COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2021.02.25注文住宅
沖縄で分割融資を利用した注文住宅☆金利の選び方と諸経費
沖縄では分割融資を利用して、注文住宅を建てる事例が増えていますよね。
沖縄では分割融資を利用することで、住宅ローンの金利のまま、土地購入やマイホーム建築着手、中間金まで、その都度都度のタイミングで支払わなければならない、家の完成前にまとまった資金が調達できる点が人気です。
このように、建売住宅や分譲マンションと比べても支払い方法が複雑で、さまざまなタイミングで多額の資金を必要とする注文住宅において、沖縄の分割融資では、まとまったお金を分割して融資してもらえます。
しかし、金利や諸経費が通常の住宅ローンと異なるため、注意しなければなりません。
今回は、注文住宅で自由ばマイホームを建てたい沖縄の人々に人気の分割融資について、特に金利の選び方や諸経費を中心にお伝えします。
一生に一度の購入も多いせっかくのマイホーム建築、注文住宅によってより自由に建てたい方々など、どうぞ参考にしてください。
沖縄で分割融資を利用した注文住宅☆
金利の選び方と諸経費
沖縄で分割融資☆金利
沖縄で利用者の多い分割融資は、その名の通り分割して融資してもらえる住宅ローンのことです。
必要なときにまとまったお金を受け取ることができるので便利なため、沖縄で人気が高い分割融資なのですが、融資を受けたタイミングや金額に応じて、金利の設定に注意しなければなりません。
【 沖縄で分割融資を利用☆金利の注意点 】
☆ 沖縄で分割融資を利用する方がに多いのが、注文住宅の建築ですが、注文住宅を建てる際には、具体的に4つのステップで資金の支払いが生じます。
→ その都度、沖縄では分割融資を受けるので、4回の資金の金利に注意を払わなければなりません。
では、どのようなタイミングで支払いの必要が生じるのでしょうか。ここでは一般的な注文住宅を建てるまでの流れと、支払いの順番をお伝えします。
【 沖縄で分割融資を利用☆支払いのタイミング① 】
① 一回目は土地の購入時です。
→ 現在所有している土地に家を建てるケースもありますよね。このような場合には必要ありませんが、一般的には注文住宅を建てるための土地を購入しますので、このタイミングでの支払いです。
ちなみに、土地の購入も住宅と同様にローンを組むことができます。ただ、はじめに手付金として土地購入費の10%程度を支払わなければならないので、やはり沖縄では分割融資の方が賢い借り方として人気です。
【 沖縄で分割融資を利用☆支払いのタイミング②③ 】
② 二回目は住宅の着工時に支払います。
→ 注文住宅を建て始める最初の段階で、「着手金」として建築会社へ建築費の一部を支払わなければいけません。手付金のような役割です。
③ 三回目は棟上げの前後です。
→ 注文住宅では、建築中にも何回かのタイミングで支払いが生じることを意識した資金計画を立ててください。
※ 建築の途中でも「中間金」として、いくらか用意する必要があるからです。
建売住宅では最初から計画的に資材などを準備して、完成してから購入するため一括の支払いで充分ですよね。(なかには建築過程で契約をして、オプションを加えるなどの流れがありますが、基本的な建築計画は最初から画一しています。)
けれども、一戸一戸オリジナルの家を建てる注文住宅の場合、建築会社は建築に関わる資材代や人件費を捻出しなければなりません。そのため、住宅の完成前にある程度の資金が必要です。
【 沖縄で分割融資を利用☆支払いのタイミング④ 】
④ 最後の四回目は、住宅が完成した時です。このタイミングで借りる金額の残高全てが融資されることになります。
金利が低ければ固定、高ければ変動に
このように複数回に分けて融資されるため、融資された金額の金利をその都度確認するようにしてください。
また、沖縄の分割融資は住宅ローンであることに変わりはありません。そのため、金融機関によって金利の設定方法はさまざまです。
【 沖縄で分割融資を利用☆金利の設定① 】
☆ 沖縄で分割融資を利用した住宅ローンでは、下記のような設定パターンがあります。
・ 常に一定の金利を設定するパターン
・ 土地購入時の金利に固定して、その後も同じ金利を適用するパターン
・ 融資の度に金利を設定し直すことができるパターン
…などなどがあります。
ただ、これらのさまざまな設定パターンのどの方法が一番良いかと言えば、その時々の状況・条件によって違うため、一概には言えません。
【 沖縄で分割融資☆金利の設定② 】
☆ どの金利の設定パターンも、それぞれにメリットもあればデメリットもありますので、その時々の状況を見極めて判断をしてください。例えば…、
① 金利を固定してしまう場合
→ 最初から金利を固定するパターンのデメリットは、土地購入時の金利が高い時に顕著です。
※ 固定してしまっていますので、その後金利が下降したとしても、住宅の完成までずっと高い金利で融資を受けることになります。
② 金利を変動させる場合
→ 反対に、その時々の金利に沿った設定パターンであれば、土地購入時の金利が安くても、住宅の購入時には金利が高くなっている可能性がデメリットです。
※ このような事情を鑑みると、金利が低ければ固定制に、高ければ変動制にする方法だとリスクも少ないと言えます。
初めて家を購入する、住宅ローンを利用する方々も多いので、金利が多少上下しても仕方がない、との声も多いのですが、そもそも借り入れ金額が通常よりも大きいです。
そのため金利は0.1%の違いでも、後に返済しなければならない金額に大きな差が生まれると考えて、慎重に設定しなければなりません。
ただし、沖縄の分割融資を受けることができる住宅ローンの種類によっては、金融機関によって、金利を自由に決めることができない場合もあります。資金計画を立てるのであれば、事前に確認しておくと安心です。
☆ 分割融資の金利ではありませんが、変動金利・固定金利に関しては、別記事「沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める」などでもお伝えしています。
注意すべきなのは諸経費
また、沖縄で分割融資を受ける際には、金利以外にも特に「諸経費」に関しては、最初から意識して資金計画を立ててください。
この「諸経費」とは、沖縄で分割融資を利用する際、手続きの過程で必要になる、印紙税や登記費用、契約手数料です。
【 沖縄で分割融資☆諸経費の注意点 】
☆ これら諸経費は、沖縄で分割融資を利用する度に掛かってしまう場合が多いです。通常の住宅ローンは一回ですから、諸経費も一回で済みます。
→ けれども沖縄で分割融資を受ける場合には、その都度手続きのうえで諸経費が出てきますので、分割回数を増やすほど諸経費は増していきます。
また、土地購入時に設定される抵当権の登録免許税は、住宅購入時に受けられる得優遇税率が適用されないため、通常より高くなってしまいますので、この点も注意をしてください。
さらに、適切な手続きのために司法書士を通すと、報酬のためにも費用がかかってしまうので、この点も意識して進めてください。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で分割融資を受ける時に役立つ、より賢い金利の選び方や諸経費の注意点などをお伝えしました。
沖縄で分割融資を選ぶことができる住宅ローンは、つなぎ融資などとは違い、割安な住宅ローンの金利で借りることができる上に、必要なタイミングに合わせて分割で借り入れることができるやめ、非常に便利は制度です。
ただ、最初から固定するのか、その時々で変動するのか…、などの金利の設定を賢く決める必要がある他、複数回必要になる諸経費を計算して把握したうえでの資金計画を立てておかなければ、結局損をしてしまうかもしれません。
ですから、疑問点や手続きを進めるうえで「?」と思った事柄についても曖昧で済ませることなく、事前に十分調べた上で賢く利用をしてください。
☆ 住宅購入や住宅ローンでの諸経費については、別記事「マイホーム資金計画☆計算方法とチェック項目一覧」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
分割融資を受ける時の金利や諸経費に関する基礎知識
・分割融資は分割で受け取る金額の金利に注意
・はじめの金利が低ければ固定制に高ければ変動制にすると良い
・登記費用や印紙税、手数料がその都度かかるので注意する
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