COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2021.06.16注文住宅
沖縄で住宅ローンを組む時、営業マンから聞くことはひとつ!
沖縄で住宅ローンを組むのなら、35年などの長い返済期間が多いですから将来的にもできるだけ安全な商品を選びたいですよね。
不動産会社の営業マンや金融機関では、確かに沖縄の住宅ローンに関するアドバイスや提案はしてくれますが、決して住宅ローンを組む本人ではありません。
やはり自分なりにそれぞれの沖縄住宅ローンの特徴や個性を見極めながら、自分達の状況や希望に最も見合った沖縄住宅ローン商品をピンポイントで選ぶ必要があります。
ただ、多くの人々がそもそも不動産に関して素人ですから、少しでも専門的な知識のある営業マンに意見を聞き、依存しやすい傾向は否めません。けれども沖縄で適切な住宅ローンを組むのには、営業マンが必ずしも正しいとも限りませんので注意をしてください。
今回は、沖縄で住宅ローンを組む時に営業マンに依存し過ぎる危険性と、営業マンにこそ聞きたいポイント、自分達に適切な沖縄の住宅ローンを組むコツをお伝えします。どうぞ参考にしてください。
沖縄で住宅ローンを組む時、
営業マンから聞くことはひとつ!
頼るべきではない理由
マイホームを購入する際、資金計画や沖縄の住宅ローンについてそもそも担当の営業マンに頼るべきではありません。
確かに「どうやって」沖縄で住宅ローンを組むのかについては指南してくれますが、それが安全に返済できる沖縄の住宅ローンとは限らないからです。
【 沖縄で住宅ローン☆頼るべきではない理由 】
★ しばしば勘違いしやすいですが、不動産会社や建築業者の営業マンは、あくまでも不動産のプロであって、経済のプロではありません。
→ 一般的な返済可能金額の計算方法はありますが、実は家計事情は家庭によって千差万別で、一概には言えません。
※ 本来であればファイナンシャルプランナーなどに相談することになりますが、まずは自分達で3ヶ月ほど家計簿を記録しながら、どの部分を削り(家賃などは当てはめ)、どの程度まで余裕のある返済が可能なのかを把握する方法がより安全です。
また金融機関ではキチンと返済できる能力があるかどうか、審査をしてから沖縄の住宅ローンを通しますが、それが安全な返済額であるかどうか…、その線引きは債務者本人が判断すると考えてください。
ただ、何千万と言う単位で検討すると、毎日使っている金額とはかけ離れ過ぎているため、一般的には現実味が薄れて、あまり深く考えずに沖縄で住宅ローン契約へ進むケースが増えています。
【 沖縄で住宅ローン☆具体的な数字に絞り込む 】
★ このような時にはまず、月々の返済額を具体的に算出して、転居後の家計や暮らしぶりをイメージすると分かりやすいです。
これは金利に関しても同じことが言えます。金利などは常に%で表示していますが、債務者はあくまでも具体的な数字で返済していきますので、固定金利・変動金利などで悩む人々も具体的な数字を出して、余裕のある資金計画を自分主体で建てることが大切です。
※ 資金計画については別記事「沖縄で安全な住宅ローン☆ムリのない資金計画は自分で決める」、金利の比較検討については「沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める」などでお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
営業マンの関心事とは
このように不動産会社や建築業者の営業マンはあくまでも不動産のプロであって、経済のプロではありません。
そのため、私たちが沖縄で住宅ローンを組む時に不安になる2つの要素、①ムリのない借り入れかどうか?、②今、最も適切な沖縄の住宅ローンは何なのか?(固定金利が良いか変動金利が良いのか)を聞く人々が多いです。
けれども、一度冷静になって営業マンの立場になり考えてみてはいかがでしょうか。
【 沖縄の住宅ローン☆営業マンの立場 】
★ 不動産会社や建築業者の営業マンの仕事は、一件でも多く不動産を売ることです。そのため、その借り入れ金額がお客様にとって適当であるかどうかや、お得な種類であるかどうかは、あまり関心がありません。
→ 不動産会社や建築業者の営業マンにとっての関心ごとは、①その沖縄住宅ローンの審査に通るのかどうか…、そして②お客様は本気で購入を検討しているのかどうかです。
この点はよくよく念頭において、もしも新居のための資金計画や沖縄の住宅ローン商品に関する相談をしたいのであれば、多少コストが掛かっても、その分野の専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談すべきと考えてください。
営業マンからは何を聞き出すべきか
前項でお伝えしたような、不動産会社や建築業者の営業マンの心理を考えると、その道のプロであればあるほど、むしろ頼り切ってはならない相手とも言えます。
もちろん誠実な営業マンも多くいますが、立場としては営業マンはお客様が多少ムリをする結果となっても、一件でも多く、少しでも高い物件の契約を取り付けることが先決ですから、後押しする文言が並びやすいです。
周囲に後押しされると気持ちも大きくなりがちですから、冷静にアドバイスをしてくれるファイナンシャルプランナーなど、その道のプロの存在が心強くなります。
ただ、不動産会社や建築業者の営業マンだからこそ、相談したい事柄もありますので、ここは積極的に聞き出してください。
【 沖縄の住宅ローン☆営業マンから聞きたいこと 】
★ ここでぜひ、不動産会社や建築業者の営業マンに聞き出したい事柄は、その会社ならではの「提携ローン」です。
→ 「提携ローン」とは、その会社を通して沖縄の住宅ローンを組むことで優遇条件を受けることができる仕組みを差しています。
※ 例えば、融資手数料の割引などが多く、通常であれば2%だった融資手数料が1%になるなどの優遇措置を受けることができるケースです。
ですから、営業マンにはその会社の提携ローンを、優遇内容も含めてしっかりと確認をしてください。
営業マンから聞き出すことがないまま沖縄で住宅ローンを組んでしまうと、その優遇措置自体が適用されないこともありますので、注意が必要です。
自分で判断するための3つのポイント
このような事情から、一般的にはついつい不動産会社や建築業者の営業マンに頼りがちですが、35年も先の状況は実際のところ誰にも分かりません。ですからこればかりは自分達で判断しなければならない、と考えた方が安心です。
では、どのような要素から沖縄の住宅ローン商品を選ぶのか…、そのポイントを理解しておく必要があります。
【 沖縄の住宅ローン☆判断の3つのポイント 】
★ 沖縄で安全な住宅ローンを組むためには、下記3つのポイントを順番に検討してください。
※ そもそもの安全な資金計画については、別記事「沖縄で安全な住宅ローン☆ムリのない資金計画は自分で決める」なども参考にしてください。
(1) 自分達にとって適切な返済タイプを決める
… 金利上昇リスクにも充分に対処できる経済的余裕があれば変動金利でも良いですし、最後まで一定の月々の返済額でより安全な返済をしたい場合には固定金利を選びます。
(2) 自分達に適切な金融機関を決める
… 現代では①ネットバンク/メガバンク、②地方銀行、③フラット35に代表される公的融資、の3種類が主な選択肢で、それぞれの特徴があるので必然的に返済方針も決まってきます。
(3) 返済タイプと金融機関から、適切な商品を導き出す
… (1)と(2)が決まったら、自然と自分達の状況や希望に見合った沖縄の住宅ローンを導き出すことができるので、これで検討してみてください。
沖縄で住宅ローンを組む時の金融機関の選び方、それぞれの特徴やメリットデメリットについては、別記事「【沖縄の住宅ローン】金融機関で違う特徴やメリットデメリット」でお伝えしていますので、コチラをご参照ください。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で住宅ローンを組む時に注意をしたい、不動産会社や建築業者の営業マンとの基本的な関わり方や心得を、自分達で沖縄住宅ローンの選び方やポイントをお伝えしました。
まずは何千万と言う日常の生活ではイメージしにくい大きなお金を、具体的に返済していくことを理解して、毎月の返済額を具体的に出すことが始まりです。
沖縄の住宅ローンは基本的に1回でも滞納すればブラックリストに入ります。ブラックリストはほとんど全ての金融機関で共有され、一度掲載されたら5年間は抹消されません。
沖縄の住宅ローンで大切なことは「返済し続けること」ですので、これを念頭において、自分で沖縄の住宅ローン商品を選ぶことが、安全な借り入れのポイントです。
まとめ
営業マンとの関わり方とは
・営業マンは経済面のプロではない
・不安であればファイナンシャルプランナーに相談する
・金融機関の返済可能上限額が安全とは限らない
・営業マンの仕事は一件でも多く不動産を売ること
・営業マンからは「提携ローン」と優遇内容を確認する
・返済タイプ、金融機関の種類から適当なローンを導き出す
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