COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.01.06注文住宅
沖縄で土地探し☆予算オーバーや競売物件、5つの疑問
沖縄での土地探しは、後々まで暮らすことを考えて満足できる沖縄の土地に出会うことはもちろん、見つかってからも予算と見合っていなかったり…、スムーズに進まないことも多いですよね。
例えば、沖縄でも競売の土地は安くて魅力がある一方、競売に掛かっているだけに不安もあります。
他にも、沖縄で特に多い土地に纏わる相談には、知り合い所有の沖縄の土地を購入する場合も、「仲介業者を通さなくても良いかどうか…」などの声も多いです。
そこで今日は、マイホームのために沖縄で土地探しで生じやすい、3つの疑問とその答えをお伝えします。どうぞ参考にしてください。
沖縄で土地探し☆
予算オーバーや競売物件、5つの疑問
競売の土地は安いけれど…、大丈夫?
沖縄でも競売の土地に興味を示す方は多いです。通常の土地よりも条件が良い割に各段に安いことが、その一番の理由ですが、「そもそもなぜ、競売に掛かったのか…」と考えると、不安ですよね。
【 沖縄で土地探し☆競売の土地 】
① そもそも「競売に掛かる土地」とは
… いわゆる「差し押さえ」の土地のケースと、相続税を「土地」で現物納付した場合に競売に罹ります。
差し押さえの場合には、公共料金や税金の未払いの可能性が高く、自治体や財務局などによるもので、競売に掛けるのは裁判所です。
② 沖縄で競売の土地を購入する注意点
… このようにさまざまな理由で競売に掛かっているために、その土地の登記簿をチェックしてから決めてください。
さらに検討している土地には、必ず昼と夜、時間帯を変えて見学に訪れることをおすすめします。
…と言うのも、競売に掛かった土地のなかには、前の所有者が立ち退かずに住んでいたケースも多いです。あるいはその賃借人が反社会的な組織の関係者だったりすることもあります。
これは最も運の良くないパターンではありますが、問題を避けるためにも、①登記簿をチェックする、②現地へ時間帯を変えて、何回か足を運ぶ、…ことは行うと安心です。
【 沖縄の土地探し☆競売の土地の魅力 】
★ けれども、土地の由来さえクリアできれば、価格は各段に安く魅力的です。通常の半額~半額以下で手に入る可能性は高いので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
・ ただし競売物件では「現金一括」の売買が基本ですので、購入時には先に資金調達計画を立てなくてはなりません。
沖縄で土地の値引き交渉は可能?
沖縄で多くの土地探しをしていると、どうしても予算オーバーでも気になる土地が出てきてしまいますよね。
そんな時に良く聞く相談が、「値引き交渉はできるかどうか…」ですが、一般的には値引き交渉が成立する可能性はあります。…けれども、必ずどの土地も値引き交渉が効くかと言えば…、そうではありません。
【 沖縄の土地探し☆値引き交渉 】
★ これはタイミングでしかありませんが、所有者が売り急いでいない土地であれば、やはり値引き交渉は成立しにくいですし、反対になかなか売れずに値下げしたばかりの土地もあります。
→ 値引きが成立する相場としては、土地価格の5%くらいを目安に交渉してみてください。
この他にも土地自体の値引きはできないものの、「電柱を置く代わりに〇十万円の商品券」など、他の方法で成立したケースもありました。
ただし、沖縄の土地で値引き交渉をしたいのであれば、電話でいきなり値引き交渉する方法はあまり成功しません。
初対面での値引き交渉でもなかなか難しいところがありますが、様子を見ながら何度か現地を見たり足を運ぶなどして、熱意と共に交渉してみてはいかがでしょうか。
不動産を通さない土地購入は大丈夫?
沖縄では「土地探しをしている」と言えば、知人や友人から「住むのに良い土地があるよ~」と、所有の土地を勧められることがありますよね。
そんな時、お互いに知人・友人であれば不動産業者を通さずに購入をした方が、確かに業者へ支払う料金が発生しないため、割安になります。
ただ一方で、売買契約において「第三者」の立ち合いがなくなるため、不安を抱く方は多いです。
【 沖縄の土地探し☆不動産業者を介するかどうか 】
★ 結論としては、不動産業者を通した方が、後々余計なトラブルに巻き込まれる確率が低いです。気心の知れた知人・友人だからこそ、専門的な仲介不動産業者を介した土地売買をおすすめします。
→ 一番の問題は、契約書作成です。売り手と買い手がお互いに満足できる不備のない契約書を作成するには、不動産業者が持つ「宅地建物取引」の知識は欠かせません。
沖縄の土地売買は口約束はもちろんできませんよね。キチンとした契約書を作成して、お互いが納得できる書面の元、契約を交わします。
せっかく沖縄で土地の売り買いができるほどの仲なのですから、後々険悪になって大切な人間関係を無碍にしないためにも、手数料を支払っても、不動産業者を通す方法をおすすめします。
共働き夫婦の名義問題
最近では沖縄の土地購入の際、「名義を分けたい」と言う声が増えました。確かに名義を複数に分けることで、メリットもあります。
【 沖縄の土地探し☆名義を分ける 】
★ 例えば夫婦共働き家庭なら、二人とも所得がありますので、沖縄の土地を購入した場合、名義を分けることで所得税の住宅ローン控除を、二人ともが受けられる点がメリットです。
→ 沖縄の土地購入で名義を分けるなら、その割合を定めなければなりません。例えば、ひとつの土地に対して、夫6:妻4などの「割合」です。
沖縄の土地購入で名義分けを検討しているなら、税理士などへ相談してみてはいかがでしょうか。
「引き渡し日なのに!」と言うトラブル
全国的にもあるように、沖縄でも土地購入契約を交わしたにも関わらず、「引き渡し日になっても引き渡しが行われない…」なんて言うトラブルも、しばしばあります。
【 沖縄の土地探し☆引き渡しされない! 】
★ このようなことがないよう、予め売買契約書に違約金を示しておくと有効です。多い内容では「1日延滞に付き〇〇円」と言うもので、一日単位で違約金を提示しています。
→ そして、土地売買は基本的に引き渡しと代金支払いを同時にお互いに進めることで成り立ちます。そのため、「引き渡しが行われない」事態があれば、土地代金を支払う必要もありません。
いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で土地探しをしている過程で出てくることが比較的多い、5つの疑問への答えをお伝えしました。
特に半額以下の価格帯で満足できる条件の土地が購入できる可能性も多い、競売の土地は魅力が大きいため、質問も多いです。
多くの人々が競売物件に二の足を踏むのは、「いわく付きの土地かどうか」と言うところですので、興味があれば登記簿や現地見学、周辺の人々への聞き込みで、その土地の「歴史」を辿ってみてはいかがでしょうか。
この他、「電柱の位置」に関する相談も多いです。こちらも移動できないことはありませんが、自分の土地内であれば近隣の土地に移動することは難しいです。(ただし事情によってさまざまな事例があります。)
細かな事柄でも、ひとつひとつの疑問や希望をクリアにして、どうぞ納得できる沖縄の土地購入を実現してください。
まとめ
沖縄の土地購入での疑問
・競売物件は登記簿と現地をチェックする
・値引き交渉は上限5%ほどなら成立もあり得る
・知人友人同士の売買でも業者は通した方が良い
・共働きなら名義分けでお互いに控除が受けられる
・引き渡しトラブルを避けるため違約金を設ける
・引き渡しトラブルがあれば支払いの義務もない
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