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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.07.19注文住宅

【沖縄の住宅ローン】頭金はどれくらいあった方がいい?

【沖縄の住宅ローン】頭金はどれくらいあった方がいい?
沖縄で住宅ローンを組む時に気になるのは頭金ですよね。ひと昔前は頭金を10%~30%は準備しないと、沖縄では住宅ローンを組むことが難しい時代もありました。けれども今では、融資率100%で借り入れができる金融機関が増えています。
 
若い世代では頭金0円から沖縄で住宅ローンを組む人々も増えていますが、「メリット」が大きいとして、頭金を準備してから沖縄で住宅ローンを組む人も多いです。
 
では100%融資も可能な現代、頭金を用意して沖縄で借り入れをするメリットは、どのようなものがあるでしょうか。利子分の支払いが少なくなるだけではありません。
 
そこで今回は、沖縄で住宅ローンを組む際に頭金を準備したケースと、頭金0円のケースでの総支払額の比較と共に、頭金を準備した場合のメリットや、どのくくらい準備するとメリットを享受できるのかについてお伝えします。
 
どうぞ参考にしてください。
 

 

【沖縄の住宅ローン】
頭金はどれくらいあった方がいい?

 

 

総支払額が低くなる

総支払額が低くなる
まず、マイホーム購入は「頭金+融資額」の範囲内から資金計画を立てますよね。ですから、頭金が多ければ多いほど融資額は少なくて済みます。
 
もちろん融資額が少なくなるため、返済負担も軽減されるのですが、それ以上に「利子の支払いが少なくなる=総支払額が少なくなる」ことが何よりのメリットです。
 

【 沖縄の住宅ローン☆総支払額を比較 】
 
★ それでは住宅資金3,000万円、金利1.2%返済期間35年、全期間固定金利(ボーナス払いなし)だった場合に、頭金20%(600万円)を用意したケースと、頭金0円のケースで総支払額を比較してみます。
 
(1) 頭金20%(600万円)・融資総額2,400万円のケース
 
→ 返済総額は29,403,389円(約2,900万円)、ボーナス払いを0円とすると月々の返済額は70,008円(年間840,096円)でした。
 
(2) 頭金0円・融資総額3,000万円のケース
 
→ 返済総額は36,754,301円(約3,600万円)、ボーナス払いを0円とすると月々の返済額は87,510円(年間1,050,120円)でした。

 

頭金を準備すると総支払額が安くなることは分かっているけど、融資100%で借りることができるならそれに越したことはない!と言う人もしばしば見受けますが、このように具体的な数字として出してみると、どれだけ違いがあるのか実感します。
 
仮に10%の頭金だったとしても総支払額は33,078,840円(約3,300万円)、頭金0円のケースとでは約300万円もの差が出ます。頭金20%になると約700万円もの違いがありますから、やはり少しでも頭金を準備したいところです。
 

 

引き下げ金利適用の可能性

引き下げ金利適用の可能性
沖縄の住宅ローン商品のなかには、頭金を準備することで店頭表示金利よりも金利が引き下がる「引き下げ金利」が利用できるものがあります。
 
つまり、融資率100%で沖縄の住宅ローンを借り入れたケースよりも、より低い金利で借り入れができると言うことです。ただし、多くの金融機関で頭金に一定水準を設けていることが多くあります。
 
この引き下げ金利が適用する沖縄の住宅ローン商品で、最も多い頭金の水準が20%です。ですから、頭金10%など「少しでも出せば良い」と言う訳でもないので注意をしてください。
 
それでは前項と同じ条件で、引き下げ金利が適用して1.2%→0.6%になったケースを想定し、支払総額を出してみます。
 

【 沖縄の住宅ローン☆引き下げ金利 】
 
★ 住宅資金3,000万円で頭金20%(600万円)、引き下げ金利が適用して金利は0.6%で、返済期間35年間、全期間固定金利(ボーナス払いなし)とした総支払額の数字です。
 
→ 返済総額は26,613,925円(約2,660万円)、ボーナス払いを0円とすると月々の返済額は63,366円(年間760,392円)でした。
 
※ 頭金0円(引き下げ金利が適用せず1.2%)のケースでは約3,600万円でしたので、大まかに比較検討すると、約1,000万円もの差が出る計算です。

 

沖縄の住宅ローンで引き下げ金利が適用する場合、その水準は頭金20%が多いことは確かですが、金融機関や商品によって違いがあるので予め確認をしてください。また、金利の引き下げ幅についても今回の(1.2%→0.6%)は一例です。
 

 

保証料が安くなる

保証料が安くなる
また、沖縄で住宅ローンを組む時に頭金が多ければ多いほど融資額が少なくなるので、必然的に保証料が安くなります。
 
保証料は融資額に比例して高くなるため、融資額が少なくなる分節約ができるためです。また、さらにお得なサービスを提供している金融機関や商品も見受けます。
 

【 沖縄の住宅ローン☆保証料が安くなる 】
 
★ 沖縄住宅ローンを組む金融機関や商品によっては、頭金の水準も設けられていることがありますが、頭金を入れることで、保証料自体が無料になるサービスも見受けられます。

 

…また、近年では住宅ローン控除の恩恵をより受けるために、敢えて頭金を出さずに手元に貯蓄し、住宅ローン控除期間が終わった時点で繰り上げ返済を計画する人々も多いですよね。(※)
 
この場合に、なかには他の金融機関や商品で借り換えを検討するケースや、完済してしまうケースがありますが、この場合にも保証料は戻ってきます
 
(※)住宅ローン控除に関しては、別記事「【沖縄の家】賢い住宅ローン控除活用☆フルローンは本当にお得?」や「沖縄で家を建てる☆住宅ローン控除には上限額がある」などをご参照ください。
 

 

住宅ローン審査が緩くなる可能性

住宅ローン審査が緩くなる可能性
沖縄で住宅ローン審査を受ける時点で、頭金が準備できるほど貯蓄ができると言うことは、現時点で経済的に余裕があるとも捉えられますよね。
 

【 沖縄の住宅ローン☆審査が緩くなる可能性 】
 
★ ですからその分、返済能力があるとして審査を進めるので、頭金0円のケースよりも審査は緩くなる可能性が出てきます。
 
→ 例えば同じ税込み年収の家庭でも、融資率100%(自己資金0%)のケースと、融資率80%(自己資金20%)では、融資率80%の家庭の方が融資可能金額が高くなる可能性が出る、と言うことです。

 

反対に、現状貯蓄ができないギリギリの経済生活で、もしもこの先何か不測の事態が起きた時、キチンと沖縄で住宅ローン返済に対応できるか…、信頼性が低いです。
 

 

現金支払いが生じる「諸費用」

現金支払いが生じる「諸費用」
ここまで沖縄で住宅ローンを組む際、頭金を準備するメリットをお伝えしてきました。確かに頭金は多ければ多いほどメリットは大きいです。
 
けれども貯蓄金額をギリギリまで頭金に持っていくことは危険ですので、手元資金まで考慮して頭金の金額を決めてください。
 

【 沖縄の住宅ローン☆手元資金 】
 
(1) まず、マイホームを購入(建築)する際には、さまさまな契約場面がありますが、「諸費用」は現金での支払いが生じます。
 
(2) さらに引っ越し資金まで考慮しなければなりません。引っ越し代金だけではなく、新たな住まいでの家具家電など、思った以上にコストが掛かるケースは多いので、余裕を持って資金計画を組んでください。
 
(3) さらに、沖縄の住宅ローンは基本的に1回でも返済ミスが起きるとブラックリストに入る懸念がありますので、突然の休職など、不測の事態に備えた自己資金を当面6ヶ月ほどは手元に用意しておくと安心です。

 

…このようなさまざまな要素がありますので、自己資金は「手元資金+頭金」として資金計画を立てることをおすすめします。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で住宅ローンを組む時に頭金を準備するメリットを、注意点とともにお伝えしました。
 
住宅ローン控除など税金対策の観点から、手元に貯蓄して敢えて頭金を出さないケースも沖縄の住宅ローンでは増えました。
 
けれども「全く貯蓄がないけど、融資率100%以上で諸費用まで借りることができるから、マイホームを建てよう!」と言う考え方は危険です。
 
ムリな資金計画で何とか滞らずに返済を続けることができていても、子どもが進学して教育資金がかさんで、家計のバランスが一気に崩れ、沖縄で住宅ローン返済に苦しむ可能性もあります。
 
別記事「沖縄で安全な住宅ローン☆ムリのない資金計画は自分で決める」なども参考にして、返済期間もムリなく余裕のある資金計画を立ててください。
 

 

まとめ

頭金を準備するメリットと注意点

・頭金が多いほど総支払額が安くなる
・引き下げ金利を適用される可能性
・保証料が安くなる
・頭金0円よりも審査が緩い傾向
・諸費用など手元資金も考慮して決める

 

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