイリッシュな家ではないでしょうか。
 
最近は、芸能人のお家紹介などであまり生活感のない家が紹介されることも多く、このような空間が広く外まで一直線に解放的な目線の、家具の少ないスッキリとした空間に憧れを抱いてプランニングを進める事例も増えてきました。
 
特に女性にとってキッチン周りなどは、そのイメージが強いのではないでしょうか。
 

【 オシャレな沖縄の注文住宅☆キッチン 】
 
★ しかし、生活感のないキッチンを維持するのはとても大変です。それがオシャレなアイランドキッチンともなればさらにそのハードルは上がります。
 
→ 沖縄の注文住宅でオシャレなキッチンを快適に維持しようと考えるなら、キッチン内に内蔵された収納庫を広く設ける設計がポイントのひとつです。
 
※ そして、アイランドキッチンをおすすめできない理由には、「ちょっとした時にお客様から目線を隠す場所がない」ことを挙げることができます。

 

同じオシャレキッチンでも、対面オープンキッチンであれば、少し目線の隠れるスペースを確保することが可能です。
 
このように、特に毎日フル活用するキッチン回りや水回りなどは、見た目にこだわるあまり、使いやすさという大切なものを見失わないようにプランニングを進めてください。
 
★キッチンに関しても別記事「沖縄の注文住宅プラン☆家事の要キッチン&ダイニング」などでお伝えしていますので、ご参照ください。
 

 

(失敗談2)黒と鉄の素材は要注意


(失敗談2)黒と鉄の素材は要注意
最近多い沖縄注文住宅の特徴の一つに、黒を基調とした外装でまとめるという考えがあります。
 
黒でまとめた建物は重厚感があり、とても見栄えが良いため、最近人気が出ているのも頷けますが、たったひとつながら大きな注意点があります。
 

【 オシャレな沖縄の注文住宅☆黒&鉄の素材 】
 
★ 特に多いのは外壁材に凹凸の付いた金属製のサイディングを使って、建物を形成する事例ですが、確かにスタイリッシュでオシャレなイメージが出しやすいものの、この組み合わせで注意するのは「太陽光」です。
 
→ 黒を基調とすると、どうしても太陽光を吸収してしまうので熱を帯びてしまいます。それが鉄を素材とする金属製のサイディングであればその熱は予想以上のものになります。
 
※ 真夏の日差しが強烈な沖縄では、ただ黒い素材を外壁に使用しただけでも「暑さを感じた…」との声も多いですから、金属と掛け合わせてしまうのはあまりおすすめできません。

 

このような黒と鉄の素材を壁に使用すると、外壁から発生する熱によって建物全体が熱を帯びてしまうことがありますので、このような外装計画をする際には断熱には特に気を付け、できれば避けることをおすすめします。
 

 

(失敗談3)開口の大きさは空調とセットで考える


(失敗談3)開口の大きさは空調とセットで考える
開口は建物に解放感を生み建物全体に広がりを与える大切な役割を持っています。特に大開口がある建物は、建物全体のイメージを左右する大切なファクターです。
 
最近はどの住宅会社も大開口を売りにしています。
 

【 オシャレな沖縄の注文住宅☆開口 】
 
★ オシャレな沖縄の注文住宅を実現させる、建物に広がりを持たせる開口部ですが、忘れてはならないのは空調です。
 
→ 夏の日差しが厚すぎたり、冬の冷気がガラスを通して伝わったりと開口に関する失敗例は数多くあります。

 

沖縄の注文住宅では、真夏の暑さを回避するため、いかに室内に籠りやすい熱を通風環境によって流し出すかが重要になります。
 
いくらクーラーの性能が良いとしても、サウナのように熱のこもった空間では相当の電気が消費されますし、かなりのパワーが必要です。そう考えても、まずは「籠った熱を流す通風環境」が、沖縄の注文住宅で快適に暮らすポイントです。
 
さらに「熱の入らない・こもらない」設計を併せて進めることで、沖縄の夏を快適に過ごします。
 
このような理由から、住宅の熱の出入りは開口部からが一番多くなりますので、通風環境を意識した開口計画を立てる他、大開口を設ける際は、閉めた時にも熱の出入りが少ないガラスを選ぶなどの工夫が必要です。
 
★通風環境に関しては別記事「沖縄の注文住宅☆通風や採光を工夫して快適に暮らす」などでも詳しくお伝えしていますので、立ち寄ってみてください。
 
 

(失敗談4)照明計画は意外と気づかない


(失敗談4)照明計画は意外と気づかない
最近、沖縄でオシャレな注文住宅を希望する方々のなかには、オシャレなインテリアも増えてきたためか、ダイニングにこの照明を置きたい、と明確に希望する方も増えてきています。
 
確かに照明は住宅をオシャレにするために必要な設備ですよね。
 

【 オシャレな沖縄の注文住宅☆照明 】
 
★ 後から追加するような照明であれば修正が効きますが、ダイニングやメインとなるシーリングライトの位置は、一度決めると簡単には移動ができません。
 
→ 特にシーリングライトでは、照明の位置からどのように影ができるかということまで考えて計画することで、快適な家になります。

 

また、オシャレな沖縄注文住宅では間接照明などヨーロッパのインテリアをイメージした設計が多いですが、日本人は明るい室内に慣れている傾向があるので、かえってそれがストレスになった…、との声も多いです。
 
特にキッチンでは手先が見にくくなると危険ですので、明るいライトも共に搭載をすることで、必要に応じて照明をスイッチできます。
 

 

(失敗談5)解放すぎるのも考え物


(失敗談5)解放すぎるのも考え物
最近、沖縄でも注文住宅はもちろん、マンションや建て売りまで、あらゆるタイプの住宅において、「デザイナーズ住宅(デザイナーズマンション)」という言葉が流行っていることはご存知でしょうか。
 
一般的な住宅より意匠にこだわった住宅のことを指しますが、確かにオシャレな意匠をしており住む人に刺激を与えてくれます。
 

【 オシャレな沖縄の注文住宅☆デザイナーズ住宅 】
 
★ その中にはバスルームやレストルームにガラスをふんだんに使用し、開放感のある水回りを計画している物件もあります。
 
→ 非日常を演出するにはとても良い計画かもしれませんが、住宅は住む人の日常を営む場所です。

 

自分自身の日常をイメージしながら計画を立てることをオススメします。
 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄でオシャレな注文住宅を今から建てる予定の方々へ、オシャレな家でありながら暮らしの快適さや便利さも兼ね備えた家を実現するために役立つ、いくつかの経験者による失敗談をお伝えしました。
 
家族の想いを形にできるため、沖縄でも人気が高い注文住宅ですが、その反面自由すぎて思わぬ不便を強いられることもあります。
 
沖縄で注文住宅を計画する際にはデザインだけでなく、しっかりと使い勝手・使い方をしっかりと想定できるように打ち合わせを進めていくことをオススメします。
 
 

まとめ

注文住宅をオシャレにしすぎて失敗しない方法

・見た目だけでなく使い勝手を考える
・素材の色遣いに気を付ける
・開口と空調は1セット
・光の計画は大切
・なんでも開放的が良いわけではない

 

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