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2021.09.25注文住宅

沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な床材の種類と特徴

沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な床材の種類と特徴
沖縄では注文住宅を建てる方々が多いですが、細かな専門知識がないために、せっかく沖縄で注文住宅を選んだものの、施工業者にほとんど任せてしまったり、提案をそのまま受け入れてしまう…、という声も多いですよね。
 
せっかく沖縄で注文住宅を建てるなら、どこか一部分だけでもこだわりを持って、自分達ならではの快適さを求めたい方は多いです。そこで沖縄の注文住宅に多いこだわりには、「素材」選びのニーズを多く見受けました。
 
ただし全ての建材にこだわるとコストバランスが取れません。そこで「床は気持ちよく」「壁はおしゃれに」と一部分にこだわる事例が増えました。
 
そこで今回は、沖縄の注文住宅でこだわりたい床材について、その種類と特徴を少し細かく乙立てしていきます。どうぞ参考にしてください。
 

沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆
主な床材の種類と特徴

 

 

複合フローリング

複合フローリング
沖縄の注文住宅で最もニーズが高い床材が木質素材ですが、木質素材には(1)複合フローリング(2)無垢フローリング(単層フローリング)があります。
 
沖縄の注文住宅では予算に余裕があり、自然住宅にこだわって家を建てたい方々は無垢フローリングを選ぶ傾向にありますが、一般的にはコストバランスを考慮して複合フローリングを選ぶ方々が多いのではないでしょうか。
 

【 沖縄で注文住宅プランニング☆複合フローリング 】
 
★ 複合フローリングは複層で仕上がっていて、根幹部分は合板ですが、その上に化粧材を覆います。そのため、化粧材の木材によっては見た目には無垢フローリングのようでもあります。
 
(1) 突き板 … 表面の化粧材に天然木を使用したタイプです。合板の上に天然木を薄く削り貼り付けることで、より無垢フローリングに近い印象になります。
 
(2) 化粧シート … 表面は木目調の柄をプリントした樹脂素材や紙素材です。そのため天然木を利用した突き板よりも割安傾向にありますが、重厚感は薄まります。

 

沖縄の注文住宅で多いのは突き板の複合フローリングですが、化粧シートによる複合フローリングは傷が目立ちにくいこと、樹脂素材や紙素材のため修理/修繕も気軽でメンテナンスが楽な点はメリットです。
 
そのため、乳幼児や子どもが多い家庭では、化粧シートの複合フローリングを選ぶ傾向にあります。
 

 

無垢フローリング

無垢フローリング
続く無垢フローリングは単層フローリングとも言われ、上から他の木材や素材を重ねずに自然木を加工した床材です。
 
特に沖縄の注文住宅では「健康住宅」と呼ばれるような、シックハウス症候群にも対応した化学物質を含まない戸建て住宅ニーズも高いため、自然派の方々や別荘仕様として人気があります。
 
※ 健康住宅については別記事「沖縄で家を建てる☆健康住宅プランニング6つのポイント」や「沖縄で健康住宅☆シックハウス症候群対応の安全建材」でお伝えしていますので、コチラをご参照ください。
 

【 沖縄で注文住宅フローリング★無垢フローリング 】
 
★ この無垢フローリングもいくつかの種類があります。
 
(1) 1枚板 … 木材によってコストに幅があるものの、床材のなかでは最も割高です。1枚板で使用されるので自然住宅としては信頼性が高いとも言えます。
 
(2) 集成材 … 種類は同じ木材なのですが、無垢材を切り分けて繋ぎ合わせい1枚板を作ります。

 

どちらも特徴は木材そのまま、調湿機能が優れている点は大きなメリットです。保湿性・断熱性は木質床材の嬉しいポイントなのですが、その分湿度を吸収しやすいため、経年により反りや割れには注意をしなければなりません。
 
化粧シートの複合フローリングと比較すると、定期的に丁寧なメンテナンスが必要です。
 

 

戸建てにワンスペースの畳間

戸建てにワンスペースの畳間
参考画像:https://www.pinterest.jp/pin/807340670699674648/
沖縄の注文住宅ではリビングには木質素材の床材を使用し、その他のスペースは用途に合わせて畳間やコルク素材を利用するプランが多い傾向にあります。
 
特に昔ながらの沖縄の平屋注文住宅では畳間ニーズが高く、最近ではおしゃれな畳縁を取らない琉球畳が人気です。
 

【 沖縄で注文住宅☆畳 】
 
★ 畳 … 畳にもいくつかの種類があるので、理解してから選びましょう。
 
(1) 本畳 → 昔ながらの稲ワラやイグサを畳表とした畳は、現代は「本畳(ほんだたみ)」と呼ばれ、畳のなかでは高級素材を用いるため割高です。
 
(2) 畳ボード → 化学素材のポロプロピレンや和紙を使用した畳床は、畳ボード/ポリスチレンフォームなどと呼ばれます。

 

沖縄の注文住宅では平屋ニーズの他、現代風戸建て住宅でもワンスペースだけ乳幼児のおむつ替えや、シニア世代のリラックスルームにワンフロア段差を上げた畳間が人気です。
 
近年では階段のしたにちょっとした和室スペースを設け、広い開口に窓を備えて、採光環境の良い床の間スペースを設けるプランも見受けます。

 

シニア世代や子ども世代に人気のコルク床材

シニア世代や子ども世代に人気のコルク床材
参考画像:https://www.pinterest.jp/pin/25614291620562037/
木材のなかでもコルク床材は、特にシニア世代乳幼児/未就学児が多い家庭にニーズが高い床材です。
 
ワインの蓋にも用いられる木の表皮がコルクですが、イメージ通り弾力性が高く柔らかい木材が特徴です。
 

【 沖縄で注文住宅☆コルク床材 】
 
(1) シニア世代へ … 弾力性が高く衝撃が弱く、足腰の負担がより少ないため安心して利用できます。さらにシニア世代は転倒しやすく、転倒時のケガも大きくなりがちですが、転倒時の衝撃も他の床材と比較して柔らかいです。
 
(2) 子ども世代へ … 2階や3階に使用するとコルク床材の吸音効果により階下に響きにくくなります。滑りにくく、部屋で暴れても転びにくい点もメリットです。

 

コルクも木材(表皮)なので、他の木質床材と同じく保湿性/断熱性にも優れ、冷暖房も効きやすい傾向にあります。
 
コルクの滑りにくく衝撃が弱い特性は、意外に足が弱い犬などのペットにも向いています。段差が高い階段などがあれば、コルク床材を使用しても良いかもしれません。
 

 

クッションフロア/タイル

クッションフロア/タイル
参考画像:https://www.pinterest.jp/pin/324611085626570731/
コルク床材と同じく、シニア世代や乳幼児/未就学児が多い家庭に多く選ばれる床材が、クッションフロア(別名:CF)です。
 

【 沖縄で注文住宅☆クッションフロア/タイル 】
 
(1) クッションフロア … 塩化ビニール素材なので防水性が高く、水が掛かってもサッと拭くだけでキレイになるため、水回りのメンテナンスが楽になります。
 
※ 他の床材と比べて割安傾向ですが、柄がプリントされていますので、さまざまなデザインから選ぶことができます。
 
(2) タイル … タイルは素材によって価格帯のふり幅が大きいです。また素材によって吸水性が高かったり、防水性が高かったりと特徴は違います。
 
※ タイルに多い素材 → 大理石/レンガ調/コンクリート調/石目調など。

 

タイルの特徴は素材によってさまざまながら防水性の高い素材が多いため、沖縄の注文住宅では主に水回りに採用される傾向です。
 
ただ、大理石などはリビングに使用するケースもあり、ラグジュアリーなスペースを演出します。
 

 
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅で意外に悩む方も多い、床材についてお伝えしました。床は沖縄で注文住宅プランニングを進める際、最初に決めてイメージを決定する要素もあります。
 
ウォールナッツの木質床材を使用すれば、部屋全体は落ち着いたイメージになりますし、反対に大理石ではラグジュアリーなインテリアで統一することで、ゴチャゴチャしません。
 
このように最初に決めなければならない一方で、沖縄の注文住宅のイメージを左右するポイントです。
 
床とともにイメージを左右する壁(クロス)に関しては別記事「沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な壁材の種類と特徴」でもお伝えしています。
 
この他、沖縄の注文住宅で部屋のアクセントにもなる建具(ドアなどの間仕切り)に関しても、別記事「沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆建具3つの種類と選び方」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 

 
まとめ

家のイメージを左右する主な床材の種類
●木質床材
(1)複合フローリング
(2)無垢フローリング(単層フローリング)
・1枚板
・集成材

●コルク

●畳
・本畳
・畳ボード
・ポリスチレンフォーム
※琉球畳

●クッションフロア(CF)
●タイル

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