COLUMN琉球アーバンホーム コラム
2020.05.10
沖縄で住宅ローン商品選び☆ポイントとなる6つの数字
沖縄で住宅ローンを選ぶ時には、利息の損得もさることながら、「月々の返済額にムリはないか」が大切ですよね。
沖縄でも住宅ローン商品比較では、ついつい利息ばかりを気にしてしまいます。けれども、目先の損得ばかりに意識が向いて、返済を続けることができないのなら、それは本末転倒です。
そこで今日は、「自分たちに適した」沖縄の住宅ローン商品選びのポイントとなる、「6つの数字」をお伝えします。
沖縄で住宅ローン商品選び☆
ポイントとなる6つの数字
「ローンシュミレーター」で比較検討をする
複数の金融機関、沖縄で契約できる住宅ローン商品の比較検討をする時には、基本的にはそれぞれの銀行のHPにある(沖縄銀行など)「住宅ローンシュミレーター」を使います。
沖縄の金融機関では住宅ローン以外の融資も数多くありますので、「ローンシュミレーター」としている期間も多いです。
【 沖縄の住宅ローンシュミレーター 】
※ 名前部分をクリックしてください。シュミレーターページに飛びます。
① 沖縄銀行
・ 住宅ローンお借り入れ可能シュミレーター
② 海邦銀行
・ ローンシュミレーション
③ 琉球銀行
・ ローン・シュミレーション
④ JAバンク
・ 住宅ローン返済シュミレーション
⑤ イオン銀行
・ 住宅ローンシュミレーション
⑥ 楽天銀行
・ 住宅ローンシュミレーション
…この他、現在ではネット受付・審査も行うようになったため、鹿児島銀行などの他エリアの地銀など、選択肢は広がっています。
みずほ銀行などのメガバンクも沖縄から契約は可能です。(みずほ銀行の場合には、沖縄那覇市、国際通りに支店がありますね。)
シュミレーション前に「決める」2つの数字
沖縄で住宅ローンを検討する時、意識しておきたい事柄は、「自分がコントロールできる数字」と、「コントロールできない数字」です。
シュミレーションを行う前に決める数字は、「自分がコントロールできる数字」となります。
【 沖縄の住宅ローン☆自分で決める2つの数字 】
① 借り入れ金額 … 検討している物件の価格から頭金(自己資金)を差し引いた金額です。
※ 頭金は手持ち金いっぱいで考えるのではなく、引っ越し代金や諸費用、当面の生活費まで確保しながら検討するようにしてください。
② 返済期間 … 契約時の年齢と、現在勤めている会社の定年年齢を鑑みて、返済期間を割り出していきます。
※ 理想は定年退職時に完済している状態ですが、40代以降はまず難しいため、繰り上げ返済や2本立てローンなどで対策をする家が多いです。
この2点は、「自分でコントロールできる数字」であり、一度「決めたら定着する数字」となります。ここでムリのない返済計画を「コントロール」してください。
そして、比較検討時にこの数字を変えることはしません。
★ 自分でコントロールできる「借入金額」と「返済期間」を決めるポイントについて、別記事「沖縄の住宅ローン☆借入金額と返済期間の決め方」でお伝えしていますので、ご参照ください。
金融機関が決める数字
一方、「金利」は金融機関が決める数字ですが、ひとつの金融機関でも変動金利型や固定金利型など、それぞれの沖縄の住宅ローン商品によって、金利は違います。
(変動金利型の沖縄の住宅ローンを選んだ場合、契約後の金利変動も、自分がコントロールできる数字ではありません。)
【 沖縄の住宅ローン☆金融機関が決める数字 】
★ そのため、金利(〇%)は「自分でコントロールできない数字」、「定着できない(変動する)数字」と捉えてください。ただし、「選ぶ」ことはできます。
→ 選び方は、「金融機関」×「金利の種類(※)」です。
前項でお伝えした、コントロールできる「借入金額」「返済期間」を決め、定着定した数字に、選択肢にあるローン商品の金利をイロイロと当てはめて、比較検討をしながら絞ることをおすすめします。
(※)金利の種類は「全期間固定金利」(フラット35など)、「固定金利選択」、「変動金利」の3種類です。
★ 詳しくは別記事「沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める」などをチェックしてください。
シュミレーターを通して出る3つの数字
(項目2)の「自分でコントロールできる2つの数字」を入れて、「金融機関×金利の種類」の組み合わせで選んだ商品(金利)を入力していくと、下記の3つの数字が確認できます。
【 沖縄の住宅ローン☆シュミレーターで分かる3つの数字 】
① 月々の返済額 → 私たちが支払う月々の返済額は「元本+利息」です。
② (会社で定年年齢を確認した後)年齢を辿ると、定年後の住宅ローン残高が確認できます。
③ それぞれの「金融機関×金利の種類」で借り入れた場合の、完済時の総支払額が比較検討できます。
多くの人々が③の総支払額の比較検討から、沖縄の住宅ローンを選びがちですが、大切な数字は、残りの①月々の返済額と、②定年後に残るローン残高です。
「定年後も働き続ければ大丈夫!」と言う方もいますが、働き続けたとしても、現役時代の60%~70%の収入になるとのデータも出ていますので、定年後のローン残高は意識してチェックをしてください。
沖縄の住宅ローン選びで理解しておきたい、「3つの数字」の見方をもう少し詳しく解説している記事があります。
★ 「沖縄の住宅ローン☆シュミレーターで見える3つの数字」
シュミレーターを通して「何を見るか」
前項で簡単にお伝えしたように、自分たちに適した沖縄の住宅ローン選びで重視したい数字は、①月々の返済額と、②定年後に残るローン残高となります。
この数字で何を見るかと言えば、「返済し続けることができるのか」です。
【 沖縄の住宅ローン☆シュミレーターの判断方法 】
① 返済可能な数字かどうか …
「月々の返済額」と「定年後に残るローン残高」をチェックした時、毎月返済を続けることが、現実的な数字かどうかをチェックします。
② 諸費用 …
金融機関によって借り入れ時の諸費用は多少変化します。手持ちの資金がない場合には、さらに「諸費用ローン」などを組むケースもありますので、具体的な数字を確認することが大切です。
③ 完済時の総支払い額 …
比較検討をする数字のひとつになりますが、まずは「返済し続けることができるかどうか」です。余裕がある家庭であれば、完済時の総支払い額で比較検討をしてください。
この「返済し続けることができるかどうか」のポイントは、「続ける」です。例えば、新婚夫婦がそれぞれに負担をする「ペアローン」で、沖縄の住宅ローンを組んだとします。
借り入れ可能金額いっぱいいっぱいで借りた後に、妊娠や出産で妻が休職や辞職となった時、妻側の収入はゼロになりますよね。定年退職でも同じです。
将来設計と共に、「続ける」ことができるのかを判断してください。
これらのシュミレーターを通して確認できる数字から判断する「見方」も、より詳しく説明した記事があります。どうぞ併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
★ 「沖縄の住宅ローン☆シュミレーターから選ぶ3つのポイント」
住宅ローンの選び方と返済計画☆コチラもチェック!
① 沖縄で住宅ローン商品選び☆ポイントとなる6つの数字
② 沖縄の住宅ローン☆借入金額と返済期間の決め方
③ 沖縄の住宅ローン☆シュミレーターで見える3つの数字
④ 沖縄の住宅ローン選び☆比較する「月々の返済額」①
⑤ 沖縄の住宅ローン選び☆比較する「月々の返済額」②
いかがでしたでしょうか、今日は沖縄の住宅ローンを比較検討する前に決めておきたい「2つの数字」、そしてシュミレーターを使った、有効な比較検討の行い方をお伝えしました。
「2つの数字」は今欲しい物件があれば、ほとんどのケースで定着されます。(そもそもムリがある金額を設定している場合には、再検討の余地はあるかもしれません。)
ですから、「金融機関×金利」のあらゆるパターンをシュミレーターに当てはめながら、選ぶために「重要な」数字に注目すれば、自然と自分たちに最も適した住宅ローン商品選びが可能です。
まとめ
住宅ローン選びで着目する6つの数字
《 自分でコントロールできる 》
・借り入れ金額
・返済期間
《 自分が選ぶ 》
・ 金融機関×金利の種類
《 シュミレーターを通して見える 》
・ 月々の返済額
・ 定年後のローン残高
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