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COLUMN琉球アーバンホーム コラム

2021.03.16注文住宅

30代から沖縄で家を建てる資金計画☆賃貸と持ち家のリスク

30代から沖縄で家を建てる資金計画☆賃貸と持ち家のリスク
沖縄で家を建てる資金計画では、30代から検討する人々が多いですよね。全国的にも住宅販売は30代がメインターゲットですが、これには人生の転機となる結婚第一子誕生のイベントが最も多い層であることが大きいのではないでしょうか。
 
また、30代は沖縄で家を建てる資金計画を進めることで、ライフプランニングによって自分達の現状を冷静にチェックできるメリットもあります。
 
40代・50代が沖縄で家を建てる資金計画を進めるとして、今までの暮らしぶりに反省点が多かったとしても、そこまで大きな修正はできません。けれども30代であれば、まだライフプランニングの前半なので、充分に方向修正が可能です。
 
特に30代が沖縄で家を建てる資金計画では、持ち家と賃貸、それぞれの人生をシュミレーションして、そのリスクを比較検討することで、自分達の人生の方針や優先順位を早い段階から決めることができます。
 
今回は、30代が沖縄で家を建てる資金計画において、そのリスクや注意点をお伝えします。
 

 

30代から沖縄で家を建てる資金計画☆
賃貸と持ち家のリスク

 

持ち家か賃貸かの選択

持ち家か賃貸かの選択
沖縄の30代が家を建てる資金計画を進めるとなると、多くは賃貸住宅から持ち家へ移り住むケースが多いです。
 
ただ、ひと昔前までは理想の家族像としてマイホーム信仰があったものの、周囲の目や世間体を気にしない、自由な世代となりつつある30代では、「理想の家族像」に踊らされ、沖縄で家を建てる資金計画を進めている訳ではありません。
 
今の時代、マイホームがあろうがなかろうが、学歴や職歴に影響があることはほとんどなく、むしろ子ども達世代にもなると、どこの家に住んでいるかなど、興味もない人々が多くなる傾向にあります。
 
ですから、ここで冷静になって賃貸住宅で一生を暮らす場合と、住宅ローンを組んでマイホームを購入する場合、それぞれのリスクを比較検討して、より自分達の価値観に見合った暮らし方を選ぶことをおすすめします。
 

【 30代が沖縄で家を建てる資金計画①賃貸の場合 】
 
① 賃貸の場合
 
→ 賃貸の場合には借金のリスクはなくなりますが、定年後も家賃を払い続けなければなりません。定年後には働き続けるにしても、世帯収入は減る傾向にありますから、定年後の経済的リスクが大きいです。
 
※ 今では気軽に新しい家に移り住むことができるとして、賃貸暮らしを好む人々も多いですが、このような「一生賃貸」を選ぶ目安として、「老後の貯蓄」が充分であるかどうかを挙げることができます。

 

…ですから、現役時代に住宅ローンでお金を支払う代わりに、一生賃貸住宅暮らしでも充分に対応できるだけの老後貯金を蓄えておくと安心です。
 
ちなみに一時期社会的に問題となった「老後資金2,000万円」問題は、持ち家があっての計算とされていますから、プラスαの家賃コストが掛かる計算になります。
 
…では、持ち家のリスクはどのようなものがあるのでしょうか。
 

【 30代が沖縄で家を建てる資金計画②持ち家の場合 】
 
② 持ち家の場合
 
→ 持ち家は現役時代に住宅ローンと言う借金をするリスクがありますが、住宅ローンを完済してしまうと自分の家になりますから、維持費のみで暮らすことができます。
 
※ 賃貸住宅暮らしとは違い、現役時代に住宅ローンを支払うことになりますから、その分老後の貯蓄がままならないこともあるかもしれません。けれども、今後は年金も不安定だと言われていますので、住宅ローンを払いながらも老後の最低限の貯蓄が必要です。

 

このように賃貸住宅と持ち家暮らし、それぞれのメリット・デメリットを比較してみると、賃貸住宅暮らしのデメリットは老後時代に、持ち家暮らしのデメリットは現役時代に集約していることが分かります。
 
「一生のなかで稼ぐお金」で考えた時、賃貸住宅暮らしでは老後の後半に多くそのお金を利用する一方、持ち家暮らしでは現役世代の前半に多くそのお金を利用している、…とも考えられるのではないでしょうか。
 

 

30代の住宅ローンは借り過ぎに注意

30代の住宅ローンは借り過ぎに注意
20代から沖縄で家を建てる資金計画では、どうしても個人の収入面が追い付かないために、充分な融資を受けることができない傾向にあります。
 
一方で50代にもなると、住宅ローンの完済年齢まで考慮しなくてはならないため、返済期間が短くなり、やはり希望額の融資が難しいケースも多いです。
 
けれども最も働き盛りとなる30代は、沖縄で家を建てる資金計画を進めた場合、収入面も安定して、年齢的にも充分に余裕がありますよね。生涯のなかでも最も多くの融資を受けることができる年代でもあります。
 
融資をする民間金融機関では、個人の「借り入れ限度額」を設定していますが、必ずしもこれがその個人にとって「安全な限度額」であるとは限りません。
 
民間金融機関は貸した金利を利益としていますので、もちろん少しでも多くのお金を貸したいことは、念頭において計画を進めてください。
 

【 30代が沖縄で家を建てる資金計画☆借り過ぎ注意 】
 
★ 一方で、30代は沖縄で家を建てる資金計画だけでも進める価値がある年代です。ライフプランニングによって現状と未来を冷静に判断できます。例えば…、
 
・ 現状の家計の先にある、将来的な問題が可視化される(ライフプランニング)
・ 30代はまだ人生の前半に当たるため、今からでも修正が可能
・ 今回、頭金などの問題で理想に満たなかったとしても充分に計画を立て直すことができる。

 

…などなどの理由がありますので、実際に家を建てる建てないは別としても、沖縄の30代が家を建てる資金計画を、取り合えず進めると言うのは、充分に後々の暮らしに影響してくるのではないでしょうか。
 

 

30代の盲点、超高齢化社会

30代の盲点、超高齢化社会
30代の沖縄の人々が家を建てる資金計画を進めるのであれば、盲点となりやすいポイントは心に留めておいてください。それは超高齢化社会による社会保険料の負担です。
 
高齢化社会によって今後は年金受給も不安定であることは、度々問題視されてきましたが、今の日本の30代は、この超高齢化社会の影響をまともに受ける世代となります。
 

【 30代が沖縄で家を建てる資金計画☆社会保険料の上昇 】
 
★ 日本の超高齢化社会問題は、現状では3つのステップでのしかかってくると言われています。
 
① 2025年問題 → 現在最も人口の多い団塊世代の75歳突入(後期高齢者)
② 2035年問題 → 団塊世代の子ども「団塊Jr」の65歳突入(年金生活が始まる)
③ 2045年問題 → 団塊Jrの75歳突入(後期高齢者)
 
→ 一例として、2020年の35歳が沖縄で家を建てる資金計画を立てるのであれば、40歳で団塊世代が後期高齢者、50歳で団塊Jr世代の年金開始、60歳で団塊Jrの後期高齢者突入です。

 

2025年問題ですでに日本国民全体の20%が高齢者になると言われていますから、単純計算でも5人に会えば1人は高齢者になることになります。
 
高齢者が増える分、現役世代は年金などの負担を負いますから、その分社会保険料も高くなると考えてください。
 

 

暮らしの変化によるリスクも見据える

暮らしの変化によるリスクも見据える
また、30代前半の人々が沖縄で家を建てる資金計画を進める場合においてなのですが、まだ社会的に「失敗」を経験していない場合、さまざまなリスクを意識しないまま、ギリギリの予算まで融資を受けてしまう可能性も否めません。
 
前項でもお伝えしたように、民間金融機関は限度額は設定しているものの、できるだけ多く借りてもらいたいのは当然です。
 
ですから借り手が冷静になって、限度額を設定したいところですが、特に一般的な平均よりも収入が多い世帯では、融資可能額ギリギリまでの資金計画を立ててしまう傾向にあります。
 

【 30代が沖縄で家を建てる資金計画☆経験値不足によるリスク 】
 
★ 40代以降の世代になると、その時々の経済情勢などによってボーナスなしの年を経験していたり、時には給料が下がったなど、思いもかけないリスクを経験している方が多いです。
 
→ けれども30代も前半の時代には、まだこれらの経験をしていないために、意識をせずに限度額いっぱいに借り入れをしてしまうケースがあります。
 
※ 特に注意をしたいポイントは、夫婦共働きでバリバリに働く世帯や、夫婦共働きで一方に極端な収入の比重が掛かっている場合です。

 

夫婦共働きでお互いにバリバリ働いている世帯では1,000万円の世帯年収を超える家庭も多いのですが、今後子どもが産まれた後の子育てや家事負担も考えなければなりません。子どもを育てると言うことは、さまざまな例外が起こり得ますから、片方の収入が途絶える可能性もあります。
 
一方で夫婦の片方の収入比重があまりにも大きい場合には、その世帯収入を担う夫・若しくは妻が病気などで働くことが難しくなった時の対応も念頭においた資金計画が不可欠です。
 
30代の沖縄で家を建てる資金計画では、片方の収入が途絶えたとしても返済を続けることができるプランニングを心掛け、不安があれば、病気などで働くことが難しくなった時に対応してくれる保険などへの加入も良いかもしれません。

 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で30代が家を建てる資金計画において、30代に多い失敗や体験談を踏まえ、30代だからこそのリスクやポイントをいくつかお伝えしました。
 
30代が沖縄で家を建てる資金計画を立てることは、本文中でもお伝えしたように、実際にマイホームを購入するしないに関わらず、今後のライフプランニングにおいてメリットが数多くあります。
 
特に30代が沖縄で家を建てる資金計画を通して、将来的に自由を取るのか、もしくは老後の安定を願って持ち家と決めるのか…、大きな選択に気付くきっかけにもなり得るため、決して無駄ではありません。
 
一度現実的にマイホームを見学したり、物件情報をチェックしながら、30代のうちに沖縄で家を建てる資金計画を進めてみてはいかがでしょうか。
 
★ マイホーム計画全般に関しては、別記事「マイホーム資金計画☆計算方法とチェック項目一覧」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。

 

まとめ

30代からのマイホーム計画

・持ち家は現役時代にリスクを負う
・賃貸暮らしは老後にリスクを持ち越す
・賃貸であれば老後の貯蓄が有効
・働き盛りの30代は余裕のある借り入れが安心
・経験が少ない分、暮らしの変化によるリスクを意識する
・超高齢化社会による社会保険料の高騰にも注意する

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