COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2019.09.03
沖縄で住宅ローン☆安心して進める5つの手順
沖縄でも住宅ローンと言う、何千万単位の大きな金額の融資を受ける経験は初めてのなか、契約を進める方々がほとんどですよね。
「人生で最も大きな買い物のひとつ」と言われるくらいですから、そうそう何度も沖縄で住宅ローンを組む機会は訪れません。それだけに、人によっては「少し怖い」と感じる声も聞こえます。
そんななかですから、沖縄で住宅ローン契約を済ませるまでの流れを掴みながら、少しでも自分ででき得る注意やポイントを理解できれば、より安心して契約を進めることができます。
そこで今日は、沖縄で初めて住宅ローンを組む方々へ向け、より安心して進めるためのポイントを、その流れや概要とともにお伝えします。ぜひ、他記事と共に参考にしてください。
沖縄で住宅ローン☆
安心して進める5つの手順
最初に決めたい「譲れない予算」
初めて沖縄で家を購入!住宅ローンを検討するのなら、家の見学など、行動に出る前に、「譲れない予算」を決めておくと、後々返済に困らない金額を設定できておすすめです。
【 沖縄で住宅ローン☆予算立て 】
★ 洋服や食費など日常の金額とは違い、あまりにイメージがつかないために、理想的な家を目の前にすると、ついついムリが生じてしまいます。
・ 沖縄で住宅ローンの予算立てをするためには、下記の点まで意識をしながら、具体的な購入後の経済生活を想定して考えることがポイントです。
① 住宅金額の他に、固定資産税や追加工事、家具家電など新生活用品の費用などなど、「その他の費用」が掛かります。
② 3000万円など、全体の金額で考えるとイメージがしにくいです。ですから、「月々の支払額」に置き換えることでイメージがしやすくなります。
③ 「現在の家賃」=「月々の返済額」と考えてしまいがちですが、持ち家を持つために、「月々の返済額」と共にプラス固定資産税、また、後々の住宅修繕に供えた「修繕積立費」まで計算にいれると安心です。
…沖縄でも住宅ローンは一度や二度の支払いではありません。多くの家で35年ローンなどの商品を組んでいますよね。
ですからローンを払っている期間の人生イベントも想定し、「ライフプラン(人生計画)」を作り、眺めながら検討するのも一案かもしれません。
また、「修繕積立費」を月々貯蓄する必要があるように、数十年もするとそれなりの修繕費用が掛かります。この点まで考慮しながらローン計画を立ててください。
頭金はどこまで支払う?
…そうなると「できるだけ早く返済したい!」と、頭金を出来るだけ多く支払う方々も見受けられますが、前述したように、沖縄でも住宅ローンで賄えるお金ばかりが全てではありません。
【 沖縄で住宅ローン☆頭金はいくら必要? 】
★ 地価が上がり続けていた時代の日本では「マイホームの頭金は2割~3割」が常識と言われてきましたが、これは現代には当てはまりません。
① マイホーム購入(引っ越し)には、手元のお金が必要 …
・マイホーム購入後「引っ越し代や家電、家具などに、思った以上の費用が掛かった」との感想は多いです。50万円以上は最低限ライン、150万円前後までを目安に進めてみてください。
② 購入後から一年内に掛かる費用 …
・購入後から一年内に、車検や子どもの学費など、「一時的なコスト」が掛かるイベントはないでしょうか。あればこの金額も手元に残すよう考慮して、頭金を算出してください。
③ 長期的なライフプランから考える …
・後々の費用を見越し貯蓄したいライフイベント…、例えば子どもの学費や老後資金などでは、月々の貯蓄も視野に入れて検討します。
…仮に後々の貯蓄に不安がある家庭の場合、頭金を調整して金額を増やすなどの対策を取ると、より安心です。
また貯蓄があったとしても、後々のことを考えて出来るだけ残して置く家が増えました。
※頭金やマイホーム資金計画については、別記事「マイホーム資金計画☆計算方法とチェック項目一覧」でも詳しくお伝えしています。
沖縄の住宅ローン商品を選ぶ
沖縄で住宅ローンを組む金額総額、契約時の頭金予算が決まったら、続いて様々な沖縄の住宅ローン商品を選ぶ段階に入ります。
沖縄で住宅ローン商品を選ぶ時には、業者と相談をしながら複数の「商品」を比較検討してください。
【 沖縄の住宅ローン:「商品」選び 】
★ ここで注意しておきたいポイントは「『どの金融機関で』借りるのか」ではなく、「『どの住宅ローン商品を』選ぶのか」への意識です。
・ また、沖縄で初めて住宅ローンを組む人々が多いなか、住宅会社や不動産業者は第三者ながら、多くの契約を経験してきたプロですので、相談を密にしながら複数商品を並べて比較し、絞り込んでいく方法をおすすめします。
「まずは自分達で調べてから…」と考えるのなら、「金利ランキング」上位の沖縄の住宅ローン商品をいくつか並べる方法もあります。
ここで金利の低い順に検討(金利は常に変わります)しますが、そもそも、参考にするサイトの信頼度も考慮しなければなりません。
また金利が低いかどうか以外にも、事務手数料などの諸費用を含めた「総費用」で比較検討をしてください。
★ ここまで鑑みると住宅会社や不動産業者など、プロの方々との連携・相談をすることも、後悔しない沖縄の住宅ローン商品選びのポイントです。
まずは「固定金利」の沖縄の住宅ローン商品を検討してから、続いて変動金利商品まで考えていく…、などの「選ぶ上で理解したい知識」もいくつかありますので、他記事も参考にしながら、検討を進めてみてください。
※住宅ローンの比較検討については、別記事「沖縄の住宅ローン徹底比較☆ベストを導く5つの選択」、住宅ローンのタイプなどについては「沖縄で借りる住宅ローン☆選べる5つの方法と特徴」などで詳しくお伝えしています、こちらも参考にしてください。
事前審査の申し込み→本審査
このようにして沖縄で借りる住宅ローン商品を決めたら、「事前審査」の段階へ入ります。
これは「返済能力があるかどうか」を見極めるための「審査」です。年収や就業年数、財産などの本人の返済能力にまつわる項目だけではなく、担保となる家屋への調査も入ります。
【 沖縄の住宅ローン:事前審査→本審査 】
★ 事前審査は簡易的な「仮審査」で、この段階では複数の金融機関に申し込みができます。金融機関や商品によって、審査の厳しさが違う点も考慮してください。
・ この仮審査を通った後に最終的な決定と調整を経て、「融資申し込み」の手続きを取ると、いよいよ「本審査」へと移ります。
沖縄で住宅ローンを組む時に、「仮審査」は一日や数日と、比較的早い段階で結果が分かりますが、「本審査」となると時間が掛かります。
数週間…、時には一か月以上待つケースもあり、ドキマギする日々を過ごす方々も多いですが、この本審査さえ通ることができたら、いよいよ沖縄で住宅ローンを組むことができる=マイホーム購入となるのです。
【 沖縄の住宅ローン:ひとつに絞ったら 】
★ もちろん、複数の金融機関へ仮審査を申し込んだ場合には、ひとつに絞った後に、残りの金融機関へ丁重にお断りの連絡を入れてください。
・ この仮審査(本審査に移る前)までは、金融機関との契約を交わしていませんから、ここまではキャンセルも可能です。
契約をしてしまってからでは、違約金などが発生するケースもありますので、次の段階へ進む前に、今一度検討してみるのも、一案です。
いよいよ、融資申し込み
本審査の承認を得ることができたら、いよいよ融資申し込み…、つまり契約手続きに入るのですが、本審査が通過した後も、時に条件を求められるケースがあります。
例えば、現在抱えている各種ローンの完済やクレジットカードの解約、返済などです。沖縄で住宅ローンを組む前に、金融機関はこれらの「不安要素」を解消して安定返済を求めるためです。
この場合には、求められた調整を終えたことが分かるものを提示しないと、契約段階には進みません。
この時、融資契約・担保契約(新居を担保に入れる)の二種の契約が進みます。一連の契約で必要な書類などを準備してください。
【 沖縄の住宅ローン:契約準備 】
① 住民票と印鑑登録証明書
… 本来は契約後に住所変更を行うこともできるものの、手続きが複雑になるために、事前に新住所へ住民票を移し、印鑑登録証明書も用意しておく方法が一般的です。
② その他の必要書類を整えておく
… 前述した住民票・印鑑登録証明書の他、免許証などの本人確認書類、登記簿謄本、他求められた書類を整えて契約の場へ向かいます。(契約ですから、銀行印・実印も忘れずに持参ください。
③ 収入印紙
… 収入印紙を用意しますが何千万の契約なので、当然その金額も高くなります。例えば1,000万円~5,000万円では2万円の収入印紙です。
※ その他、沖縄の住宅ローン支払い専用の口座が必要であれば、その口座を開設してください。また、同時に火災保険も申し込むことになります。
契約時には金融機関の融資担当者の方だけではなく、不動産業者(住宅会社)の方や司法書士の方々が同席します。必要な場合には連帯保証人の方も同席し、契約をしますので、日程調整も忘れずに行っておいてください。
いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で住宅ローンを組む時に、初めてでも安心して選択・契約を進めることができるよう、理解しておきたい知識と、それぞれの段階での借りる側としてのポイントをお伝えしました。
今回は大まかな概要に沿ってポイントをお伝えしていますので、沖縄の住宅ローン商品の選び方、契約までのそれぞれの段階での詳細などは、ぜひ、別記事も併せて参考にしてください。
沖縄で安心して住宅ローンを組むためには、自分の返済能力を客観的に判断した上での「予算立て」が何よりのポイントです。「絶対に上げられない」「金額上限」を決めた上で、計画を進めることをおすすめします。
もしも希望の物件が予算オーバーであれば、両親からの融資や夫婦や親子など、融資を受ける人数を増やすなどの方法はありますが、これらも返済時の暮らしまで具体的な数字を出し、イメージして進めると、より安心です。
まとめ
安心できる住宅ローン契約のポイント
・月々の返済額にしてイメージする
・頭金は手元に残すお金まで考慮する
・金融機関ではなく商品そのものを比較する
・不動産業者などのプロと蜜に相談する
・仮審査は複数の金融機関で出来る
・複数の住宅ローン商品から絞っていく
・本審査後にも調整が必要なケースがある
・契約には収入印紙や実印など準備が必要
・住民票は事前に変更する方法が一般的
・住宅ローン契約とともに保険契約も行う
カテゴリ
最近の投稿
- 【沖縄の注文住宅】組み合わせで違う☆建具や造作材の色選び2021.12.26
- 【沖縄の注文住宅】子どもが喜ぶ家☆参考になる3つのアイデア2021.12.25
- 【沖縄の注文住宅】内装と調和したおしゃれな家具選びのポイント2021.12.19