COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2019.08.29
沖縄の住宅ローン徹底比較☆ベストを導く5つの選択
沖縄で住宅ローン商品を選ぶ時、まずは金利を見て選びますよね。その昔は沖縄銀行、琉球銀行、沖縄海邦銀行などの地銀をまわって検討しましたが、ネットが出回る現在では、より多くの選択肢があります。
若い世代が沖縄で住宅ローン商品を選ぶ時には、全国的に広がるネット銀行から比較検討に入る方々も多いです。
このようなネット銀行や大手メガバンク、地銀の他にも、ネットで申請できる本州の地銀やJAまで、選択肢は多岐にわたり、迷ってしまいがちですよね。
そこで今日は、沖縄で住宅ローン商品を選ぶ時に役立つよう、それぞれの簡単な特徴やメリットとともに、金利比較をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。
沖縄の住宅ローン徹底比較☆
ベストを導く5つの選択
沖縄の住宅ローンをネット銀行で
「ネット銀行」は名前の通り、ネット上の銀行です。そのために対面での手続きがなく、全てネット上と書類のやりとりで済ませる点が特徴的ではないでしょうか。
ネット銀行ですので、沖縄でも住宅ローンを組むことは可能です。大手銀行もネットの窓口を開いていますが、「ネット銀行」としては下記のような銀行があります。
【 沖縄の住宅ローン:代表的なネット銀行 】
・ソニー銀行
・楽天銀行
・じぶん銀行
・イオン銀行
・住信SBIネット銀行
・カブドットコム証券
ネット銀行の最大の魅力は金利が低いこと…、そして保証会社がないので、保証料も必要ありません。(保証に関しては、フラット35と同じですね。)
またソニー銀行や楽天銀行など一部ですが、繰り上げ返済が無料です。一括返済であっても無料と言う点は魅力的ではないでしょうか。
【 沖縄の住宅ローン:ネット銀行比較 】
① 住信SBIネット銀行
…ネット銀行全般の特徴と同じく、金利の安さが魅力的で、特に変動金利と10年固定金利が最低水準を示しています。
保障面も充実していて全疾病に対応、障害補償も無料で完備のうえ、ネット銀行の特徴のまま、繰り上げ返済手数料は無料、保証料もありません。
《 2019年8月度現在 》
・変動=0.447% ・固定5年=0.59% ・固定35年=0.72%(フラット35S)
② ソニー銀行
ソニー銀行には沖縄の住宅ローンでは定番の「フラット35」は取り扱っていませんが、「フラット35よりお得」と、一部では注目されています。
オリコン顧客満足度ランキングで5年も首位を獲得していることでも分かりますね。その特徴は低金利と手数料の安さです。
《 2019年8月度現在(優遇金利適用) 》
・変動=0.457% 。固定5年=0.7% ・固定35年=1.365%
③ イオン銀行
沖縄の住宅ローンのなかでは人気が高い、イオングループが提供するネット銀行です。沖縄ではライカムに窓口もあります。
借り入れ金額によって適用金額が変わってきますが、イオングループでの買い物が5%オフになる点も、沖縄の人々の間では好評です。
《 2019年8月度現在(優遇金利適用) 》
・変動(新規限定)=0.52% ・固定5年=0.55% ・固定35年0.92%(フラット35S)
イオン銀行も保証料無料、繰り上げ返済は一部のみ無料です。また、「ワイド団信」では、健康面から普通の団信加入が拒否された方々も入ることができます。
※住宅ローン選びに大切な金利については、別記事「沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める」「沖縄で選ぶ住宅ローン☆変動金利のメリット・デメリット」でもお伝えしていますので、コチラも参考にしてください。
また、沖縄の住宅ローン、さまざまな種類やタイプについても「沖縄で借りる住宅ローン☆選べる5つの方法と特徴」でお伝えしています。
フラット35取り扱い数社
沖縄でも「住宅ローンと言えばフラット35」となるほど一般的なフラット35は、国土交通省・財務省が所管する独立行政法人である、住宅金融支援機構が、民間金融機関と連携した住宅ローン商品です。
安定した固定金利で、個人事業主でも比較的審査が通りやすい側面もあります。
【 沖縄の住宅ローン:フラット35 】
① ARUHI(アルヒ)
ARUHI(アルヒ)と言えば、フラット35の国内シェアが9年続いて1位と言う事で有名です。これはその金利が最安水準であるため…、フラット35ですから、安い金利を35年間も享受できます。
コチラもネット銀行の特徴に倣い、保証人はなし(保証料なし)、後々の繰り上げ返済でも、手数料は掛かりません。
《 2019年8月度現在(優遇金利適用) 》
・変動=0.654% ・固定5年=0.77%(フラット35S) ・固定35年=0.77%(フラット35S)
② 楽天銀行
楽天銀行も有名な主要ネット銀行のひとつで、コチラもフラット35の金利は業界最低水準で、保証料や団体信用保険料などが無料です。
《 2019年8月度現在(優遇金利適用) 》
・変動=0.527% ・固定5年=0.814% ・固定35年=0.92%(フラット35S)
楽天銀行の変動金利型は諸費用まで借り入れが可能な点も便利で、後々固定金利への組み換えもできます。(固定特約付き)
③ みずほ銀行
沖縄でメガバンクの住宅ローンと言えば、みずほ銀行です。みずほ銀行の沖縄住宅ローンでは「返済額増減サービス」が注目されています。
これは契約後も生活の変化とともに変わる家計の収支を考慮し、月々の返済額を調整できるサービスです。
《 2019年8月度現在(優遇金利適用) 》
・変動=0.525% ・固定5年=0.55% ・固定35年=0.92%(フラット35S)
一部ですが繰り上げ返済の手数料が無料になることもあります。
※フラット35については「沖縄でも人気「フラット35」☆選ぶ前に知る5つの特徴」でも詳しくお伝えしていますので、ぜひ、コチラも参考にしてください。
沖縄の住宅ローン商品を地銀で選ぶ
沖縄で住宅ローンを選ぶなら、沖縄銀行や琉球銀行、沖縄海邦銀行と言った、沖縄に本社を持つ地方銀行(地銀)の検討は欠かせません。
地域に密着した金融機関であるために、支払いのタイミングに合わせてくれるなど、臨機応変な側面があります。また、気がるに面と向かって相談ができることも、地銀の魅力ですよね。
金利は大手メガバンクよりも比較的低めの商品が見られ、一方でネット銀行よりは高めに設定されています。
【 沖縄の住宅ローン:地銀 】
① 沖縄銀行
さまざまなパターンに特価した沖縄の住宅ローン商品が充実している点が特徴的です。例えば、「女性専用住宅ローン」や移住に特化した「美ら島移住ローン」などなどがあります。
特に保障に焦点を置いた「ライフサポートキング」は、3大疾病や重度疾病、余命宣告などに対応し、いざと言う時の安全におすすめです。
《 2019年8月度現在(優遇金利適用) 》
・固定5年=0.86%(フラット35S、20年以下)
・固定10年=0.86%(フラット35S、20年以下)
・固定35年=0.92%(フラット35S)
② 琉球銀行
一方の琉球銀行ではローンセンターが数多くあり、土日まで相談窓口が開いている支店も多く、相談しやすいです。
さまざまな沖縄の住宅ローン商品を揃えていて、特に預金が増えると利息が戻る「預金連動型ローン」、最長50年間の期間を設けている商品もある点が、特徴的ではないでしょうか。
《 2019年8月現在(優遇金利適用) 》
・固定3年~35年=預金連動型で0.5%
③ 沖縄海邦銀行
沖縄海邦銀行の住宅ローンでは、変動金利型に5年の月々返済額固定が付いています。変動・固定金利を選ぶことができる金利選択型の他、無担保住宅ローンも特徴的です。
保障が行き届いたタイプでは三大疾病付き団信、8大疾病保障付き債務返済支援保険、住宅ローン団信も揃っています。
《 2019年8月現在(優遇金利適用) 》
・固定5年、10年=0.86%(フラット35S、20年以下)
・固定35年=0.92%(フラット35S)
沖縄海邦銀行ではネット審査が行われるようになりました。
鹿児島銀行・JA住宅ローン
以上が沖縄で検討される主な住宅ローンを扱う金融機関です。
ただ他にもJAでも住宅ローン商品が扱われている他、インターネット審査ができるために、申請が可能な本州にある地銀「鹿児島銀行」や「新生銀行」などの選択肢もあります。
また地銀で言えば、中部ではコザ信用金庫も、沖縄の住宅ローン商品を扱う金融機関です。
【 沖縄の住宅ローン:その他銀行・JA 】
① 鹿児島銀行
コチラは地銀ですが本州地方の地銀である鹿児島銀行です。沖縄では住宅ローンをインターネットを通して相談、申請ができるため、検討をする方々もおり、奄美や屋久島などにも支店があります。
がんや全疾病保障などがあり、保証が期待できて便利です。
《 2019年8月現在(優遇金利適用) 》
・変動=0.95% ・固定5年=0.86%(フラット35S、20以下) ・固定35年=0.92%
② JA住宅ローン
JAでは一般的な沖縄の住宅ローンの他、新築やマンション、増改築に役立つ100%応援型、借換応援型、リフォームローンがあります。
【 沖縄の住宅ローン:金利タイプ 】
☆ 固定変動選択型と変動金利型があり、固定変動金利型は契約時に3年・5年・10年の固定金利期間を選ぶことができます。この時、金利は契約当初のプライムレートが基準です。
・ 固定金利期間が終わっても、再度固定金利を選択することができます。(申し出がなければ、自動的に変動金利型へ移行しますので、注意をしてください。)
変動金利タイプでは、年に2回の金利見直しが入ります。
…このように沖縄の住宅ローン商品を比較検討する場面では、単純に金利だけでは判断できません。
保障の厚さや保証料、後々の繰り上げ返済時の手数料などなど、沖縄の住宅ローンに関わる経費を全て総額して「自分達の家計に見合った商品かどうか。」を判断するのがポイントです。
こうして比較検討をしてみると、確かにネット銀行は金利も低く手数料も掛からない金融機関が多いのですが、直接会って相談できません。一方地銀では、それぞれのニーズをヒアリングして、細やかな対応が期待できます。
このような「見えないメリット」まで鑑みて、住宅会社など関わる不動産のプロの方々と相談は大切です。住宅会社などではお得になる「提携ローン」を扱っているケースも少なくありません。
住宅会社などの業者と相談をしながら、沖縄の住宅ローン商品を複数ピックアップし、それぞれ仮審査を進めながら、最終的に絞って行くことをおすすめします。
まとめ
沖縄の住宅ローン商品、徹底比較
・住信SBIネット銀行、固定35年=0.77%(フラット35S)
・ソニー銀行、固定35年=1.365%
・イオン銀行、固定35年0.92%(フラット35S)
・ARUHI(アルヒ)、固定35年=0.77%(フラット35S)
・楽天銀行、固定35年=0.92%(フラット35S)
・みずほ銀行、固定35年=0.92%(フラット35S)
・沖縄銀行、固定35年=0.92%(フラット35S)
・琉球銀行、固定35年=0.5%
・沖縄海邦銀行、固定35年=0.92%(フラット35S)
・鹿児島銀行、固定35年=0.92%
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