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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.09.27注文住宅

沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な壁材の種類と特徴

沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な壁材の種類と特徴
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沖縄の注文住宅プランニングでは、壁材や床材は最初に選ぶインテリアですよね。間取りや設計は快適な暮らしに必要不可欠ですが、見た目のおしゃれさや満足感は暮らしに潤いを与えます。
 
自然派志向の方々が比較的多い沖縄の注文住宅プランニングでは、どちらかと言えば床材にこだわる方々が多いものの、壁材選びは室内のイメージのベースとなるポイントです。
 
ちなみに、床材に関しては別記事「沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な床材の種類と特徴」でお伝えしています。
 
そこで今回は、沖縄の注文住宅プランニングにおいて家のイメージを決める、基本的な壁材と選び方をお伝えします。
 

沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆
主な壁材の種類と特徴

 

 

壁材のおおまかな選択肢

壁材のおおまかな選択肢
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沖縄の注文住宅で壁材を選ぶ時には、おおまかにクロスと塗り壁の選択肢があります。建売住宅や分譲住宅まで含めると、壁の上から紙やビニール、布などを張り付けるクロス類が多いです。
 

【 沖縄の注文住宅プランニング☆おおまかな選択肢 】
 
(1) クロス類(壁紙) … クロスとひと口に言っても、紙や布、ビニールとさまざまな素材があり、さらに柄がプリントされているので選択肢は豊富です。また、貼り付けるため施工性も高くなります。
 
(2) 塗り壁 … 沖縄の注文住宅で多い塗り壁は漆喰ですが、この他珪藻土なども塗り壁の素材でも用いられます。昔から馴染みの深い壁材だけに、日本の気候と相性が良く、防音性や断熱性、調湿性に優れている点がメリットです。

 

この他、水回りにはタイル、一部木材使用する演出も見受けられます。今では家の一部分だけ、壁材を変えておしゃれに演出するプランも見受けるようになりました。
 

 

クロス類(壁紙)プランニング

クロス類(壁紙)プランニング
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沖縄の注文住宅で最も多く使われるクロス類(壁紙)では、おおまかに(1)紙クロス、(2)ビニールクロス、(3)布クロスの3種類があります。
 
沖縄の注文住宅ではほとんどがビニールクロスが採用されますが、今、人気が高い欧米風のクロスは紙クロスが多い傾向です。
 

【 沖縄の注文住宅プランニング☆クロス類の種類と特徴 】
 
(1) 紙クロス 
 
… 欧米では紙クロスがメインになるため、モダンでおしゃれな輸入クロスと言えば紙クロスではないでしょうか。和紙や洋紙の基本的な紙クロスの他、表面をフィルム加工したもの(合成紙)もあります。
 
(2) ビニールクロス 
 
… 日本全国では90%と、最も多く利用される壁材がビニールクロスです。ただし塩化ビニルによる壁材ですが、カビ防止剤などを使用しているため、化学物質が含まれ、沖縄注文住宅でニーズが高い健康住宅(※)には向いていません。
 
(3) 布クロス
 
… 布による壁材ですが、ひと口に「布」と言ってもさまざまな素材があり、おおまかに自然素材と化学繊維の2種類に分かれます。
 
・自然素材 → シルク/麻/綿など
・化学繊維 → ポリエステル/レーヨンなど

 

(※)沖縄の注文住宅でニーズが高い健康住宅は、シックハウス症候群やアレルギーなどに対応した、そこに暮らす人々の健康を保つ家を差し、主に化学物質が含まれた建材を避けた家が多いです。
 
紙クロスは輸入クロスにおいて豊富なテクスチャーが期待できることをお伝えしましたが、自由にプリントができるタイプがクロスになるため、ビニールクロスなどもデザイン性は高い傾向にあります。
 
ビニールクロスはエンボス加工などを施して、レンガ調やタイル調、木目調などのフェイク壁材も多くあり、DIYなどでも用いられる傾向です。
 
一方、布クロスは織で個性を出す素材が多く、より高級感を演出できるため、ラグジュアリー感を出したい空間に用いられます。
 

 

塗り壁プランニング

塗り壁プランニング
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一方、沖縄の注文住宅では割高になるものの、昔ながらの沖縄らしい平屋戸建てや、南フランスプロヴァンス風の家づくりでニーズが高い壁材が、塗り壁です。
 
塗り壁は素材を壁に塗り付けて施行しますが、コテで塗り付けた風合いも味が出るため、DIYとして自分達に塗り付ける方も増えました。
 

【 沖縄の注文住宅プランニング☆塗り壁の種類と特徴 】
 
★ 塗り壁にはおおまかに、珪藻土と漆喰に分かれます。
 
(1) 珪藻土 … プランクトンの死骸が多い海岸線や湖に見受ける珪藻土ですが、塗り壁として用いると味が出ます。より素朴な壁を演出するために、藁・ガラスなどの別素材を混ぜ合わせた珪藻土も多いです。
 
(2) 漆喰 … 沖縄では「漆喰シーサー」で有名な素材「漆喰」は、消石灰と糊で出来ていて、土壁の上に塗り重ねます。高温多湿の沖縄では漆喰の調湿効果が室内を爽やかに保つため、人気です。

 

漆喰の石灰は水酸化カルシウムであるなので、沖縄には素材が豊富にありますが、家を建てるコストとしては割高傾向です。
 
ただ、高温多湿でカビも出やすい沖縄では石灰の殺菌作用によるカビ予防は助かります。 
 

 

その他、家を演出する壁材

その他、家を演出する壁材
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前項でお伝えしたように、最近の沖縄注文住宅では、クロスや塗り壁の壁材をベースに、一面のみ違う素材を取り入れて、おしゃれ空間を演出するプランが人気です。
 
例えば、テレビ裏のみ木材にしたり、水回りを欧米風のおしゃれなタイルを用いるなどが多いのではないでしょうか。
 

【 沖縄の注文住宅プランニング☆家を演出する壁材 】
 
(1) 木材 … DIYでは木目調のビニールクロスが人気ですが、沖縄の注文住宅プランニングではこの発想と同じように、部屋の一画のみ、木質壁材を取り入れる演出が人気です。
 
※ 床材と同じ木材を使用する事例が多く、突き板(主に合板ではあるものの、表面のみ天然木で覆われる木材)や、合板に化粧シートで覆ったタイプなどがあります。
 
(2) タイル … 防水性が高いため昔から水回りで多く用いられる壁材がタイルですが、最近の沖縄注文住宅ではヨーロッパ調のおしゃれなタイルを洗面室など、一部分で用いるプランが人気です。

 

沖縄の注文住宅では昔から水回りにタイルを使用してきましたが、特に近年ではタイルの機能が向上し、消臭機能/調湿機能の優れたタイルも増えてきました。
 
木質壁材を用いた演出では、細かい板を重ね合わせて、本を飾ることもできるような段差を付けて楽しむなど、敢えてクラフト感を出したプランも見受けます。
 

 
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で注文住宅プランニングにおいて、最初に決めなければいけない一方、室内イメージに大きく影響する、壁材について種類や特徴を中心にお伝えしました。
 
外観には漆喰や珪藻土などの塗り壁を用いながら、コストが掛かる室内の広い壁ではクロス類を採用して、リビングの一画や洗面台のワンスペースなど、一部分をアクセントとして、上質素材を壁材に使用し、アクセントを付ける演出が人気です。
 
沖縄の注文住宅で壁材とともに室内を決める要素になる床材に関しては、別記事「沖縄の注文住宅プランニングで役立つ☆主な床材の種類と特徴」でお伝えしています。
 
この他、沖縄の注文住宅プランニングで迷いがちな、スペースに特化したポイントについては、「【沖縄の家】リラックスバスタイム☆快適浴室プランのポイント」や「【沖縄の家】キッチンの高さやスタイル☆プランで気になるポイント」などでお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 

 
まとめ

壁材の種類や特徴と選び方

●クロス類
・紙クロス
・ビニールクロス
・布クロス

●塗り壁
・珪藻土
・漆喰

●その他アクセントに
・木質壁材
・タイル

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